彩の国100マイル試走に行ってきました(大雨の経験)

 雨だと山は危ない、気分がのらない、そう考える人はたくさんいると思います。

 そんな方でも時間が今日しかなく、頑張りたいという人もいるかと思います。

 自分もこの日しかなかったので試走しましたが、見事な大降りにあいました笑

 雨が嫌だ、なんかコツがあるかな?リスクを下げたいなと思う方は自分が経験し考えたことを解説しましたので参考にしていただきたいとおもいます。

それでは始めます。

 彩の国100マイルまで20数日となりました。今日はサウス2周目の試走に行ってきました。
 このレースは5月21日に行われるトレイルランニングのレースで埼玉県越生から奥武蔵エリアを舞台に100マイル走る大会です。
コースがノース→サウス1→サウス2にわかれており、約53キロを3周するというものです。

 2周、約110キロ山道を走って、そのあと走るコースなのてま全然状況が違う状態ですが、コースの把握とだいたい10時間ほどかかるため、長時間行動、補給や装備の確認とやることはかなりあります。

試走といっても一番のトレーニングです。悪天候でもしっかり走りきりたい、そのコツやポイントを下記に記します。


•雨のときは下りは超慎重に。登り平坦は攻めれる

→後半は大雨に。。。萎えました。でも実はタイムは去年よりも良かったんです。滑りやすい箇所等スピードを出せないところもあったんですが、トータルで見ると暑さでペースダウンよりも体のダメージも少ないです。
 下りは怪我しないように慎重に。そして他の安全な路面の場所は雨の冷却機能を利用してプッシュするのも1つの戦略です。

•雨のときはツバ付きのキャップを

 →今日の雨は山の中でも全然関係なく雨粒が当たってくる大雨でした。そうするの目に雨が入ってきます。これがずっと続くとコンタクトがズレたり、視界が霞んで見えたり、リスクがかなり上がります。ツバがあるだけで雨を遮ってくれるため全然違います。これはおススメです。

•雨の酷いときに効果を発揮するインナー

 →ドライミックメッシュインナー(ミレー)
寒い日に汗びえ対策で使用しています。この時期の大雨もかなり寒くなります。
 そうすると低体温症の危険性があるので体の芯は冷やしたくないもの。びしょ濡れのウェアでもこのメッシュインナー部分からは冷えが感じられなかったんです。体幹部分は体の芯なのでここが冷えなければ低体温症のリスクは減ります。暑いときは逆に暑くて邪魔になりますし、ちょっと重いので着るのが億劫になりがちですが、雨が予想されるとき、山に行く時は着て行くことで保険にもなり使えると思いました。

•雨で体が冷えるときは、補給をしっかりとる意識を!

→雨が降ると下りのペースが落ちる、物理的に体が雨で冷やすということから、低体温症のリスクが高まります。
 そこでどうやってリスクを減らすか?と考えるのは補給をしっかりとるということです。エネルギー源を確保するということですね。体内から発生する熱の源はエネルギーです。これを枯渇させてしまうと、低体温症、ハンガーノックのダブルパンチでKOされちゃいます。
 固形物がおすすめで山に行くときは保険でザックの中に潜めていくのが良いです。使わなければ帰りに食べればリカバリーに役立ちます。


今回は大雨の経験ができたのでそんな話ばかりになりました。
 こんな自分でも厳しいコンディションを経験するといろんな引き出しができます。面白いですよね。
是非参考にしてもらい、雨の彩の国100マイルになっても諦めないように頑張りましょう!

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