空白。

こわくてたまらないから抱きしめてほしいなんて思うけれど、
抱きしめてくれるような優しい相手なんて居なかったことに気づいたから、ただ好きな、やさしい音楽を聴く。
片耳は音の聞こえない、使い古したイヤホンで。
死が鮮明に形を持って近づいてくるたびにこわくなる。
しんどいね、つらいね、こわいね。
そりゃ世間には俺なんかよりずっとずぅっとつらい奴はいるだろうけど、
俺にはこのくらいのつらさでも耐えられないような人間なんだからゆるしてほしい。
天気予報は見ない。風の吹くまま生きていきたいね。
エアコンがさむい。ホットミルクでも飲もうかな。
おれ一人が生き抜くには綺麗すぎるんだよな、と夕焼けや朝焼け、綺麗な空を見てよく思う。
一人で海にでも行きたいな。
いや、でもこんな気持ちのままで海に行ったら泡になってきえたくなってしまうだろうからやめておこうかな。
独り言なんてぐちゃぐちゃの辻褄の合わないようなもので充分だろうから、
ただ頭に浮かぶ言葉を綴るだけだよ。
おれは。
片耳から流れ出す心地のいい音。
昼は蝉が五月蝿いくらいに鳴いていたというのに夜になった途端に静かな空間が訪れるのもこわい。
怖がりなくせにひとりが好きな俺と何年も生きているものの、未だに俺のことがよくわからん。
こう、静かな夜にこわくなってしまった時にはおれはホットミルクと落ち着くやさしい音楽と、
まぁ好きな人…言うなれば推しか。の落ち着く声を聴くのをおすすめする。
あとはなんの意味のない言葉を綴ること。
いんたーねっつがあってよかったとよく思う。
こんな膨大なおおきい世界でひとりはこわいや。
いんたーねっと越しだとしても人が生きてるってのを感じれるのがすきです。
結局いつまでもおれは世間の言う大人なんかにはなれないね。
怠惰を謳歌することでしか人生を生きてれていない。
まあこんなくそみたいな人間でもどうにか生きてるんだとだれかが救われてくれたりしたら幸福すぎるか。すくわれる人なんかいるんか?いや、おれがいずれ見返して過去の俺だせぇってかなるため用だからいいんだよ別に。
そうか、たしかに。
廃材置き場に捨てたはずの感情をまた拾いにいった。
アンインストールしたソフトをまた入れ始めてる。馬鹿が。
今日はホットミルクでも飲んで寝るか。
配信者様はありがたいな、こんな夜に寄り添ってくれる。
そう思っているのは俺の独りよがりだが。
おやすみなさい。いい夢みてくれ。
全人類、もういいから全員幸せになってくれ。
なんで人間って不老不死じゃないんだろうな、こわいよな死ぬのってさ。

このクソみてえな記事で何を伝えたいかと言うと、
ホットミルクは美味い。

…ってことかな。

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