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【感想】18/40〜ふたりなら夢も恋も〜【第2話】【寺田部長】

前置き

この記事は、男性ブランコ浦井のりひろさんのファンによる、俳優浦井のりひろさんの出演シーン『のみの』感想・観察記でございます。
他のキャストのファンの方々ごめんなさい。
毎度の事ながら偏愛、偏見に満ち溢れたものとなっております。
ご容赦のほど。

前回の感想

第2回感想(2023.07.18放送)

予想より出演シーンが多くてめっちゃ嬉しかったです。
この放送の前の週に行われた浦井さんの単独トークライブ「浦井の枕もと」で、ドラマについて触れてくださったのですが、その時に、

毎回ほんとに一瞬だけなんですけど。
話によっては(深キョンの後ろのデスクにいる)だけの回とかも。

的なことを言っていたので秒で終わることも覚悟していたのですが、めっちゃたくさん映ってた!嬉しい。


まあ相変わらずダンディー。サスペンダースタイルむっちゃ似合うわー。超好き。
個人的には後半の青系の方が好きかも。ネクタイもサイケで可愛い。
何気におしゃれさん設定?
もしアート系の会社にマッチするスタイリングを自ら模索してたりするキャラだったりしたら、その隠れ努力家の姿勢にだいぶ萌えます。
そんな設定ないけども。


それとまた「枕もと」の話で恐縮ですが。

45歳の寺田部長に対し浦井さんの実年齢は35歳。
この年齢のギャップを埋められるだろうかと心配していたが、(1話の)オンエアみたら何の問題もなかった(ガッカリ)

的なお話をされていたんですが。


いや、やっぱ若いって!
お肌とぅるっとぅるじゃん!!
本当の45歳はあんな肌つやしてませんから!!!

さて、本筋。今回の出演シーンは3ヵ所。
まず開始29分ごろ。
職場で誕生日サプライズを受ける瞳子。その騒ぎを聞いて近づく寺田部長。

寺田「おいおい、なんの騒ぎだ!」

18/40 〜ふたりなら夢も恋も〜【第2話】

同じや!

え?初回登場時とほぼ同じ台詞なんですが??
偶然?あえての?

毎回この台詞と共に登場したらめっちゃ笑けるな。つかみ的な?
「帰るころにはどちらかわからなくなってると思いますけれども」みたいな。


それはともかく。
ことの次第を聞き、通り一遍の祝い言葉を贈った後、バースデイケーキの上に乗る「40」のキャンドルが目に留まり、思わず鼻で笑う。


嫌な奴!
でもここ好き!


やっぱ「フッ…」だと思うんですよ。
フッ…」て人を馬鹿にしたような笑い方。そして嫌味ったらしい歪んだ笑顔。
王ささの下種教師バリの優越感あふれる笑み。

良いわー。
「フッ…」て「フッ…」……いい……。


(自分がやられたらぶん殴りたいくらいムカつくと思いますが)


でもって、いらん一言を言い(嫉妬心バリバリで可愛い)瞳子に言い返され。
部下の瞳子に対する好感度が上がり部長への好感度が下がる。

そら苦々しい顔もしますよね部長。自業自得ですけども。
めっちゃ悔しそうな顔してはりますね。可愛いですね。
部長の周りだけお祝いムードが沈殿してますね。←言いたいだけ


別解釈として。
言い方はアレですが、若い女性の無邪気さに対する苦言としては無いわけでは無いなと。

正直職場で40の誕生日をあんな派手に祝われるのってきつくないのだろうか。
(瞳子もまるっきり手放しで喜んでいるとは思えない描写もあるし)

あの台詞にはほんの少しの同情心も含まれていたのかもしれないなあ…なんて想像もしたりして。
結局瞳子に無下にされてしまうわけですが。
そう考えると部長めっちゃ可哀想。

まあ、99.9%違うと思いますけどね。


さて、次のシーンは開始34分ごろ。
関連するデザイナーのスキャンダルにみんなであーだこーだ言っている瞳子の後ろから覗き込む寺田部長。(ソフトフォーカス。これが例の背景演技)
パワハラって単語が気になるのかめっちゃ興味深々そう。でも自分からは混ざれない。
かっわいい。

さて、ラスト。開始から35分。
社長が瞳子のいるオフィスに来訪。急いで部長がお出迎えするも社長のお目当ては案の定瞳子。

社長室に呼ばれた瞳子を見送る表情が、まあ絵にかいたような苦虫噛み潰し顔で。
その後戻ってきた瞳子を自分のデスクから憎々しげに見つめ、イラつく心を隠すかのように背を向ける。

ここの一連のシーン、結構好きかも。

後ろを向いて表情は見えなくても、苛立ちがその背中から立ち上ってる。
ほんの数秒のシーンですけど、寺田部長が瞳子に向ける嫉妬心がビシビシ伝わってくるシーンだったと思います。

ちょっとしか映らないしピンボケだけど、もうほんとに、背中がね、いいよね。肩幅も広いしさ。
めっちゃカッコいいと思う。


部長の嫉妬心って、ちょっと分かる気がするんですよね。
自分こそが社長の右腕として信頼を得ていたと思ってたのに、年下の部下、しかも女性にそのポジションを奪われようとしている。
それまでの価値観からしたら許せないことなんでしょう。自分ではどうしようもないほど心かき乱されて辛いよね。
それがどこまでエスカレートしてしまうのか…不幸にはならないでほしいなあ。
その根底にあるのが自己愛なのか社長への忠義なのか、それによって展開が違ってくるのかもしれませんが。
(そこまで深堀りされるかもわからないけど)


まあそれはそれとして。
新聞読んでないで仕事してくださいとは思いましたが。


さて、まだドラマも序盤。
今回は導入として寺田部長の職場での立ち位置、瞳子への一方的な確執が垣間見えた回だったかと。

自身はアート事業については門外漢であり外様感半端ない。
馴染もうにもなかなか周囲とも温度感を合わせられない。
故に部下からの信頼厚く社長にも目をかけられている、そんな瞳子に対する嫉妬心が止まらない。
チャンスを貰いメキメキと力をつけていく瞳子が目の上のたんこぶ的な存在で、目ざわりで仕方がない。

そういった寺田部長の屈折した心理、周囲との隔絶感、疎外感が短いシーンで表現されていたように思います。
この軋轢の積み重ねが後々ストーリーにどう影響してくるのか。それともしないのか。
来週も楽しみです。

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