【感想】2024.01.13 朗読劇「美幸」
張り詰めた空気。
半生を語る一人の女。
かたわらに居る一人の男。
淡々と述べられる呪詛めいた独白。
時折混じるどこか恍惚とした声音。
耳をつんざく怒号と悲鳴。
諦念の言葉。
微かに灯る一筋のひかり。
朗読劇はおろか演劇を自主的に見に行くことが自分にとっては初めてだった。動機はもちろん浦井さんが出演する舞台だからに他ならない。
浦井さんの演技が大好きな私は、今回コント師ではなく舞台役者としての浦井さんを初めて拝見することに期待と興味が膨らんでいた。
結果、この舞台を生で体験で