見出し画像

『天気のいろいろ』~明日は晴れ?雨?~リテラ探求学習研究レポート

天気予報を見ていて、「地域によってどうして天気が異なるのだろう」と疑問を持たれたHさん。

天気について調べるうちに、様々な雲や雨の降る仕組みについて、詳しく知ることができました。

日本と世界の天気の違いにも興味が湧いてきたそうです。



■プレゼンテーション動画

■リテラの先生からのコメント

今回は天気の移り変わりや、様々な雲の形について詳しく調べることができましたね。
夕日がきれいだと、つぎの日は晴れと言うことに驚きました。
雲の様子で天気が分かるようになったら素敵ですね。
これからも天気の不思議についてたくさん調べてみてください。


■テキスト資料

みなさん、こんにちは。
テレビの天気予報を観ている時、地域によって晴れだったり雨だったりすることに、疑問を感じたことはありますか?
私は、東京が晴れなのに、どうして他の場所は雨なのだろうと疑問を感じたことがあります。
そして、場所によって、雨の降りやすさのちがいはあるのか、とも思いました。
だから、天気について調べることにしました。


まず私は、気象科学館に行きました。
津波シミュレーターでは、ふつうの波と津波を発生させることで、津波の仕組みや、津波とふつうの波の違いを学ぶことができました。
ふつうの波は、家の近くまで、あまり波がこなかったけれど、津波は、家の近くまで波がきたから、ビックリしました。


次に、3冊の本を使って天気のことを調べていきました。
調べて分かった事を発表していきます。


雲は、水蒸気からできた水滴や氷の粒が、集ったものです。
水蒸気をふくんだ空気のかたまりは、上空にのぼるにしたがって、冷たくなっていきます。
冷たくなると、水蒸気は水滴や氷の粒に変わります。
それが、雲なのです。


雲には、大きく分けて10種類の雲があります。
たとえば、羊雲やかさ雲、うすぐも、さいうんという雲があります。


羊雲は、大きな雲がたくさんならぶ雲です。


傘雲は、山の上に傘をのせたような雲です。


薄雲は、薄く、ぼんやりと広がって、太陽の周りに光にわっかができている雲です。


さいうんは、さまざまな色にかがやいてみえる雲です。
わたしはいつか、さいうんを見てみたいです。


次に、雨が降る仕組みについて説明します。
雲の中の水や氷のつぶが集まって、つぶが大きくなります。
大きくなった氷のつぶは雪のけっしょうになります。
すると、重くなり下に落ちます。
氷のつぶが途中でとけると雨になります。


今度は、台風のことを調べました。
台風は秒速17.2メートル以上の風をともなう熱帯低気圧の事です。
台風の中心付近で風が弱く雲が少ない部分を、台風の目といいます。


日本の方に台風が来ると、西から東に向かって吹く風の影響を受けて、東に曲がっていきます。
この風の事を、偏西風といいます。
台風は場所によって、言い方が違います。
北西太平洋で発生したら台風、インド洋で発生したらサイクロン、北太平洋で発生したらハリケーンと呼びます。


夕方の西の空に雲がなくて、きれいな夕焼けが見られたら、次の日は晴れになる、と言われます。
これにも、偏西風が関係しています。
雲は、偏西風に乗って、西から東へゆっくり動いています。
しかし、夕焼けが見えるということは、西の空に雲がないということです。
ですから、次の日は晴れになる確率が高いのです。


今回の研究を通して、どのようにして雨が降るのかや、台風の特徴などを知ることができました。
ただ、今回は、場所ごとの雨の降りやすさの違いについて調べることは、できませんでした。
もし機会があるなら、今度は、日本の天気と世界の国々の天気の違いを調べてみたいです。
みなさんも、天気についての疑問があれば教えてください。
これで発表を終わります。
聞いていただきありがとうございました。


■研究の振り返り

◇これはどのような作品ですか?
天気の事を伝える作品

◇どうしてこの作品をつくりたかったのですか?
天気予報を見たときに東京は晴れだったのに他では雨が降っていてどうしてだろうと思ったから

作品づくりで楽しかったことは何ですか?
雲の種類がたくさんあった事

作品づくりで難しかったことは何ですか?
資料を読み込むこと

作品作りを通して学んだことは何ですか?
雨の降る仕組みを学んだ

この作品を読んでくれた人に一言
見てくれてありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?