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言語技術講師の日々

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リテラ言語技術教室の講師が日々の授業について話します。
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記事一覧

届かない 月の道 ~言語技術講師の日々~代表 岡本ようすけ

真っ暗な海に伸びる月の道を見たことがある。大学生の頃、東京から沖縄への旅の途中だった。フ…

中学生のスマートフォントラブル相談室~言語技術講師の日々~リテラ「考える」国語の…

生活に欠かせないスマートフォン。 子どもたちに持たせるのは心配、でも、持たせないわけには…

嘘だらけの読書感想文 ~「本の読み方がわからない」小6Sさんとの出会い 言語技術…

「本の読み方がわからないんです。」 Sさんは、中学受験を経て、4月から中学1年生になります…

この世界でひとつだけの鉛筆 〜言語技術講師の日々〜 岡本ようすけ

教室では、低学年の子を中心に、観察課題に取り組む。たとえば、鉛筆を観察する。最初はただの…

本を忘れた子どもたち 〜言語技術講師の日々〜 岡本ようすけ

要約(こんなことが書いてあります)読書は大切だと言われている。「本を読む」ということは、…

中学受験を終えて心に残ったエピソード 「物語が辛くて読めない」Sくんの悩み 〜言…

今年の中学受験が幕を閉じようとしています。 リテラの受験生さんたちも受験を終え、それぞれ…

意味のある中学受験にするための親子の条件

受験、特に中学校受験は、結果が読みにくい。合格圏にいて大丈夫だろうと思われていた子が不合格であることも、あるいはその逆も、ざらにある。不安や緊張の中、実力を発揮することは、大人でも難しい。何年も頑張り続けてきた努力が、数時間のテストで判断されてしまう「受験」という制度自体、まだ精神的に発達途上の子どもたち、特に小学生にはなじまないのではないかと思うが、さりとて他に方法もなく、今年も受験シーズンがやってくる。 心身の変化と中学受験小学6年生というのは、心身の変化が著しい時期だ

中高生活を生き抜く3つの要素

授業では、中高生の生活の悩みをたびたび受ける。言語技術というのは生活全般に関わるものだか…

「それ、あなたの感想ですよね?」(~言語技術講師の日々~)

授業で中学生のA君に言われて、ぎょっとした一言です。 この言葉は、黎明期からインターネッ…