たくさん本を読む『多読のすゝめ』 ― 小学3・4年生の読書
小学校中学年(3、4年生)の時期に確かな読書習慣を身につけ、数多くの読書経験を積むことが、その後の学びの支えとなります。
今回は、小学校中学年の読書についてご紹介します。
書き言葉を読み慣れる環境としての「多読」
小学校の音楽の時間に楽譜を読むときのことを思い出してください。
音符をひとつひとつ丁寧にたどりながら、ピアノやリコーダーの実際の音程と照らし合わせていった経験はだれにもあるのではないでしょうか。
ましてや楽譜を読むだけで、その楽曲を頭でありありと再現することは、音