【未来】福祉国家と少子高齢化
日本で生活していて普段、どんなところで福祉国家の良さを感じるでしょうか。
僕は日本生まれ日本育ちなので、当たり前すぎて気づかないことが多く、外を知って福祉国家の良さを知ることがあります。
また、福祉国家といっても色々な形がありますし、良い面だけではないので、今回は少子高齢化と合わせて思うことを書こうと思います。
福祉国家とは?
そもそも福祉国家とは何か?。一概にこれがあれば福祉国家である、というよりは、国によって福祉レベルが異なるという捉え方が適しているのかと思います。
共通する特徴や考えた方としては、政府が市民の健康や幸福を促進し、生活水準を確保するために積極的な役割を果たす社会システム、といったことがあると思います。
具体でいくと、義務教育制度のように平等に教育が受けられることであったり、医療保険制度のように受けられる医療に格差が生じないようにするものであったり、年金制度や生活保護などが、馴染みがあるかなと思います。
お金を払って福祉を受けている
福祉を受けれるのが当たり前すぎて、引き換えにお金を払っているという感覚が、前まで僕はありませんでした。同じ方は決して少なくないと思います。
まず会社員として働いていると、会社が源泉徴収してくれるので、収入の内から税金を払っているという感覚が薄くなりますよね。
また、社会保険料も同じく天引きされるので病院で払う医療費が安くなってる助かる、という感覚はほぼないですよね。
政府が福祉政策を推し進めるにあたって必要になる財源は勿論国民である僕たちがお金を払って、確保しています。
少子高齢化で何が困るのか
現在22歳である僕としては、少子高齢化と聞いて、高齢者の数に対して介護人口が足りてない、という介護の負担の話がよく授業でも出ていたので、割と最初に出てくるのですがそれだけではないです。
先程の話でいくと、福祉国家は国民からお金を貰って福祉を回すので、少子高齢化によって生産年齢人口が減り、国にお金を納める人口が減ると、福祉を維持するのが難しくなってしまいます。
ですので高齢者の介護だけではなく、その他の福祉にとっても問題が生じてしまいます。
福祉国家の未来は?
今日本に限らず、先進国のほとんどが少子高齢化が進んでいて、福祉レベルの高い北欧の国でも問題になっています。
積極的に移民を受け入れるといった方法もありますが、治安悪化の懸念や、不理解など、そう簡単に出来るとは限らないと思います。
僕がもし英語を話す外国人だったら、英語を話せる人が少ない日本は生活しづらいなぁ、といった観点もあるかなと思います。
答えがある訳ではないのですが、福祉国家の認識と、その未来について考えてみる。どうしたらいいのかと問いを立ててみる、ということは大事なんじゃないかと思います。
以上!福祉国家と少子高齢化についてでした!
ありがとうございました。
皆さん、良いお年を。
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