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【#45】嫌われる勇気って嫌われるだけじゃない

ひさびさに、岸見一郎・古賀史健著『嫌われる勇気』をよんだ。

改めて気づかされる部分がたくさんあったのだが、特につよく思ったのは、嫌われる勇気というのは″嫌われる″だけじゃないということ。

嫌われるというのはあからさまにアンチが出来ることだけではない。
じぶんの信念や主張を、刺激的なことばでつよく発言することでアンチがでても屈しないこころをもて、ということでは必ずしもないと私はかんじる。

少なくともわたしが向き合うべきは、「がっかりされる」「寂しい思いをさせる」ということに対して勇気をもつということ。

わたしが価値を届けたい人以外のひとの欲求をみたそうとしないこと。
これを意識してからはいかにじぶんがオールマイティに期待に応えようとしていたか気づいた。

勇者のようにアンチにたちむかうことだけが勇気ではない。
もっと身近にある、自分がゆるやかに負けてしまいそうな弱い部分にむきあう勇気をもっていきたい。

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