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【#37】一撃で効果抜群に自分を成長させるシンプルなこと

感動する映画や漫画…etcなどを見た時、自分自身にも力がみなぎるという経験はないだろうか。
絶望的な状況から這い上がる姿、諦めない姿は自分が悩んでいることなんてちっぽけだ!と勇気や力をくれる。

(私は映画『キングダム』で羌瘣が「だってお前はまだ生きてるじゃないか!!」と仲間を鼓舞するところが何度見ても痺れる)

自分も漫画の主人公のように不屈の精神でなんだって出来る!!と感じることが出来るので、好きなシーンがある映画や漫画はいくつもある。

でも、それよりも一撃で効果抜群に自分を成長させていく方法がある。
それは『自分にとって勇気が必要なことをやっていく』というシンプルなものである。
これは最近私が気づいてしまったことだ。

継続的にクライアントさんと関わっていると、「これは相手に伝えるべきかどうか」と迷ってしまう時がある。そしてどうやって伝えるかということには慎重になる。

以前の私は、対峙する人に「前向きでいてほしい」「自分自身を肯定してほしい」「傷ついてほしくない」と思うことを優先するあまり、″失礼と捉えられてしまう可能性のあること(私の主観)″については、かなりオブラートに包んだり余計なことは言わないでおこうと波風立てることを心の底では嫌っていた。

しかし、クライアントさんが得たい最終結果(目的)を考えた時に、客観視している私だからこそみえてる視界について率直にFBした方が、一時的に相手が嫌な気持ちになったり嫌われたとしても、真にクライアントさんの為になると考え、勇気をもって言いにくいことも率直に言ってみることを選んだ。
どんなに伝え方を配慮をしても相手がどう解釈するかまではコントロール出来ないので、
(実際、数十行のLINEを書くのに言い方を変えては消しを繰り返し、1時間半以上書き直していた)伝えるだけ伝えてあとは本人がどう受け取りまた反応されとしても「学ばしてもらおう」と思えたことで思い行動に移せたのである。

言い訳はいくらでも作れた。
自分は臨床心理士やカウンセラーでもないし専門的な対応は出来ない、良好な関係を保つことを優先した方が良いなど。

でも相手の状況を分かっていて、根本的な向き合っていく課題も見え隠れしている。
伝えたほうが良いと分かっていても、相手が怒るかもしれない、がっかりするかもしれない、悲しくなってしまうかもしれないということを考えると、私にとってはとても勇気のいる行動だった。

勇気がいるのは『この先どうなるか保証がないこと』だから。
つまりそれは、今まで自分がしていない挑戦をしようとしていることでもある。

だから、どんな感動するエピーソードで瞬間的に鼓舞されるよりも、実際に自分が勇気のいる行動を起こして得られた結果は、これからずっと忘れない経験という資産として残り続ける。

だから一撃で効果テキメンなのである。


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