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【#26】リスクを考慮して準備をしておくことは、前向きに生きているという証拠

①最悪な状況になったら、その場で適応しながら対応する
②最悪な状況が起きると想定し、あらゆる手段を慎重に考えておく

あなたは上記それぞれに対してどんな印象を抱くだろうか?  

もちろん①と②は両方必要だろう。
でも②は起きることをある意味認めていることになるので、ネガティブな想像を避けたい場面ではあまりにも現実的に考えることを躊躇してしまうことはないだろうか(災害などは別として)。

例えば新しく始まるプロジェクト、崖っぷち受験、進行性の病気など。
願掛けの文化もあり、悪いことを連想させることもご法度になる程センシティブな領域だってある。

リスクばかり心配しているともっと前向きになれ!と背中を押されてしまいそうである。

でも実際は、リスクを考えて慎重に動けなくなるのではなく、リスクを考え対処する準備が出来た結果、大胆に行動できるということではないだろうか。

使うかどうかわからないけど、いざというときの為に使える準備はしておく。
どうなっても生きる術があるとわかれば、今に思いっきり集中できる。

「わかっちゃいるけど、そのうちに(無計画な先延ばし)」が一番中途半端で困る状況になるのではないかと思う。

家族が進行性の病気になった時、最悪な状況なんて考えたくないし、とにかくただポジティブなことだけを考えていたかった。
可能性が低くてもポジティブな方に賭けたい思いは今でもある。

でもあらゆるリスクを考えることは前向きなことだと捉えてからは、むしろ前よりも地に足がついた感じで今を思いきり楽しむことが出来ている。

これはあらゆることにも通ずると思う。
慎重な人は実は誰よりも行動力があるのでは!?怖がらないで実際動いてみればいい。

大丈夫、どうせちょっとずつしか動かせないのだからこわくない☺

ネガティブはポジティブのはじまり。

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