新しく見えたもの
双極性障害になってから、新しくはっきり見えたものがありました。
それは「本当に頼りにすべき人」です。
古い友人だけがいるインスタのストーリーで、この病気になったことを流してみました。
そしたら、「頑張って」「辛かったらいつでも電話して」「また遊び行こう」とDMをくれた人が何人かいました。
中には、嬉しくて泣きそうになるような長文を送ってくれた人もいたし、ずっと連絡してなくて疎遠になっちゃったかなと思っていた人がメッセージをくれた事もありました。
メッセージをくれた人は皆、仲良くしてくれて深く付き合っていた人達です。
今までも仲良くしていたけれど、これからは一層みんなのことを大切にしよう、と思いました。
それから、この病気のことを話しても変わらず遊びに誘ってくれて、やりたいことを一緒に叶えてくれる友達。
似たような経験をしていて気持ちや考えを分かち合うことができる友達。
そして、どんな時もそばにいて大丈夫にさせてくれる恋人。
こんな状態になっても、私の周りには優しい人がたくさんいます。
この病気になったことは、大切にしたいと思う人を改めて認識する、いい機会になったと思いました。
とはいえ綺麗事ばかりではなく、この病気になったことで距離をとるべきと思った人もいました。
誰とは言いませんが、この状態になった私に対して過度に干渉したり、自分が被害者になったり、今の私に取るべきでは無い対応をした人です。
そういった人は、避けることはできなくても頼ることはぜったいにやめて、適度に距離を取りつつ関わっていくべきだ、と思いました。
この人は今まで色々相談したり頼ったりしてきましたが、思えば相談した結果いい事が起こったことはあまりなかったので、これを機に悩み事に関して頼ることは辞めます。
双極性障害になったことで自分が本当に頼るべき人をスクリーニングできたので、ある意味いい機会になりました。
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