毎日の食事作りから卒業したい私 新しいガスコンロにハマった夫
私、今年3月で還暦を迎えました。
いま、私、家事業を定年退職したい。
53歳頃から更年期障害で日常生活が辛くなり、家事がままならなくなった。
料理は嫌いではなかったが、特に夕飯作りが憂鬱になった。
少しずつ回復したが、60歳になって、又夕飯作りが嫌で嫌で仕方ない。
更年期障害の時とは違う気持ちだ。
たぶん、腰痛が原因。
キッチンでの少し俯き加減になる体制は、腰痛を悪化させる。
もちろん、コルセットはしている。
でも、腰痛だけが原因ではないだろう。
34年間続けてきたご飯作り。
子供も一人前になったし、もう楽したいという気持ちが強くなった。
そう思って惣菜を3日間買ってみた。
しかし、案の定、胃腸の調子が悪くなったり便秘になった。
やっぱり。
体は正直だ。
生きていくには料理をするしかないのだけど、嫌で嫌で仕方がない。
そんな事を訴えていると、夫が『ガスコンロを変えよう』と言ってきた。
確かに、もう20年使っているので替え時だなと思っていた。
最近のガスコンロは、タイマーが付いていたり、焼き具合も設定できて便利。
煮物も設定もできる。
夫は、私が少しでも楽になれるようそんなガスコンロを選んだ。
ところが、なんと!そのガスコンロにハマったのは夫だった。
私と違ってもともと電化製品や機械が好きで、説明書もちゃんと読む。
レシピも付いているから、その通りに作ったら美味しいハンバーグができた。
これには私もびっくり‼️
絶妙な焼き具合で中はフワフワ。
私が作るより断然美味しい。
それから、夫が休みの日は夕飯を作ってくれるようになった。
『何食べたい?』と聞かれて
『何でもいい』と答えて、積年の恨みを晴らしている。
私は機械オンチなので、新しいコンロは使いこなしていない。
いまだにキッチンタイマーを使っているし、煮物も自分の感覚で作っている。
夫はコンロ任せ。
煮物も夫が作った方が美味しかった。
私の34年間は何だったんだろう、なんて思ってしまう。
でも、こうやって家事が楽になるのは素晴らしい事だ。
新しいガスコンロよ、ありがとう!
おかげさまで、私は家事を半分定年退職できます!
今日は投票日ですね。
私もこれから、私の意思表示に行きます。
たかが1票、されど1票!