シュタイナーによる瞑想の言葉(その26)

私たちは日々、目の前の課題に取り組んでいますが、それは「過去の王国」に住むということのようです。もちろん、それ以外のことはできませんが、「その上に立つ」ことはできるでしょう。もし、私たちの魂がそれを越えて、「永遠」を見るならば。
 
PFINGST-STIMMUNG
ペンテコストの気分
 
Wesen reiht sich an Wesen in Raumesweiten,
Wesen folgt auf Wesen in Zeitenläufen.
Verbleibst du in Raumesweiten, in Zeitenläufen,
So bist du, o Mensch, im reiche der Vergänglichkeiten.
Über sie aber erhebt deine Seele sich gewaltiglich,
Wenn sie ahnend oder wissend schaut das Unvergängliche,
Jenseits der Raumesweiten, jenseits der Zeitenläufe.
空間の中に広がるのは存在につぐ存在、
時間の中を流れるのは存在につぐ存在。
お前は留まる、空間の広がりの中に、時間の流れの中に、
そうして、おお人間よ、お前は過去という王国の中にいる。
しかし、お前の魂は苦闘しつつその上に立つ、
もし、それが予感しながら、あるいは認識しながら、
空間の広がりを越え、時間の流れを越えて、
永遠を見るならば。
(「詩と瞑想」より、私訳)

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