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優しさリレー。

昼休みのできごと。

珍しく時間が取れたので愛するドトールへ。昼時に加えてこの暑い日の駅前の店舗ということもあり、店内はほぼ満席。レジも大行列。店員さんもてんやわんや。
レジに並ぼうと歩いてたら、何かをグシャっと踏んだ。アイスミルクの残骸が床に広がっていた(気付かない自分よ)。仕方ない。そのままレジに並ぶ。
少しすると、そこにお母さんと小さい男の子が困り顔でやってきた。そのあと店員さんも小走りでやってくる。どうやらそこに座っていた男の子が、床に落としてしまったということみたい。
お母さんは店内の忙しい状況も分かっているから、本当に申し訳無さそうに掃除片付け手伝おうとしていて、男の子はもうどうしたらいいのか分からなそうに、ぐっと眉間にしわ寄せて泣きそうな顔をしていた。どうしていいかわかんないよね、わかるよ。
2人の気持ちになってこっちも泣きそうになっていたら、床を拭いていた店員さんがパッと顔を上げた。男の子にニコッと笑いかけて「大丈夫、大丈夫!気にすること無い!こんなの全然大丈夫なんだからねっ!」って、『笑い飛ばした』のだ。
男の子とお母さん、そこで表情が和らいで、私が注文を終える頃には仲良く向かいあってジャーマンドック食べてた。良かった。

わたしはこの時、『笑い飛ばす』瞬間を目撃したわけですが。文字通り、明るい笑いとやさしい気持ちで相手の不安を吹き飛ばしてあげられるんだ…。と、素直に感動した。

ふと、小さい頃、同じように優しくしてもらった記憶を思い出した。
初めてのおつかいに行った馴染みのデイリーストアでポテチを買おうとしたら一円足りなくて、どうしたらいいかわからなくてポテチの前でしばらく半泣きになってたら、顔馴染みのタモリそっくりの店長さんがこっそり一円くれて買わせてくれたりとか、小学四年生くらいのとき、これまた初めて一人で美容室にいく途中、履いていたサンダルの靴底が取れて転んでしまい、どうしたらいいんだろう…と半泣きになっていた。通りかかったお姉さんがすぐに駆け寄ってきてくれて、近くのご自宅の玄関でバンドエイド貼ってサンダルも直してくれた。綺麗なお姉さんだった。

当たり前のことだけど、見直してみる。優しくされることで、あの暖かい感情を『知る』ことができて、人にも優しくできるんじゃないかな。ね。どうでしょう。優しくされたことって、すごく嬉しいから、残ってるんだよね。心の記憶みたいな感じで。それがどんどん溜まっていく。溜まると、人にも『どうぞ』って出来るようになる。

優しい人を見てると、心がじーんとするよ。
あーあ、優しくあれたらいいなぁ。
特に子供には、優しさを伝えられたら、いや、繋げられたらいいなと思う。
振りかえると、自分も地域に、社会に、育ててもらったんだよね。
優しさリレーですな。

余裕無くてできないときも多いんだけど。
そんなときは、『どんまい、次があるさ。』と自分にも優しくもするよ。
それでいいのだ。いいよね。

では、マドンナでした!
いつも優しさアリガトゴザイマス。

ドトールのMy定番は、
・カフェラテ(クーポンで無料サイズアップ必須)
・ジャーマンドック(給料日後はレタスドックに格上げ)
です。
ジャーマンドックという名作を生んでくれてありがとう、ドトール様。これからも通い続けます。
ところでドトールって何が人気なんだろ。みんなドトール行ったら何を注文しますか?レジでよく聞くのは、ブレンドとアイスコーヒーとミラノサンド。

以上










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