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ここにいていいよ。

お久しぶり?でございます、マドンナです。
この一週間、忙しいというか色々起きていたりやっていたりで、なかなか文章を書く時間が取れず。
書きたかったよ。帰ってきたよ。


私が生まれて小学校2年生まで育った町がある。今の町からも近いので、行こうと思えば気軽に行けるのだけれど、特に用事もなく、行ったとしても駅ビルくらいだった。

数か月前にちょっとしたきっかけでその駅から少し歩いたところにある某カフェチェーンを利用したのだけれど、その帰りにせっかくだからと通っていた小学校を見に行ったり住んでいた家を見に行ったりしたら、なんだかとても懐かしくて居心地が良く、安心できることに気づいて、もっと通いたくなった。

そして、その町にある好きなお店を今日はご紹介。
『coffee shop FUJI』さんです。

ここ、もう何十年も前からある。私がまだ子供のころ、母がよく友人とお茶をしていたらしい。その頃の母の年齢にはとっくに追いついているんだよね。
この投稿、写真が多いんだけど、一人で全部食べたわけではない。1度目は1人で、2度目はその母を連れて2人で訪問した。母、普段はめんどくさがって家を出ない人なんだけど、フジさんに行こうよと言ったら一緒に来た。思い出の場所って、やっぱりいいもんなんだな。

店の入り口

写真は無いんだけど、上に飾ってある看板が紛らわしい位置にあるので、ついつい1つ手前にある階段を上がりそうになる。というか私はそっちに上がってしまった。真っ暗で店も何もやっている気配がないのでつぶれたかと思った。駅から行くときは、思ったより1つ先に進んでください。

ここを上がります。社交ダンス気になる。
雰囲気ありますねえ。

ここに来たら体験してほしいのが、自動ドアの開きっぷり。私はびっくりして「ひぃっ!!」って飛び跳ねた。いやほんと体験してほしい。
それにしても私はよく驚くなあ。

店内。窓が大きくて開放感ある。
ポスター好き。
すだれいいわ~、古いエアコンもいいわ~

素敵なんですよ内装。

さて、私はモーニングの時間帯に訪問するので、モーニングメニューのお写真を。メニューは数種類あるんだけど、ドリンク込みで500~700円以内だった気がする。ブレンドコーヒーはおかわりできる。
ちなみに、モーニング以外のメニューも注文できるよ。

アイスミルクとホットサンドくん

ホットサンドっておいしいよねえ。はじっこがカリっとしてるの好きだなあ。しょっちゅうホットサンドメーカーを買おうとしては断念している。
あ!ここのアイスミルク、なんでだかすんごく美味しいんだよ!!なんでだろう!
あとから来た隣のお兄さんもアイスミルク頼んでたし、フジを知ってる友人もおいしいといってたから間違いない。ファーストフジさんの際は是非アイスミルクを頼んでいただきたい。

アイスミルクとホットドック先輩・・・あっ!
あっ!!!

最初にブチュっと出ちゃったんだよ!!!
うおおおおうおう
あるあるだよね、あるあるだよ。 

全体的にしんなりしてて、すごく家庭の味だった。それがかえってとても良い。たまーに休日の朝に家でもつくろうかな。しんなりして甘くなったキャベツがすきなのよ。ちょっとコショウもきかせてさ。お酢絡めても美味しいかも。

ピザトースト大先輩とアイスミルクティ
いいですね、いいですね。

ピザトーストって思い出があって。小学校入る前くらいの冬に、初めて近所の幼馴染みの家に泊まりに行ったんです。他人の家で過ごすことにドキドキしたなあ(普通に寝たけど)。で、その翌朝に出してもらったのがピザトーストだったんだよね。コタツに入りながら食べたんだけど、「なんじゃこりゃあ!!こんなお洒落でおいしい食べ物があるんか!しかも家でつくれるんか!この家、きっと大金持ち!!!」って衝撃を受けたんだよね。思い入れのある食べ物です。

ホットケーキお祖母ちゃん
なんかバターがかわいい

ホットケーキも美味しかったんだけど、この時点でパン食べ過ぎて胃が破裂しそうだったからちょっと苦行になってた。量考えないとね。いっつも同じような失敗をしている。まったく反省が生かされない。

地元のお客さんばかりのお店。「インスタ映え~」みたいなお客さんがいないので雰囲気が安定していて、とても安心して過ごせる。サンダル脱いで椅子に正座している人とかいるし(お行儀悪く座っている感じではない不思議)、気を楽にできる。みんなマナーを守りつつ、新聞や雑誌を読んだり、お喋りしたり、思い思いの時間をゆったり過ごしている。店員さんとお客さんの会話も家庭的なんだけど最低限の距離感やマナーは守られているのがたまらない。それってお互いに「この先も来たい」「この先も来てほしい」っていう気持ちがないと、成り立たないんじゃないかな。
たぶん、このお店は地域に愛されている。お客さんがこのお店を居場所として「好き」なのが、お客さんを見ていて伝わってくる。いいなあ、あったかいな。私も仲間入りさせていただきたい。


次に、そこから5分くらい歩いた「カフェふくろう」さんに向かう。
日差し凄くて倒れるかと思いましたわ。

住宅街にひょっこりあります。

表札と看板がかわいい
猫のラスクかわいいし、おいしかった。
頭から食べた。
ホットカフェラテ氏
マークかわええのう

本当に「街の珈琲屋」さん。こじんまりした、親しみのあるお店。
マスターも気さくな明るい方でした。
もちろんコーヒーもさらっと飲みやすくて美味しい。ここ、シフォンケーキもおいしいそうなので、今度食べてみたいな。
訪問したときは、お客さんは私一人。お店でラジオが流れていて、それを聴きながら1時間ほど本読んでたんだけど、途中、おそらくご自分か家族のお昼ご飯をカウンターで作っていたようで、炒め物の音がジュージューしていて、なんか自宅にいるようで妙に落ち着いた。ここもとても素敵なお店だ。

ラジオっていいよねえ。すごい親近感あるよね。近くに感じる。
今、bayfm聞きながら書いてます。ああ、ユーミンの「ひこうき雲」が流れ始めた。うわあ。この曲、毎年夏になると晴れた空と入道雲を見ながらよく聞いている。思い入れのある曲。

あ、話がそれた。


お店に限らずなんだけど。
「ここにいていいよ。」っていう雰囲気、いや空気かな。見えないけれどもそういう色や質感がある場所は、居心地がいい。
それは別に、声をかけてくれるとか、笑顔で接してくれるとか、そういうことじゃない。
うまくいえないけど、評価してこない(評価されない)ってことなんだろうな。品定めされないというか。

こういう自分が安心して過ごせる居場所を、いくつか持っておくようにしたい。
というか、必要だと思うんですよ。
人間だもの。

あと、その「安心」も「好き」も、自分の足で見つけると、なんだか嬉しい。
宝探しとか、秘密基地づくりに似ているなと思いました。
子供のころの心って、案外失われていないもんですな。
埋もれているだけで、ちゃんとあるね。
うん。


以上、マドンナでした。

我が家のホットドックレシピのある方、おすすめのウインナーがある方、教えてください。
あ、シャウエッセ〇は、脂の白い塊が多いので苦手です。できれば白い塊が入ってないやつで。





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