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失敗が多いほど「徳」を積める

私は人生における大事な決断は、なかなか自分で決められないところがあった。誰かに相談したり、占いに行ったり、決断にとても時間がかかっていた。

でも、迷っている暇がある程人生は長くないということに気づいた。ここ最近は、地球の自転がだんだん速くなってきている影響で、1日24時間という時間感覚が昔より短くなっていると何かの本で読んだ。

確かに昭和の時代は、1日がもっと長く感じたなあ‥子どものころは、日が暮れるまで外でしっかり遊んで、夜ものんびりして‥

でも今は確かに、本当に1日があっという間に過ぎていってしまう‥

これは大変!思いついたことはすぐやらないと!人生すぐ終わっちゃう!

私たちは、人生のどの瞬間も宇宙の影響を受けているので、宇宙からのメッセージは無視できない。

「時間は限られているのだから早く目覚めて、本当の自分を生きなさい」

と、勝手にスピ解釈する。

私が何故迷うのかと言えば、失敗して後悔したくないからだ。先の補償がないことには、不安がつきまとう。

私は以前、迷ったら、すぐに占いに駆け込む癖があった。タロットは、半年後くらいまでなら百発百中だし、易なんかはもう言うことなしの的中率というか、それ以上のものをくれる。というのも、後になって心にどんとのしかかることになるメッセージを先にご教授してくれる感じ。さすが中国4千年の歴史である。

なので私は人生の選択に迷ったときは、これまでは完全に、易やタロット占いに頼りきっていた。

しかし、占いで良い結果が出た方だけを信じると、失敗してこそ得られる学びが得られないのではないかとようやく思うようになった。

自分の直感の方を信じて占いを無視した結果、たとえどんなに困難な状況に陥ったとしても、その経験を通して必ず大きな気づきや学びが得られるはずである。

そもそも私たちの人生に、失敗、成功という概念はなく、ただ起きた出来事から大きな精神的学びを得たかどうかだけが重要である。

あるセミナー講師さんが「10起こした事業のうち、1つでも成功すれば大成功!」と言っていたのがすごく心に残っている。なんてポジティブなんだろう!と当時ネガティブ祭りだった私は、いたく感動した。始める前から「一つの失敗」に怯えてぷるぷる震えていた私は、ほんとに視野が狭いなと反省した。

つまり、10のうち9は失敗してもよいということだし、成功に近づくヒントが、9つの失敗の中に満載!ということだから、そこから少しずつ人生を軌道修正していって、自分の満足の行く人生にすれば良い。

さらに宿命論を持ってきてしまえば、「私たち人間にそもそも自由意思はなく、自動運転の人生を生きている」わけだから、人生は、元々決められた魂の課題のクリアゲームのようなもので、色々あった方が絶対面白い。

なので、たくさん失敗して、たくさん精神的学びを得て成長しよう。

ちなみに私は、失敗するときはいつも、心の中に「打算」があり、精神的学びや人間的成長を完全に置き去りにしていた。このように自分の「徳」ではなく「得」を優先する考えや、先を読み過ぎて失敗する癖も、失敗から得られるたくさんのメリット(精神的成長や進化)のことを思えば、もう怖くない。


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