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♯47 スキマ時間での資格取得に1番大事なカギは【学習計画】

こんにちは、あまなつ🍊です。

しばらくハワイ旅行の記事が続いていましたが、業界未経験からFP1級取得までの道のりにおいて、1番苦しかったCFP6科目同時受験から1年経った今、当時を振り返ってスキマ時間を有効活用するために大事なカギについて綴っています。

仕事に家庭に学業に、忙しい日々を送りながらも何か新しい挑戦をしたいと思っている人や、資格取得に励まれている方にご覧頂けると嬉しいです。

業界未経験からFP1級を目指した理由


詳しくはわたしのnote初回記事をご覧頂ければと思いますが、改めて整理すると理由としては以下の3つが挙げられます。

①苦手な営業職から抜け出したいキャリア迷子だ
②コンサル系の仕事をしたいが専門性がない
③結婚•出産を機にお金のことを見直したい

このうち、③は多くの人が同じことを考えると思いますし、個人的にFP3級はお金に苦手意識のある人は誰でも、資格を取得まではしなくてもテキストを読むだけでもとても有益だと思っています。

ただ、わたしがFP3級だけでなくその後1級取得までを目指したのは、①②のような強烈なモチベーションがあったことが大きかったと思います。

スキマ時間しかないからこその学習計画

わたしは学生時代はいつも、ギリギリのタイミングで一夜漬けで頑張るようなタイプでした。振り返ると体に悪かったなあとは思うものの、試験勉強も受験勉強も強カフェイン飲料を摂取して、夜遅くまで勉強をするようなタイプでした。(夏休みの宿題もいつも3日前くらいから手をつける付け焼き刃スタイル...)

つまり、計画性がまるで無かったんです。
でも、最後の踏ん張りが効くタイプだったようで、気合いや根性でこれまでは乗り切ってきたように思います。

日々仕事で忙しいみなさんや、家事や育児に忙しいみなさんは共感頂けると思いますが、このやり方って、もう通用しないですよね。
なぜなら、自分1人の都合では時間が使えないから。

ラスト1ヶ月、本気で頑張れば何とかなる!はもう通用しません。そのラスト1ヶ月に子どもの体調がずっと万全とは限りません。パートナーの仕事や体調によっては、普段よりも自分の家事•育児負担が増えて、思うように学習時間が取れるとも限りません。

だからこそ必要なのが【学習計画】だと思います。ある程度長期で計画を立てるから、突発的な家族や自分の体調不良やトラブルがあっても、あとから調整をして巻き返したり、ぽっと自分の時間ができた時に前倒しで進めて余裕を持たせたり、と調整をすることができます。

学習計画の立て方 3ステップ

まず、1番最初にすべきことは『いつ試験を受けるのか決めてしまう』ことだと思います。
『いつでも受けられるから』や『いつか受けよう』ではなかなか本気で動き出すことは難しいと思います。

本気で資格取得を目指すのであれば、それがある程度先のタイミングであったとしても、まずはいつ試験を受けるかを決めます。

その後の計画の立て方として、実際にわたしが総合計500時間以上をかけたCFP6科目受験の際の方法をご紹介します。

① ざっくりの所要時間を見積もる

② ①の所要時間÷今から試験日までの日数=1日の学習時間目安を算出

③ ②が今の生活スタイルで無理がないかを確認する※もしハードすぎるスケジュールなのであれば、試験を受ける時期を見直す

④ 今から試験日までの期間に対して月別の学習計画を立てる
※この時、初学者であれば1周目→2周目→最後の追い込み のように段階分けして計画すると良いと思います。

⑤ ④で立てた計画をカレンダーアプリなどに入れて、自分がどこまで進んでいれば予定通りなのか、進捗状況を把握できるようにする

⑥ 実際に学習を進めていく
※最後の追い込みに入る前にカテゴリごとに、現在の理解度や進捗状況を整理し、最後の期間はどこに時間をかけるべきか細分化して細かく計画を立て直します。

CFP6科目受験時の学習計画

わたしの場合は、2023年の9月にFP2級の試験を受け、自己採点の結果が良かったこともあり、その先を目指すことにしました。
色々調べた結果、わたしがここからFP1級を取るために必要なルートはAFP取得→CFP資格審査試験6科目合格→FP1級実技試験 だということがわかりました。
そして、1番直近の11月試験は現実的に無理と判断し、その次の6月試験を目指すことにしました。

①大体の学習時間を見積もる
CFPで1科目に必要な学習時間は80時間〜100時間とされています。6科目受験の場合は、480時間〜600時間になります。

②1日の学習所要時間を算出
①を一旦最小の480時間とし、試験日までの10月〜5月末までの8ヶ月=約240日で日割りにするとコンスタントに1日2時間の学習時間が必要ということがわかりました。

③②の学習時間に無理がないかを確認
4月末までは育休を取る予定だったため、1日2時間の学習時間に対して、子どものお昼寝時間+朝か晩に勉強をすればなんとかなりそう、という目安になりました。

④月別の学習計画を立てる
8ヶ月間という比較的長い学習期間だったため、1ヶ月ごとのざっくりの学習計画の目安を組みました。
具体的には以下の通りです。
10月 ライフプランニング(1周目)
11月 タックスプランニング(1周目)
12月 リスクと保険(1周目)
1月 不動産(1周目)
2月 相続(1周目)
3月 金融資産運用(1周目)
4月 全科目総復習
5月 全科目総復習

⑤ ④で立てた学習計画をカレンダーアプリなどに入れて、今どこまで進んでいれば大丈夫なのかを可視化する

こんな感じで現在地を把握

⑥実際に学習を進めていく
わたしの場合は、3月に着手した金融資産運用が他の科目とは桁違いに難易度が高く、ここからが本当に1番苦労しました。元々は1月か2月に計画してたのですが、あまりの進まなさに一旦後回しにして、そこまでのモチベーションを維持することを優先に。

そして、そこであまりの難しさに絶望したのですが、とあるきっかけでなんとか持ち直し、今度は4月からの全科目総復習計画の最優先を金融資産運用にしました。

4月からの2ヶ月間はより細かく、実際の自分の理解度や過去問の得点と合格点との乖離を確認しながら、難易度の高い科目を優先した時間配分を計画しなおしました。
この時は約8週間を日数別に(約56日)
最優先(超絶苦手科目)14日×1科目=14日間
通常(普通レベル)7日×3科目=21日間
後回し(やや得意)5日×2科目=10日間
これで合計45日間、残り11日間猶予
を残した計画を立てました。

実際には超絶苦手科目に苦戦し続け、
普通レベルだと思った科目にも思ったよりも時間がかかり、途中途中に自分や家族の体調不良を挟み、残り11日間あったはずの猶予は全く足りなくなりました。

そもそも、最後の1ヶ月はすでに育休明けでフルタイムで復帰をしており、1日の学習時間は何とか取れたとしてもお昼休みの30分間+α程度でした。

そうだったとしても、計画がなければこの8ヶ月を乗り切ることはできなかったと思います。
どうやったって思い通りにはいかないものです。だからこそ、都度軌道修正ができるのは最初から計画があって、それを調整できるバッファがあったから
だと、強く感じます。

これまで、CFP6科目受験というニッチなチャレンジについて、あまり再現性もなければニーズもないだろうと思い、ここまで詳細なアウトプットをしたことはなかったのですが、
こちらのnoteでも『勝手にコンサルシリーズ』を展開されていたり、stand.fmでコメントやレター、時にはコラボ対談などで周りの方のプロデュースやコンサルをしてくださっている事業プロデューサー|マルセロさんにアドバイスを頂いたことをきっかけに、CFPに限らず【スキマ時間を有効活用した資格取得】という観点でまずはこのような記事を書いてみました。

どなかのご参考になれば幸いです🙌
もしFP学習者の方で具体的な学習方法などについてご興味があれば、以下のマガジンに関連の記事をまとめていますので、ご参考にして頂けると嬉しいです🌸

最後までお付き合い頂きありがとうございました🍊


~2023年11月からstand.fmで音声配信を始めています~
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