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♯4 ファイナンシャルプランナー学習で学べること

こんにちは、甘夏です。

この記事では、マネーリテラシーゼロでお金へのコンプレックスを抱えていたわたしが、
FPの勉強を始めて学べたことについて
わたしと同じようにお金や経済の話が苦手な人への完全なる主観の個人的なオススメ度と合わせて綴っています。

FPってよく聞くけどどんなことが学べるの?と思っている方の参考になれば幸いです。
読み進めて頂くとお分かりになると思いますが、
この★はおすすめ度というよりわたし個人の興味•関心の高い度かもしれません(笑)

おすすめ度★★★★★《ライフプランニング》

FPの学習分野全6つのうち、
この分野がわたしにとって勉強が楽しくなったきっかけであり、今でも1番興味•関心がある分野です。

具体的に学べる内容としては
•ライフプラン(人生設計)とキャッシュフローのシュミレーション
•資産形成の方法
•教育資金設計(奨学金など)
•住宅資金設計(住宅ローンなど)
•社会保険制度(労災保険、雇用保険、健康保険など)
•年金制度(個人年金、国民年金、厚生年金など)

などなどです。

特にわたしのような会社員にとっては、さまざまな社会保険制度によって労働環境や心身の健康のための保障がされていたり、保険料は会社にも多くの割合を負担してもらっていたり、と知れて良かったことが沢山ありました。

なんといっても、この分野を学ぶことで自分の将来の見通しを立てて、お金に対する不安を解消する糸口を見つけることができました。

▷別記事

おすすめ度 ★★★★☆《タックスプランニング》

タックス=税金ですので、最初は難しく感じて苦手意識があったのですが、
この分野を学ぶことで、なぜ人々は節税をしたがるのか?や会社員のわたしにもできる節税方法について理解できるようになりました。

具体的に学べる内容としては
•税金の種類(所得税、住民税、消費税など)
•控除の種類(扶養控除、生命保険料控除、住宅ローン控除、医療費控除など)
•税金の計算方法
•損益通算•繰越控除

などなどです。

特にほとんどの人に関係がある所得税や住民税の仕組みや控除、税金の計算方法について知ることで、これまでの会社員人生ではずっと意味もわからず、言われるがままに提出をしていた年末調整をようやく理解することができました。

▷会社員でもできる節税(iDeCo)についてはこちらの記事

おすすめ度 ★★★☆☆《リスクと保険》

保険は加入している方も多くいると思いますが、個人的にはその保険が必要かどうかの検討•判断をするためには【ライフプランニング】の知識があると良いと思います。また、保険加入している方も、保険料控除でどのくらいメリットが出せるか、などを知るには【タックスプランニング】の知識があると良いなと感じたので、オススメ度は★3つです。

具体的に学べる内容としては
•生命保険の種類(定期保険、終身保険、学資保険など)
•損害保険の種類(火災保険、地震保険、自賠責保険)
•法人の保険料経理処理

などなどです。

自分自身の保険を見直すきっかけにもなりましたし、長〜い保険の約款を読むトレーニングにもなりました。保険商品を選ぶ上での基礎知識は得られると思います。ただ、上の2つと比較とすると日常生活へのお役立ちレベルは低いかな、と思います。

おすすめ度 ★★☆☆☆《不動産運用設計》

人生の3大資金=住宅資金•教育資金•老後資金と言われるくらいなので、FPと不動産はかなり密接な関係にあると思いますが、
これもやはり【ライフプランニング】や【タックスプランニング】の知識があってこそ、理解が深まる内容に感じます。

具体的に学べる内容としては、
•不動産投資のための収益分析手法
•不動産売買にかかる税金の種類(不動産取得税、固定資産税、登録免許税など)
•土地を有効活用するための各種法令(建築基準法、都市計画法など)

基礎知識としては頭に入れておいて損は無いと思いますが、
なかなか専門的な内容になるのでこれを学習したからと言って自分で土地を買ったり、持っている土地を有効活用するためのシュミレーションをしたり、は難しいのではないかなと思いました。
やはりこの分野は不動産業界勤務経験が無いと実生活やFP活動には活かしにくいのでは?と思います。

おすすめ度 ★★☆☆☆《相続•承継設計》

わたしの年齢も関係していると思いますが、正直なところまだ相続はピンとこないというか、自分ごとには捉えられていません。

具体的に学べる内容としては
•相続用語(寄与分、遺留分など)
•法定相続分の計算方法
•相続税の計算の流れ
•基礎控除、非課税財産について
•遺言の種類

などなどです。

この分野で学べたことは、もし両親からの相続資産があったとしても、基礎控除額があったり、非課税財産というものがあったりするので、わたしの場合は相続税についてさほど心配をする必要は無さそう、ということです(笑)

おすすめ度 ★☆☆☆☆《金融•資産運用設計》

この分野には本当に本当に苦労しました。
わたしが受験した試験(CFP資格審査試験)はこれらの6科目を分けて受けることができるので、
これだけは一旦諦めて残りの5分野だけを受験しようかとも思いました。そのくらい苦手意識が強いです。
(結局なんとか6分野全て一括受験しました)

具体的に学べる内容としては
•主要な経済指標(GDP、マネーストック、マネタリーベースなど)
•日本の金融政策(イールドカーブコントロール、ゼロ金利政策など)
•預貯金の種類(定期貯金、定額貯金など)
•債券の仕組み(金利、債券価格、利回りなど)
•金融資産の収益シュミレーション
•ポートフォリオ理論

などなど

いかがでしょうか?
わたしにとってはこれを書いているだけで頭が痛くなるくらい未だに難解な用語が並んでいます。
この分野も学んだからといっていきなり投資が上手くできるようになるわけではないと思います。
ただ、マネーリテラシーゼロでコンプレックスを抱えていたわたしは、金利とは?債券とは?株式とは?を学んだことで少しは金融•経済に触れる免疫がついた気がします。

テキストを読むだけでも十分

とても長い記事になってしまいましたが、
もし少しでも興味がある分野があれば、まずはFP3級のテキストを手に取ってパラパラとめくってみるだけでも、得られるお役立ち情報がたくさんあると思います。試験を受けたり、資格を取らなくても、わかりやすくまとめられているテキストを読むだけで十分にあなたの生活を豊かにするヒントがあると思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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