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夏休みの宿題。
普段から「勉強は自分でやるもの」と伝えているため、自主学習ノートを使って家庭での学習を進めさせている。
基本は「けテぶれ」。
土・日に月〜金曜日までの計画を立てる。
基本的に、決めた計画通りにやる。
しかし、急な用事があってできない場合や、体調・精神状態によっては計画通りにやれないため、その時はノートにやれなかった理由と、次にどうするかを書くようにさせている。
また、やらない日だったけどやっぱりやる、という選択もOKにしている。
年度当初は「計画」を立てるのに苦労していた。
それは、「何をやったら良いのか分からない」からだ。
だから、初めに「漢字の小テストの勉強をやろう」と言った。
漢字の小テスト勉強をけテぶれでやっていくと、まずは何をやれば良いのか、に迷わなくなる。
毎日、漢字ドリルの小テストのページ(ひらがな)を見ながら自主学習ノートにテストし、ミスの原因を分析し、間違えた問題を練習し、もう一度テストして…、できるようになるまでやる。
もちろん、小テストで高得点が取れるようになるため、意欲の高揚につながる。
このサイクルを回していくと、他の教科でもできると気づき、特に算数の計算問題をやってくる子が出てくる。(教科書の問題や計算ドリルの問題など)
業者テストが返ってくると、大分析や解き直しをする。
調べ学習として「QNKS」をするときもある。
しかし、概ね1学期は漢字と計算を主軸にして学びを進めていく。
だから、夏休みの宿題は、新しくプリントを配付したりしない。
自主学習、でよいのだ。
ただ、「できること」が増えてくると、目標がなくなってきて意欲が低くなってしまうため、「夏休み明けのテスト」を用意し、目標を見失わないようにさせる。(例えば、1学期のたしかめテスト、のようなもの)
また、市販の問題集やデジタルドリル、インターネットページ(ちびむすドリルなど)に取り組ませることで、色々な問題に触れることができる。
大事なのは、「自分で計画を立て、遂行し、自己省察をすることの繰り返し」なのであり、それをさせずに課題を与え、すべて終わらせることだけを求めること、がいけないのだと思う。
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