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武力では平和は守れない
ぼくらは知らないようで、知っている。
そして、知っているようで、知らない。
生命の大切さ。
戦いでは悲しみしか生まないこと。
可能性は無限大であること。
子供に幾度となく、
伝えることだったりする。
だけど、当の本人は
知っているようで、知らない。
ぼくらは
忘れてしまう生き物。
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今日見ることのできた自主上映名は
「荒野に希望の灯をともす」
アフガニスタンで30年支援をしてきた
とある日本人医者 中村哲さんに密着した物語。
ぼくは恥ずかしながら中村さんを知らなかったのですが、
色んなところでポスターを見ていたので
引き立てられ今回観に行かせていただいた。
背中で語る中村さんに
映画中も、終わっても涙が吹き出した。
たったの1人でもキッカケをつくり
大勢の人を救う優しさと、諦めない強さ。
上手くいかなくても決してめげずに
故郷へ戻り、探究する素直さ。
![](https://assets.st-note.com/img/1719292015409-iiRsoZ80Zv.jpg?width=800?width=800)
自然にお恵をいただき暮らす
人間としての弁え。
今の日本は、便利を越え去り
逆に複雑になっているような気がする。
その事に気付かず、霧で見えない幸せを探しているようだ。
常に足元にある幸せを踏んずけて探してような気さえする。
この映画を観て、
中村さんのお人柄と
これまでの日本人の素晴らしさに
改めて感銘を受けました。
僕たちは、これまで多くの先人の努力のお陰の上で成り立っている。
大阪の心斎橋なども当時ある方の投資、
僕たちが日頃歩いている道も江戸時代から誰かが準備してくれている。
その知恵や努力と、今もなお受け継がれている日本。
この環境に恵まれているなと感じた。
診療所のない地域で長老へ交渉して開設する。
そんな中、郊外で旱ばつが起きた。
医者よりも必要な水。それは食源だからだ。問題は重なる。
中村さんは現地にいるから分かることを一つずつ解決していく。
そこにあるのは医者の姿ではなく、一独りの人間として。
百の診療所より一本の用水路を。
一から土木関係を学ばれ、
多くの人に水を。そして水が育てる食糧を作っていく。
農業をやれることも幸せなことなんだなぁと思いました。
その際、米軍機が上を飛ぶ。
米兵は、殺すために空を飛び、
我らは、生き延びるために地を這う。
この文言は強く刺さりました。
月に到達するくらい途方もないことを一つずつやっていく。
そしてその背中は何でも実現可能だということを教えてくれる。
![](https://assets.st-note.com/img/1719293518841-aNeYXAIEzg.jpg?width=800)
自然は思うようにコントロールできない。
時には自然を憎む時だってあるだろう。
ただ、僕たちはその自然の恵みに生かされている。
そのことを忘れてはならない。
全ては奇跡のような循環で巡り巡っている。
人間がまだ全てを理解できない自然の法則のもと、
その自然の一部に加わり生かされている喜びを今一度味わいたい。
何十万人もの命を救ってきた
中村さんに改めて尊敬と感謝を送ります。
![](https://assets.st-note.com/img/1719293224731-HJFJSRxjTe.jpg?width=800)
観れる機会がある方は、是非。
ありがとうありがとうありがとう
考えるな感じよう
feel yuma
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