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【山の心得】~吸血忍者編~

こんにちは!!ミズです!!

先日、土地付きの古民家を購入しました。
毎日、古民家を改修しては生活の質が向上し、快適に暮らせる状態になってきています。
これまで、近隣のキャンプ場にお風呂を借りに行っていましたが、昨日ついにお風呂を改修し、念願の?「家風呂」(ふつうのお風呂)を手に入れることができました!

改修の合間を見つけては、週1回くらいのペースで山に出かけているので、最近は色々と重なってNoteの更新が滞っていました。
家の標高は550mほどあり、今日あたりから一気に気温が下がって、秋の訪れを感じています。
30度を下回ると秋らしさを感じる方も多いかと思いますが、私の家は標高が少し高いこともあり、明け方には15度くらいまで冷え込むので、もう寒さすら感じる今日この頃です。

よく温暖化の影響か「春秋がなく、夏と冬しかない」と言われますが、私の家もまさにそんな気候かもしれません。
季節も家も、毎日変化していく日常の中で、どうやら私も少しストレスを感じているのか、顔に吹き出物がたくさんできています。
普段はストレスを感じにくいタイプですが、心は確実に影響を受けているようです。

確かに、まともに家でお風呂に入れず、会社員時代と比べて収入も安定せず(ほぼ無いようなもの?)生活が大きく変わったことで、知らず知らずのうちにストレスを抱えているのかもしれません。
自分の体と心の変化に向き合うことはとても大切だと感じています。
自分は心で大丈夫だと思っていても、体の表面にその兆候が現れることがあります。皆さんも、もしそういった時があれば、好きなドラマを観たり音楽を聴いたりして、しっかりとケアを心がけると良いと思います。
暖かいお風呂に浸かるのもリラックスに効果的です!
自分の体をしっかり休ませて、いたわってあげたいものですね!


【山の心得㊵】~吸血忍者編~

という事で、察しの良い方はタイトルで気づいた方もいらっしゃるのかもしれませんが、

吸血忍者=ヤマビル

と付けさせていただき、今回はヤマビルに関して記事にしたいと思います。
先日も鈴鹿山脈へトレッキングへ行って来ましたが、まだまだヤマビルは居そうです。。。
気づいたら足元に居て吸血されている何てことは日常茶飯事の様です。
今回はヤマビルの生態と対策などに関して記事に致します。

【ヤマビルの生態と対策】

山歩きを楽しんでいると、時々「ヤマビル」に遭遇することがあります。
初めて見たときは驚くかもしれませんが、彼らの生態や発生状況、対策を知っておけば、過度に恐れる必要はありません。
この記事では、ヤマビルについて詳しく解説し、登山者が知っておくべき対策を紹介します。

ヤマビルの生態とは?

ヤマビル(山蛭)は、主に日本の温暖で湿度の高い山地や森林に生息する吸血性のヒルです。
特に東北以南の本州や九州で多く見られます。
彼らは水中ではなく、地上に生息している点が特徴で、湿気の多い場所を好みます。

ヤマビルの主な特徴は以下の通りです
体長:通常、1~2cmほどの小さなサイズですが、血を吸うと2~3倍に膨らみます。
・動き:ヒルは意外にも速く動き、吸血対象に向かって積極的に這い寄ってきます。匂いや温度を感知して宿主を探すと言われています。
・吸血方法:ヤマビルは顎で皮膚を切開し、麻酔効果のある唾液を分泌してから血を吸い始めます。そのため、刺されても痛みはほとんど感じません。血が止まりにくいという特徴もあります。

ヤマビルが発生する状況

ヤマビルが特に発生しやすいのは、湿度の高い山や森林の中です。主に以下のような条件で活動が活発になります。
・梅雨の時期や夏場の湿度が高い時期:ヤマビルは乾燥に弱いため、雨が多く湿気がある環境で活発に動きます。特に6月~9月の梅雨から夏にかけてがピークです。
・標高が低く、森林が多いエリア標高1000メートル以下の低山や谷沿いで見かけることが多く、湿気がこもりやすい谷間や、湿地帯などが彼らの好む環境です。
・動物の通り道:ヤマビルは鹿やイノシシなどの野生動物の血を吸って生活しているため、動物が通る場所に多く集まります。
また、山道や登山道付近では、動物に寄ってきたヤマビルが登山者に移動することがあります。

ヤマビルは何に寄ってくるのか?

ヤマビルは視覚に頼らず、体温、湿度、二酸化炭素、体臭などを感知して寄ってきます。特に汗をかいたり、湿気が多いときは彼らにとって最適な状況です。
・体温と二酸化炭素:動物や人間の体温や呼吸に含まれる二酸化炭素を感知する能力が高く、これによって人や動物を探します。
歩いているとき、ヤマビルが遠くから体温や呼気を感じて近づいてくることがあります。
・汗と体臭:汗をかいた状態だと、さらにヤマビルが寄ってくる可能性が高くなります。登山中は汗をかきやすいため、これがヤマビルにとって格好の餌場になります。

ヤマビルの被害と対策

ヤマビルに刺されると、最初は痛みを感じないものの、後から気づいて驚くことが多いです。
出血が止まりにくい点が厄介ですが、適切な対策を取ることで被害を最小限に抑えることができます。

ヤマビル対策のポイントは次の通りです
・長袖・長ズボンの着用

ヤマビルが直接肌に触れるのを防ぐため、長袖・長ズボンを着用し、できればズボンの裾は靴下やスパッツの中に入れておくと良いでしょう。
吸血対象が見つからないとヤマビルは諦めることがあります。
・ヤマビル忌避剤の使用
市販されているヤマビル忌避剤や、虫よけスプレー(ディート成分が含まれたもの)は、ヤマビルの接近を防ぐのに有効です。
靴やズボン、スパッツにしっかりと噴霧しておきましょう。
また、ハッカ油スプレーなどもヤマビル避けに効果があると言われています。
・こまめに足元をチェックする
登山中に時々足元や服装を確認して、ヤマビルが付いていないかチェックしましょう。
付いているのを早く見つければ、被害を防ぐことができます。
・刺された場合の対処法
ヤマビルに噛まれても、無理に引き剥がそうとすると皮膚が傷つくことがあります。
もし吸血されている場合は、塩やアルコールをかけることで自然に離れます。吸血後、血が止まりにくい場合は清潔なガーゼや絆創膏で圧迫して止血しましょう。
・吸血後の消毒とケア
吸血後は清潔な水で洗い、消毒を行いましょう。
ヤマビルの唾液には抗凝血作用があるため、数時間血が止まりにくいことがありますが、通常は深刻な健康被害はありません。
ただし、感染症のリスクもあるため、傷口が悪化した場合は医師の診察を受けることをおすすめします。

ヤマビルと上手に付き合う方法

ヤマビルが多い山域では、遭遇する可能性を完全になくすことは難しいですが、事前に準備をしっかり行うことで大きな被害を防ぐことができます。
特に、雨の日や湿度が高い日には注意が必要です。
・登山の計画を立てる際には、天候や山の状態を確認し、必要であればヤマビル対策を徹底する。
・「ヤマビルが多いエリア」と事前にわかっている場所では、忌避剤や服装の工夫を忘れずに。
・仲間同士でお互いに足元をチェックし合うことも効果的です。

まとめると

ヤマビルは確かに厄介な存在ですが、適切な対策を取れば過度に恐れる必要はありません。
登山やトレッキングを安全に楽しむために、ヤマビル対策をしっかりと行い、山の魅力を存分に楽しんでください!

冒頭でも触れましたが、先日、鈴鹿山脈に行った際、とんでもない量のヤマビルに遭遇しました。

最後に、実際にヤマビル対策スプレーを直接かけてみたところ、驚くほどの効果を発揮したヤマビル対策スプレーをご紹介して、この記事を締めくくりたいと思います。
名前に惹かれて購入したものの、その実力はお墨付きでした。
直接吹きかけると、すぐにヤマビルが丸まり、そこから動けなくなるようです。

・ヒル下がりのジョニー

名前に惹かれてなんとなく買ってみたのですが、吹きかけると一発でKO!
足からポロッと落ち、そのまま丸まってしまいます。
多くの虫よけ薬に含まれる「ディート」という成分を含まない、体に優しい虫よけ剤です。
ヒルに効果的な高級ハッカ油が含まれており、植物由来の天然エキスを使用しているため、小さなお子様でも安心して使用できます。
ヤマビルを完全に駆除する効果までは確認できませんでしたが、丸まった状態で行動不能になることは確認できました。

その時の様子がこちらです。

ちなみに、あらかじめ靴や服に吹きかけておくだけで、ヤマビルの付着自体も防止できます。
ただし、ある程度時間が経つと効果が薄れてくるので、定期的に吹きかけることが大事です。

まだ蒸し暑い日が続き、ヤマビル対策ラストスパート!という所でしょうか!
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という事で今回の【山の心得】は
「ヤマビルの脅威!生態と対策!」
に関して記事に致しました。

今回も最後までご拝読頂きありがとうございます!

また次回もご拝読頂けると幸いです。!

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