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わさびをさらに辛くなる方法

すりおろしわさびについて

すりおろすと辛くなるメカニズム

本わさびの辛味は、細胞の中にある辛味の素「シニグリン」、酵素「ミロシナーゼ」、が、すりおろすことによって酵素反応を起こし、「アリル芥子油」という辛味成分になります。 よって、細かくすりおろすほど、酵素反応がたくさん起こり、辛味が増します。

少量の砂糖について

生わさびは、きめ細かくするほど辛味が増していきます。 これはわさびの細胞が壊れることで辛味成分が生み出されるためといわれています。 辛いのがお好みの方は、すりおろすときにほんの少しの砂糖をつけると辛味が増すのでおすすめです。

味を生み出す酵素を砂糖が助けて、辛さがぐーんと増します

辛さを無くなる方法について

そんなワサビを食べたいけど、辛みが苦手という方は、すりおろした本ワサビをポテトチップスで挟んで食べてみてください。 すると全く辛くない! 岐阜大学の山根准教授によると、ポイントは油と一緒に食べること。 お菓子の油がアリルイソチオシアネートの揮発を邪魔してくれるため、鼻にツーンとした刺激が届かないそうです。

辛さを消す方法について

牛乳、ヨーグルト、チーズなどがよい。 腸への刺激も和らぐので、辛い料理を食べるとおなかの調子が悪くなる人にはおすすめ。 ▼油分のあるものを食べるオリーブオイルの効いたドレッシングのサラダ、アヒージョ、チーズフォンデュなど油分のあるものを口に入れることでカプサイシンが溶け、舌のひりひり感が和らぐ。

調味料について

ワサビの辛さを抑える調味料は「マヨネーズ」です。 マヨネーズをひとさじ(小さじ1程度)、舌全体でなめてみてください。 不思議なことに、鼻に抜ける辛みが一瞬で治まります。

体について

本わさびの抗酸化作用は非常に高く、認知機能の向上にも効果があるとされています。 本わさびの血流改善効果は野菜の中でもトップクラス。 動脈硬化も予防できます。 本わさびに含まれるヘキサラファンの抗炎症作用は、花粉症やアトピーの改善にも。

血栓症予防 わさびには血小板の凝集活性を阻害するという研究結果が報告されています。 わさびに含まれるイソチオシアネート類が血小板の凝集にかかわるタンパク質の働きを低下させることで、血栓の形成を防ぐと考えられます

危険性について

わさびは刺激物であるため、食べすぎると舌が麻痺をして味を感じにくくなる味覚障害を発症することがあります。 また、わさびの辛み成分が胃腸を刺激することで腹痛や下痢などを起こすこともあるため、食べすぎないようにしましょう。 わさびに含まれる有効成分は水に溶けやすく身体に蓄積しておくことができません。

効果について

わさび効果・効能

抗菌・抗虫作用

食欲増進効果

消臭効果

血栓症予防

抗酸化作用、抗がん作用

アレルギー症状緩和

美肌効果

糖尿病合併症予防

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