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梅雨の体調不調

梅雨の体調不調について

梅雨の時期は、気圧が低いことが多く、自律神経が乱れ副交感神経が優位となりやすく、身体がリラックスモードになりだるさ・眠気を感じます。 また、活動量が普段より減るため血の巡りが悪くなり、肩こり・冷えなどの症状も起こります。

梅雨だる(梅雨不調)

症状として最も多いのが頭痛(65%)で、次いで倦怠感、疲れ、寝不足の順でした。 梅雨時期は湿度が高く、湿度が高いと、体内の水分が汗や尿として外に排出できずに体内にとどまってしまいます。 その結果、体内の消化吸収と水分代謝がうまくできなくなり、消化不良が起こりやすく、むくみやすくなります。

改善について

適度な運動と入浴で水分代謝をあげる

外出できないときは、室内でもできるスクワットや踏み台昇降などの運動がおすすめです。 ぬるめのお風呂にゆっくり浸かり、体を温めるのも効果的です。 できるだけ汗をかいて、体にたまった余分な水分の排出を促しましょう。 また、体が冷えると、さらに水分代謝の悪化を招くおそれがあります。

冷え性改善のためには体を温める食べ物を積極的に摂ることが大事で、代表的なものとして生姜、ネギ、ニンニクなどの根菜類が挙げられます。 また冷たい飲み物は体を冷やす原因となりますので、常温か温かい飲み物を飲むようにしましょう。 そのほかトマトやキュウリ、コーヒーや緑茶も体を冷やすものと考えられています。

スクワットについて

大きな筋肉を鍛えて効率的に冷えにくい体

具体的には、スクワットや腹筋を行って、大きい筋肉を鍛えるのが効率的。 基礎代謝量が上がりやすくなり、手足の末端を含めた全身の冷えの改善を目指せます。 さらに、特定の箇所の冷えに悩んでいる方は、その部分の筋肉を鍛えるのも効果的です。

免疫力について

気温や気圧が不安定になる梅雨シーズン。 天候や気象条件などの外的要因から体内を一定の状態に保とうとする自律神経への負担が増え、そのバランスが乱れやすくなります。 自律神経の働きは免疫機能にも影響を与えるため、自律神経が乱れることで免疫力の低下が引き起こされます

だるさについて

梅雨の時期は気圧が低い状態が続きます。 気圧が低くなると副交感神経が優位になりだるさを感じやすくなります(「梅雨だる」と言われています)。 気圧変化が大きいと体がストレスを感じてしまい交感神経が優位になってしまう方もいます。 また、この時期雨の日は気温がやや低めで晴れると真夏日になるなど気温変化も大きいです。

影響について

気圧の変化は、男性より女性の方が受けやすいとされています。 また、生まれつき内耳が敏感な方や、耳の病気にかかっている方も症状があらわれる場合があります。

めまいについて

梅雨の時期は、身体のバランスを調節している自律神経や耳の機能が乱れ、身体の中に余分な水分も溜まりやすくなるため「めまい」が起こり易くなります。 「めまい」と同時に体がだるい、頭が重い、浮腫みが出る、関節が痛むなどの症状を伴う方もおり、「気象病」とも言われています。 さて、漢方では梅雨は「湿邪」が多いと考えます。

自律神経を整え方について

朝食をしっかりとる

朝起きてすぐに日光を浴びる

朝に散歩をする

定期的に運動をする

睡眠の質を上げる

ストレスをためすぎない

腸内環境を整える

夜寝る1〜2時間前に入浴する


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