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【美容師】の年金のはなし


【美容師の年金】っていくら?



【個人事業主】
として美容室を経営していると

従業員5名以下の場合は、

【社会保険】への加入義務がありません。


小規模の美容室を経営している

【個人事業主】【フリーランス】の場合

【国民健康保険料】+【国民年金】

のセットでの加入が義務化されています。






【国民年金】ってなに?



【国民年金】とは、

日本の国民年金法によって規定されている、

日本の公的年金のことです。



年金制度は3つに分かれていて

1階 【国民年金】
2階 【厚生年金】
3階 【国民年金基金】【iDeCo】

といった感じで図のように

階数で表されます。


画像 年金のしくみ より



【個人事業主の美容師】は年金が少ない



【国民健康保険】+【国民年金】

のセットで加入している美容師は

1階部分にしか加入していないので

65歳以降に受給できる年金額が

ものすごく少ないです。


しかもほとんどの美容師が

その事実をしらず

老後いくらもらえるのか?

知らない場合がほとんどです。



美容技術の習得しかやってこなかった

数年前のカネオもそうでした(;^ω^)


そうなる前に

まずは現状を理解していきましょう





【国民年金】は満額で年額80万円



【国民年金】の受給額は

【加入期間】によって変わりますが

20歳より60歳までの40年間払い続けた場合

満額で80万円です。





カネオは30歳になるまで【国民年金】

加入していませんでしたm(__)m



おしゃれするために自分の洋服代や

大好きなお酒の飲み会や

ギャンブルにはじまり

ヘアコンテストの衣装モデル代

練習用のウイッグなど

自己投資という名で散財

貯金も一切なかったので

この事実を知った時に固まりました。。。


すべて自分の責任です( ;∀;)



カネオはこの未納時期を踏まえると

現在の受給予定額50万円程

なりそうです。





まず自分の現状を知る


これを読んで

『自分はいくらもらえるんだろう?』

と思った方はまず

年に1度送られてくる【ねんきん定期便】

を確認してみましょう


navi-navi-hoken.comより


これをみれば自分の現状を知ることができます。



さらに将来は厳しくなる?



追い打ちをかけるように

日本は人口減少によって

年金を払ってくれる

労働者の数が減っていきます

マクロ経済スライドといって

今後おおよそ受給額も

20%は減っていく

と予想されています。


生活インフラの値上げも響いてきそうです・・・




【年金】受給は何歳から?


受給時期は60歳65歳70歳75歳の中から

自分で選ぶことができます。

基本的には65歳受給です(*^▽^*)



60歳から受け取る場合


受給額が1年あたり6%減少しますが

本来の年金額の70%

一生涯受け取ることができます(*'ω'*)



逆に75歳に遅らせると


受給額が1年あたり8%増加し

本来の年金額の184%

一生涯受け取ることができます。




金額だけを考えると

75歳から受け取るのが良い

ので美容師として

引退を遅らせる必要があります(*'ω'*)


一生現役も悪くないですね(#^.^#)





【国民年金】の不足を補うには?


ここまで将来の不安ばかりを書きましたが

もちろん解決策はあります。


このnoteは、この解決策をお伝えして

【個人事業主の美容師】の未来を明るく

するお手伝いをしていけたらと思います。


次回から具体的な対策を記していきますので

ぜひお読みください。



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