2024年3月22日看護学習内容

心筋梗塞とは?
心筋梗塞とは、心臓に栄養、酸素を送るための血管が詰まってしまい心臓の筋肉が壊死してしまう。

⭐急性期のケア
主に合併症に心原性ショック、心不全があるのでモニタリングや訪室時の観察が必要である。

🔴治療
緊急カテーテル検査と治療が行われる。
心エコーの検査から心機能を把握し日常生活動作に伴う心負荷を予測した関わりが必要である。

🔴看護
ベット上安静が必要なため、吸い飲みやナースコールは手の届く所へ置く

🔴観察
呼吸状態
呼吸苦の有無、回数、呼吸の仕方
SPO2値の変化
酸素投与している場合、酸素の量、マスク、カヌラが正しく装着されているか?

心電図の電極は正しく装着されているか?
胸部症状、痛み、時間、痛みの性質
不整脈の有無 波形の変化、STの上昇、低下、心拍数の変化

注意が必要な心電図
心室期外収縮
連発して出て来たらヤバい、なぜなら心室細動へ移行するリスクがある。

心室頻拍
心室から高頻度に心室期外収縮が連発する。
これは、心室の異常によって頻脈と血流障害が起こることで起こる。

心室細動
1番緊急度が高い
心臓が痙攣を起こしている状態
つまりは上手く心臓が動かないことで脳、全身への血流障害が起こり意識消失、呼吸停止、心停止が起こり死にます。
迅速な対応が必要になる。

対応
意識レベルを声がけで確認
なければ、応援を呼ぶ 
呼吸しているかと脈の確認をする。
両方なければ、心臓マッサージを開始
助っ人にAEDをもってきてもらう。
その間は心臓マッサージを行う。

外であろうと、病院であろうと動きはほぼ一緒
詳しくは又別の機会に

四肢
末梢の冷感、冷や汗の有無


🔴ドレーン管理
点滴の刺入部、発赤、疼痛、滴下速度、ルートの屈曲
バルーンカテーテル
屈曲、閉塞がないかの確認
イン・アウトのバランス
輸液量、利尿薬、血圧低下、血液データ(電解質)
の異常、モニタリングでの不整脈
用語
モニタリングとは?
患者の身体に何らかの変化がないかを確認、観察のことを言う。

カヌラとは?
鼻の下にチューブを当てて酸素を流出させる。
チューブ

STとは?
心室の興奮状態となって興奮からの回復が始まるまでの部分のことを指す。
ST低下は?狭心症
ST上昇は?心筋梗塞
上昇の方が緊急度、重症度が高い

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