$ときを紡ぐ(上)昔話をもとめて 単行本 小澤俊夫 (著)
$ときを紡ぐ(上)昔話をもとめて
単行本
小澤俊夫 (著)
$小澤俊夫の幼少期の思い出から、一九六六年に初めてドイツを訪れて、憧れの昔話研究者マックス・リュティと出会うまでを収めた、自叙伝の上巻です。季刊誌『子どもと昔話』で連載中の巻頭言「糸つむぎ」から、回想記だけを抜き出してまとめています。
あの戦争時代の経験も通して読むことができるよう整理しました。戦争を知らない世代にも、戦時の一端を知っておいてほしいという著者の願いがこめられています。
一九三〇年に中国長春で生まれた著者の最初の記憶は、当時の「満州国」の奉天市(現在の瀋陽市)で父親が打ち上げてくれた花火でした。そこから始まる中国での戦争時代の暮らし、満州国で五族協和のために奔走した父小澤開作、一九四一年に日本へ帰国して軍国少年として過ごした日々、そして敗戦。その後の著者の学問との出会いや、兄弟それぞれが歩んだ道など、ひとつの大きな時代を生きてきた一家族の記録としても読みごたえのあるものとなっています。
商品の説明
出版社からのコメント
小澤昔ばなし研究所所長、筑波大学名誉教授。1992年より日本各地で昔ばなし大学を主宰。季刊誌『子どもと昔話』を刊行し、独自の昔話研究と実践を展開。主な著・訳書に『昔話からのメッセージ ろばの子』『改訂 昔話とは何か』『こんにちは、昔話です』(小澤昔ばなし研究所)『昔話の語法』(福音館書店)『グリム童話の誕生』(朝日新聞社)『昔ばなし大学ハンドブック』(NPO読書サポート)、マックス・リュティ『ヨーロッパの昔話 その形式と本質』(岩崎美術社)等。2007年ヨーロッパ・メルヒェン賞(ヴァルター・カーン財団)受賞。2011年ドイツ・ヘッセン州文化功労賞受賞。
著者について
小澤昔ばなし研究所所長、筑波大学名誉教授。1992年より日本各地で昔ばなし大学を主宰。季刊誌『子どもと昔話』を刊行し、独自の昔話研究と実践を展開。主な著・訳書に『昔話からのメッセージ ろばの子』『改訂 昔話とは何か』『こんにちは、昔話です』(小澤昔ばなし研究所)『昔話の語法』(福音館書店)『グリム童話の誕生』(朝日新聞社)『昔ばなし大学ハンドブック』(NPO読書サポート)、マックス・リュティ『ヨーロッパの昔話 その形式と本質』(岩崎美術社)等。2007年ヨーロッパ・メルヒェン賞(ヴァルター・カーン財団)受賞。2011年ドイツ・ヘッセン州文化功労賞受賞。
登録情報
出版社 : 小澤昔ばなし研究所 (2017/5/27)
発売日 : 2017/5/27
言語 : 日本語
単行本 : 264ページ
ISBN-10 : 4902875829
ISBN-13 : 978-4902875829
寸法 : 13 x 1.8 x 19 cm
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