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$憎いあンちくしょう [DVD]石原裕次郎 (出演), 蔵原惟繕 (監督), 浅丘ルリ子 (出演) 形式: DVD

$憎いあンちくしょう [DVD]

石原裕次郎 (出演), 蔵原惟繕 (監督), 浅丘ルリ子 (出演)
形式: DVD

フォーマット色, ドルビー, ワイドスクリーンコントリビュータ
浅丘ルリ子, 川地民夫, 蔵原惟繕, 石原裕次郎, 黛敏郎, 長門裕之, 山田信夫, 芦川いづみ
言語日本語
稼働時間1 時間 45 分

$視聴者レビューより引用・編集
蔵原惟繕監督、昭和37年の作品。裕次郎が演じるマルチタレント大作と戀人兼マネージャーの典子(浅丘ルリ子)のアンビバレンツな關係の話。戰後のマスメディア批判、特に「やらせ」や「代役」などの視聴者を欺く手法の横行を取り上げています。
確かに昭和の頃の方が人々はマスメディアの報道に對して常に疑いの目を向けてゐた様に思う。寧ろ、昨今の方が視聴者は盲目的にマスメディアの垂れ流す嘘を信じてゐる様。
裕次郎らしい話です。そして、熊本までの各地で撮影された昭和中頃の風景が旅情もあって中々良いです。昔のJaguar XK(ロードスター)の走行場面が沢山出てきますが、熊本の山中で崖から落ちる場面は模型なのでしょう。當時の國道は今よりはガタガタの舗装だったのでしょうが、信号も少なくそれなりに快適だったのでしょう。今でも歐米の郊外はこんな感じの走りが楽しめます。日本は塗り固め過ぎ、付属施設氾濫し過ぎ。
最後にジープが山村に届いた時に、マスメディアの宣傳に乗せられた村民は大喝采していますが、戀人の青年医師の為にジープを調達した美子(芦川いずみ)と靑年医師の敏夫(小池朝夫)のぎこちない對面の様子が中々面白い締め括りとなっている。

商品の説明

Amazonより

売れっ子タレント・北大作(石原裕次郎)とマネージャー兼恋人の典子(浅丘ルリ子)が、純粋愛のために東京から九州まで運ぶ仕事を無報酬で引き受ける。そこに群がるメディアの好奇に満ちた目。ふたりは無事目的地にたどり着けるのか…?
軽快なタッチで始まる「憎いあンちくしょう」だが、映画の進行と共に、その軽快さはなりを潜め、真実の愛を追及せんとする裕次郎と、彼を追いかけるルリ子による、日本縦断劇が展開される。その中でメディア批判らしきものを盛り込み、神風タレント・北と裕次郎の姿をダブらせようという、その狙いは分かるのだが、純粋愛を追及するには、あまりに裕次郎の行動原理が釈然としない。
むしろこの映画の見どころは、前半での裕次郎とルリ子とのやりとりである。人もうらやむ仲なのに、仕事のためキス以降の関係を持たないという、プチ禁欲的な関係をふたりが楽しんでいて、溌剌とした現代女性として描かれた典子を、浅丘ルリ子がはじけるように好演している。このキャラクターが受け、後に典子はスピン・オフして2本の作品に登場したほど。(斉藤守彦)

レビュー

監督: 蔵原惟繕 脚本: 山田信夫 音楽: 黛敏郎 出演: 石原裕次郎/浅丘ルリ子/芦川いづみ/長門裕之/川地民夫
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)






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