映画感想『大怪獣の後始末』山田涼介 土屋太鳳 濱田岳 ふせえり 西田敏行 オダギリジョー

おはようございます!
アマゾンプライムビデオにて視聴しました
ネタバレは話の都合上ありますが、詳細で正確なストーリーでもありませんので、ご了承いただけますと助かります
個人の感想や連想をメモ的に書いております
この考え方が絶対に正しいと押し付ける趣旨ではありませんことをご理解いただけますと助かります




キャッチコピーは「倒すよりムズくね?」だそうです

たしかにそのとおりですよね


大怪獣とくると

ゴジラとか
シン・ゴジラかしら
とか
ふつうに連想します


あとは

むかしなつかし
ウルトラマンシリーズとか


主役の特務の青年が
最後のほうで特殊機能満載のゴーグルをつけるところなど
ウルトラセブンかしら
とか
期待してしまう
おばさんです


ウルトラセブンの変身シーン
いまでも
お気に入りです

そう

ぶたさんの鼻みたいだって
思ったことありませんか?


脱線しました


ウルトラセブンかと思いきや

ウルトラマンエースも
なぜか連想しました


いまだ!
変身!
北斗と南

たたーかえ
たたーかえ

うーるとーらまーん
えーす!

うっちゅうのエース!

そう

この作品は
オマージュとか
パロディとか

ここってわらっていいところなんですか?

はてなマークが浮かぶ
場違いな笑いを取りにくるしぐさとか

そういうものが満載なのですが

結構シリアスです


ようするに
特攻のお話です


この映画を作った人は
ものすごく考えているような気がします



すごいなあとおもったのは
濱田岳さん演じる
官房長官のファッションです


黒づくめで
ブラウスもスーツもキメているのですが

遠くから見ると

真っ黒で

しかも

名札
ネームプレート的なものを下げている
ひも

白か銀色で

胸のところで
絶妙に
V字型になっているのが

神父様が十字架を下げているように
パッと見
錯覚するんです



そして
最後のほうで

頭を壁に着けて

懊悩する場面

画面の右斜め上あたりに
数個の
光があしらわれているのですが


遠目にみると

なんだか
十字架が

いくつか
きらめいているような

そんな
雰囲気がするのです


そしてもう一つ

子どもの頃に
テレビ番組で観たのか
小学館などのマンガ雑誌で見たのか

とにかく
イメージで残っているストーリーの断片があるのです


怪獣(か超獣)との戦いに絶望的になり
爆弾満載の飛行機に乗って
特攻するという
作戦が持ち上がるシーンがあるのです


その飛行機は
全体が真っ黒に塗装されていて

なぜか

十字の模様が
白い線で

派手に

数か所
塗装されている

という
デザインだったのです



なぜだか
個人的に

むかしの
ウルトラマンシリーズの
どれだったかは
ごめんなさい

記憶があいまいなのですが

そこで

隊長が乗るとか
いや
わたし(ウルトラマンの人間の姿の隊員であり主役)がのるとか

押し問答する場面があったかもしれません


なぜだか
そのイメージが
ダブりました



あとは

ウルトラマンエースって
北斗さんと南さんが協力して
ウルトラマンエースに変身するという

ある種
子供向け番組にしては
男女の関係を
おもわせるような
スタイルになっていましたよね?


途中で南さんという女性は亡くなるのでしたっけ?
なんか神格化したようなイメージが残っています


その真っ黒な白い十字の描かれた
爆弾満載の飛行機

ウルトラマンの仮の姿の人間が
乗り込んで

特攻しつつ
ウルトラマンに変身して
どうこう
だったかしら?


うーん

何通りかある
ウルトラマンシリーズの
どのお話だったか

テレビだったか
マンガ連載だったか

いろいろ
まざっていてすみません


長くなりましたが
そういう

子どもの頃に見た

ウルトラマンシリーズの
印象的な場面や
心情が
よみがえってくる

ふしぎな
映画なんですね


また

「ラジオ体操のうた」とか
出てきますし

ノスタルジーなんです


お話の中で
環境大臣の蓮佛さんが
けっこう
出番多くて
いい味出していらっしゃいます

シリアスで
野心的なんだけど
コミカルで
これも
オマージュやパロディ的な
ギャグがでますね


なんど
ギャグな
ズッコケを
やらされても

全くへこたれないところが
尊敬に値する政治家だと
感じました


政治家という意味では
西田敏行さん演じる総理大臣


期待通り
恰幅よく
威厳あり
冗談ありで
絶妙に
いい存在感です

そして

この総理大臣に
語らせる
台詞で
一番
おっ!

きたのは


夫婦である
濱田岳さん演じる官房長官と
土屋太鳳さん演じる環境大臣秘書の関係性を
バシッとたしなめる一言です

濱田岳さんが
なにかしらの事象について
土屋太鳳さんを詰問するように
否定的に議論しているところに割って入って

「夫婦だからと言って(夫が妻に)
つらくあたるんじゃない」

的なことを言って
一言で
鎮める場面です


夫婦して
内閣にかかわる重要な職責を担っていて

その一方が
仕事の場面で
妻をなじる
その程度が
きついというのは

あんがい
現実の世界でも
あることなのかもしれません

そこを
年長者であり
上司でもある
総理大臣が

スパっとたしなめる


言っていることの内容は
ひつような内容でも
あいてを
へこますような
いいつのりかたは

夫婦としての
夫から妻への甘えだよ

夫婦喧嘩を
こんな場でやるんじゃないよって

人生の先輩として
つっこんでいる

そんなかんじがして


おお!
勉強になります


感嘆しました



はなしは
あちこちに飛びますが


オダギリジョーさん演じる
環境大臣秘書の女性のお兄さん


いのちはとりとめるようですが
ある種
「グスコーブドリの伝記」を
ほうふつとする
展開もありました


平成仮面ライダーシリーズ
トップバッター
仮面ライダークウガ

さわやかで
かわいいオダギリジョーさん


あの
特撮ヒーローものの
真摯で勇敢なイメージ

あじわわせていただきました

これも

こどものころから
ウルトラマンとか
仮面ライダーとか
スキだった
自分としては

堪能させていただけました!



長くなってきました





いろいろな
連想が
語りつくせない

わたしにとっては

味わい深い映画でした

みごたえありました!



いつもお付き合いいただきありがとうございます<(_ _)>(*^-^*)


ではまた!



まきのしょうこ





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