釣り堀とか確率とか

おはようございます！

「釣り堀なのよ」
ボソボソと
壁の向こうで
声がする

「釣り堀ってアンタ…^^;」

「ガッコーだろうと
めっさリッチ企業だろうと
近所のお店だろうと
趣味のサークルだろうと」

「すべて釣り堀ってことですか？」

「そうなんです
自分は
魚を漁りに行く
飢えた猫という
認識を
もってください」

「は、はい…^^;」

「確率です
確率を上げるのです」

「はい？」

釣り堀
確率

今度は何だ？

私は
壁に
耳を当てて

ボソボソ低く
聞き取りにくい声の
対話を

よく聞こうと

耳を澄ました

しかし

ボソボソは
遠ざかり

とうとう
何も聞こえなくなった

隣の
住人は

何の話をしていたのだろうか

チュンチュンと
スズメの鳴く朝

本日は
初出勤

新しい街
新しい住居

なんか
記憶に
ほぼ残らない
夢を見ていたのか

それとも
隣の
人の
ひそひそ話か

眠気まなこで

新聞取るついでに

玄関を開けて
隣を見たら

あ、
そういえば
ここ
一番端の
部屋だったんだ

向こう三軒両隣？
しかし
片側は
部屋は無いし
こっち側の
お隣と
下の部屋ぐらいかしら
引越し挨拶
何にしよう？

ま、
会社の近所で
お菓子でも

見繕って
帰ろっと

あれ
昨夜の
ボソボソ話し声は

どっちがわの
壁でしたっけ？

あれ
こっち側は

誰もいないはずなんだよね…^^;

気のせい？
夢だったのかな？

レ・・・レイとか…^^;

いやいや
ブルブル

考えるのはやめよう

せっかくの
素敵
お部屋

大丈夫に決まっている！

張り切って
初出勤

現実に
足を踏み締めて

頑張ろう！？

・・・・・

何の意味もない
妄想でした…^^;

全くの
作り話です…^^;

いつもおつきあいいただき
ありがとうございます
☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆

ではまた！

まきのしょうこ