『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』設楽統 片瀬那奈 螢雪次朗 原作 北尾トロ

おはようございます!
AMAZON_PRIME_VIDEOにて視聴しました
素人の個人の感想や連想のメモです
この考え方が絶対に正しいと押し付ける趣旨ではありませんことをご理解いただけますと助かります
ネタバレも多少しますが、ストーリーのすべてを正確に詳細にお書きするわけではありませんことをご理解いただけますと助かります



裁判ものの
シナリオで
ビデオを一本商品化したことのある

シナリオライターの男性が

とあるど派手な
美人プロデューサー(?自称?)


依頼されて

裁判物の
面白いシナリオを書くことになる


どうしたらいいかわからなくて
裁判所に
傍聴しに行く日々が始まるが


全く気が乗らない

美人な検察官が
目の前を急ぎ足で
登庁するのに

ふらふらつられて
追っかけて


しかし

見失って


結局
なんとなく
適当に
傍聴を始める



何件か

淡々と傍聴するうちに

傍聴マニアのおじさんに声をかけられ

傍聴マニア仲間も紹介され

和気あいあいとした交流も始まり
根気良い傍聴ライフが始まる


冒頭の
美人な検察官の

強く厳しい
せめる
質問風景に


自分も
この美女に
厳しく問い詰められたい

という
妄想に
ひたってしまう
シナリオライター


なんだかんだ

さまざまな
裁判風景を

シナリオライターが
見学するというスタイルで

視聴者にも
さまざまな裁判のありようを
教えてくれる


とある
裁判のあと

例の美人検察官が
仕事を終えて
エレベーター待ち中に

「お疲れ様でした」

やっとのことで
こえをかけるシナリオライター



すると
美人検察官から
「他人の人生だと思って
気楽に見ないでよね!」
みたいな
叱責を受ける


たしかに
そのとおりだわ…(-_-;)

落ち込むシナリオライター


傍聴仲間にはげまされて
一時は中断した傍聴を復活させる



ストーリーの最初の方から
裁判所前で
無実を訴えて
ビラを撒いている

ややお年を召した
女性がいる



連続放火の
冤罪に
自分の息子がはまっているという




そして

傍聴マニアたちは


逆転無罪

という

日本の司法において
レアなケースになるのかもしれないという


人助けではあるが?

やや
じぶんたちの趣味に寄った

やや
不純目な動機で

この
おかあさんの
息子さんを

無罪に導きたいと
(冤罪だということで)

陰ながらの
応援を画策する


担当の
弁護士先生は

まじめで実力があるが

まじめすぎて
訴える演技力に欠けると

ベテラン傍聴マニアの
おじ様の分析により

シナリオライターは

自身の過去作映画ビデオを

匿名で弁護士に送付する



ギャグ映画なので

弁護士は
その映画を真面目に視聴して

その中で
弁護士が
マンガ的に
大げさな身振り手振りで
大演説をかますところを
何度も観返して

演技を
完コピするいきおい…(-_-;)



さて

結末は?



裁判という
ひと様の人生のかかった場で

一応
ギャグということで

不謹慎ではないかという
見方もありそうです


たしかに


ただ

ギャグめかしているけれども


当事者たちが

案外
真摯に

生きていることも
表現しつつ


しかし

派手なドラマはなく


しかし

ギャグ映画ならではの

小さな
オチ

時にみられて


だから何なのと言ってしまえば
それまでですが



何も残らなかったかといえば


なにかしらの


静かな味わいがあるような




けっこう
あじわえました




いつもおつきあいいただきありがとうございます<(_ _)>(*^-^*)




ではまた!




まきのしょうこ





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