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“大切”の範囲

旦那さんと話してたら、『そういえばキミは僕のことをあまり心配してないね?』と言われた。

彼は病院がキライだ。
体調が少し悪くても病院嫌いゆえ自発的に行かない。大事な子供の通院ですら行ったことのない病院へは行けないと連れて行ってはくれない。(通院してるところは問題ない)
そして、健康診断…行かない。
前回行ったのはコロナ前ではなかろうか。

『心配だったら引きずっても連れて行くとかしない?でもそれをしないのは、あまり心配されてないのかなぁと思うよ』

確かに一理ある。

旦那さんが通院できない理由はいくつかある。まず、通院するには予約が必要となるが“電話をかける”行為が圧倒的にできない。何かのトラウマレベルにできない。行きつけの美容室の予約を数ヶ月渋るほどにはツラい活動のようだ。(でも、かけようか?といったら断ってきたw)
では、ネット予約出来るところならば良いのか?というとそうでもなく、初見の病院は行きたくないらしい。
そして病院そのものが嫌い。
救急車で運ばれたことが2回もあるにも関わらず教訓にはなっておらず、通院の大事さよりも『嫌』が勝っているようだ。

なお、奇遇(?)なことに自身もこれに関して『アナタは、私と子供のことを大事に(心配)していない』と感じている。
今、夫が倒れたりすると我々の生活はかなり苦しいものとなる。まだ低学年の子供はどうするのか、職場とテレワークの交渉などの対策が必要になる。
そうならないように自分を大切にすることが家族を大切にすることにも繋がっている、と自身は理解しているからだ。

ん??あれ???禅問答みたいになってきた。

旦那さんのメンヘラが一番酷い時、奇声をあげだした時は流石に心療内科受診を勧め、近場の行けそうなところを調べて伝えたりもした。でも、それじゃあ心配度合いとしては弱かったとのこと。(因みに行こうと伝えたら「知らない先生に話すことなどない」と言っていた)


何故無理矢理連れて行かないか?

人に何かを強制 ⇒ 無理
の心だろうか。一緒に行くこともよぎったが、その時分は自身も心療内科未経験で(こんな健康なのが行っても何しに来たって感じよね)と思っていて、二人で行く選択肢を消してしまっていた。
あとは、予約までしたとして当日メンタルが悪化して『行かない』ってなったら物理的に引きずっていける確信が持てないし、それにより病院にかける迷惑もしたくない。

書いたのを読み返して『やらない理由』を探してやらない駄目な典型パターンだった…。

会話の終わりに、健康診断については、一緒に予約したら行ってくれるそうだ。
今年度はそうしよう。

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