『討ち入りの日』!
江戸時代浅野藩47士討ち入りの日。
何故かこの日に泉岳寺の境内で私は『演歌』を歌ったことがある。
その日はさまざまなイベントがあってその一環として私が声かけられたのであった。
栗の中では『句会』も模様されていて俳優の小沢昭一さんや加藤武さんなどが参加されていた。
人生は時に不思議な巡り合わせというものがあってこの時の歌唱も今となっては不思議としか言いようがない。
企画者は当時NHKの『花形』ならぬ『泥形』ディレクターの異名を持つ大神さんという方であった。
依頼泉岳寺には行ったことがないが今日も『義士』のお墓の前で線香を手向ける参拝客も多いのかもしれない。
歌舞伎の『仮名手本忠臣蔵』の『仮名』とは『いろは四十七文字』のことで言外に『47士』のことを匂わせたものらしい。
幕府批判とも捉えかねられる恐れの『忠臣蔵』。時代を江戸ではなく『室町時代』に置き換え主人公の名前も変えて『芝居にかけた』げ作者たちの苦労が偲ばれる。
しかし境内で『演歌』とは草葉の影の『義士』たちは『何事!』とばかりにさぞびっくりされたことだろう。