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一級建築士学科対策#10

皆さんこんばんは!明日は、推しのライブがあるため、大阪に飛び立ちます!!
皆さんは、何か熱中しているものや、趣味はありますか?
趣味ってとても大切で、あと一歩のときに背中を押してくれますよね。
私は、勉強しているとき常に推しのことを考えて過ごしています(笑)
華金ですが、勉強しましょう!周りと差をつけるなら今です!最高な未来に向かって踏み出しましょう!
それと、今まで少し私のnote見にくかったですよね、すみません。区切り線ってのを見つけたので追加してみました。それと、見出しもきちんとつけましたので、解答との行き来がしやすくなったのではないかと思います。

それでは本日の問題行きましょう。


問題

計画


問題1

大社造りは、切妻・平入りとし、前殿と後殿を連結し、両殿の間に生じた屋根の谷に陸樋を設ける形式である。

問題2

天竺様の組み物は、柱頭だけでなく柱間にも並び、組み物間の空きが小さいことから詰め組と呼ばれている。

問題3

出雲大社本殿は、正面の片方の柱間を入り口とした非対称の形式を持つ中門造りの神社建築である。

問題4

組み物は斗と肘木との組み合わせをいい、肘木が壁から外に二段出ているものは舟肘木と呼ばれている。

問題5

同潤会青山アパートの市街地再開発事業においては、従前の建築物のうちの1棟を集合住宅として保存し、そのほかは集合住宅から商業施設に転用している。


環境・設備


問題1

屋内消火栓設備における1号消火栓の警戒区域は、半径15m以内である。

問題2

多数の人が階段を同一方向に同時に避難するときの群衆歩行速度は約1.0m/sである。

問題3

定温式熱感知器は、急激な温度上昇を生じる厨房やボイラー室には設置しない。

問題4

排煙口は、防煙区画部分の各部分から水平距離で30m以下となるように設けなければならない。

問題5

特別避難階段の附室には、機械排煙設備を設けなければならない。


構造


問題1

木材の繊維方向の短期許容応力度は、長期許容応力度の2倍である。

問題2

2階建て木造建築物の布基礎において、基礎の根入れ深さを12cmとした。

問題3

2階建て木造建築物の布基礎において、基礎の底盤厚さを12cmとした。

問題4

2階建て木造建築物において、地盤から土台下端までの高さを、建築物の外周部にあたっては40cmとした。

問題5

壁量充足率は、各側端部分のそれぞれについて、存在壁量を必要壁量で除して求める。


施工


問題1

鉄骨の高力ボルト用孔の孔あけ加工において、板厚が12mmであったので、せん断孔あけとし、切断面のバリを除去するためにグラインダーを使用した。

問題2

鋼材の加熱曲げ加工を行う際に、鋼材の温度を約300℃とした。

問題3

裏当て金を用いた柱梁接合部の裏当て金の組み立て溶接については、梁フランジ幅の両端から5mm以内の位置において行った。

問題4

エンドタブについては、特記がなく、エンドタブを残しても支障がなかったので省略した。

問題5

完全溶け込み溶接部の内部欠陥の検査については、浸透探傷試験により行った。


解答

計画


計画問題1×

切妻造りは、調べてみてください。
この類の問題で、見るべき部分は、造りとどちらから入るのか抱け見ればいいです。
平入りは、私が勉強してきた中で出たのは、
伊勢神宮(神明造り)、加茂別雷神社(流造り)、宇佐神宮本殿(八幡造り)だけです。ここだけ抑えて、それ以外は妻入りと覚えて大丈夫だと思います。

計画問題2×

天竺様(大仏様)は大胆で、挿肘木が特徴
禅宗様(唐様)は繊細で、海老虹梁(えびこうりょう)火打ち窓詰め組が特徴です。
どれも特徴的なので、一度だけ調べて、大体の形を覚えておくことをお勧めします。海老虹梁は、海老の形をした梁なんだとか。

計画問題3×

出雲大社は大社造り。
解答1に出てきていないから、切妻、妻入り。

計画問題4×

"外に二段出ている"という文言から、二手先の組み物というやつです。

計画問題5×

同潤会青山アパートは、現在の表参道ヒルズです。
転用(コンバージョン)ではなく、建て替えました。
表参道ヒルズの特徴は、地下6~4階が駐車場で、地下3~3階までが店舗、4階からは共同住宅となっています。
いろんな用途の建物なんだくらいで大丈夫です。


環境・設備


環境・設備問題1×

1号消火栓の警戒区域は、半径25m
2号消火栓は、半径15m
ひっかけてくるとしたら、広範囲型2号消火栓の半径を15mとしてくるくらいです。
広範囲型2号消火栓半径25mとなります。

環境・設備問題2×

廊下の群衆歩行速度は1.0m/sですが、階段を下りる速度は廊下の半分。
よって、0.5m/sになります。

環境・設備問題3×

急激な温度上昇で作動するのは、差温式熱感知器。
よって、急激な温度上昇のあるボイラー室等は、定温式。
居室等は、差温式を設置します。
これは、皆さんの家にも必ずついているので、画像検索してみてください。

環境・設備問題4〇

これは、覚えるしかありません。排煙口は30mくらいの覚え方で構いません。

環境・設備問題5×

特別避難階段の附室には排煙設備は必須ですが、機械排煙設備でなくても可


構造


構造問題1×

木材の許容応力度は短期 2/3 × 基準強度
長期 1.1/3 × 基準強度

となっていますので、長期 × 2/1.1 になります。

構造問題2×

根入れ深さとは、地盤から基礎の下端までと考えて大丈夫です。
埋まっている部分ですね。
布基礎は24cm以上、ベタ基礎は、12cm以上

構造問題3×

基礎の底盤厚さは、凸(基礎の断面図)の下の部分の厚さと考えてください。
布基礎は、15cm以上、ベタ基礎は12cm以上


構造問題4〇

わかりづらい方は、地盤から基礎の上端までと考えてください。
30cm以上というのが決まっています。

構造問題5〇

法規でも問われますので、覚えてください。
必要なうちのどれだけあるかってことですね。


施工


施工問題1×

高力ボルト用孔開けは、せん断孔開け禁止です。ドリル孔開けが正解。

施工問題2×

鋼材は赤熱状態(850~900℃)まで熱して加工しなくてはいけません。

施工問題3×

溶接を行った位置から5mm以内に裏当て金の組み立て溶接を行ってはいけません。

施工問題4〇

エンドタブがあるからと言って、弱くなったりするものではないので、支障がないなら、放置してかまいません。

施工問題5×

内部欠陥の検査は、超音波探傷検査
細かい傷の検査は、浸透探傷試験


最後に

お疲れさまでした。どうでしたか?建築史は覚えるのが大変ですよね。
これに関しては、新しい建物が出てくるたびに都度調べて軽くメモしておくとよいと思います。
しかし、注意点として、建築史を恐れすぎて、ここばかり対策するのはだめだと考えています。平均取れればよいのです。イレギュラーはいったん除外して、法規や構造、施工に全力を尽くすのが一番の近道です!
頑張りましょう!

それでは、また!

サポートしていただけると、私がアイドルをサポートします。 冗談です(笑) ぜひ、よろしくお願いします!