見出し画像

プロジェクトマネジメント PMBOKガイド第7版を学習中

今まで第6版に則った知識を使っており、
大きく変わったと言われる第7版を遅ればせながらインプット中。

変化量・情報量が膨大だったため、
重要だと思った部分を抜粋して整理し、振り返りに使いたい。

大きな変更点として

  • 概念、原理・原則が増えた

  • 状況に応じたテーラリングが必要

価値実現システム

全体的な概念。事業活動そのもの。
事業活動は価値を生み出すことが重要。

構成する要素の中にプロジェクトがある

  • ポートフォリオ

  • プログラム

  • プロジェクト

  • 定常業務

ポートフォリオ

  • 事業ポートフォリオ

  • 最も上位の概念

  • 戦略目標を達成

プログラム

  • 計画、要項という意味

プロジェクト

  • 終わりのあるもの (プロジェクトは終わりがある)

  • プロジェクトマネジメントはこのマネジメントにあたる

定常業務

  • 常日頃行っているもの (都合のいい魔法の言葉すぎると思っていたが、ちゃんと定義されていた)

プロジェクトマネジメントの原理原則

12個の項目からなる

一般的なマネジメントと重なる部分がありうると書いてあるが、
リーダーシップやチーム環境を構築する、後述するテーラリングの部分で一般的なマネジメントと重なる部分を感じた。

テーラリング

アプローチ・ガバナンス・プロセスが
特定の環境及び、目前のタスクにより適応するように、
それらを慎重に適応させることである。

テーラリングする対象

  • ライフサイクルと開発アプローチの選定

  • プロセス

  • エンゲージメント

  • 方法と作成物

テーラリングが影響を与える属性(一部)

  • プロダクト/成果物

  • プロジェクト・チーム

  • 文化

継続的な改善も必要。

パフォーマンス領域のテーラリング

プロジェクトの状況に合わせて各項目をテーラリングする

テーラリング・プロセスのステップ

  • 初期のアプローチを選定する

  • 組織に合わせてテーラリングする

  • プロジェクトに合わせてテーラリングする

  • 継続的な改善を実施する

モデル、方法、制作物

モデル

プロセス、フレームワーク、または現象を説明するための思考戦略
・例:チーム・プロジェクト作業のパフォーマンス領域で、状況対応型リーダーシップ・モデルで OSCAR を使う

方法

成果、アウトプット、所産、またはプロジェクトの成果物を得るための手段

制作物

テンプレート、文書、アウトプット、またはプロジェクトの成果物

まとめ

  • 前提としての概念が増えた。

  • 原理原則の追加。

  • プロジェクトを通して価値を生み出すことが重要。

  • モデルの引き出しを多く持つ。

  • 状況に応じてテーラリングすることが重要。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?