Puberulic acid(プベルル酸)の合成と活性
小林製薬の紅麹の件で話題になっているプベルル酸です。前提ですが、市販する以上、製造過程で未知の化合物が含まれていたとしても、免責されることはありません。一方で、このような単純な構造の分子を推定できるところまで持っていったなと、分析部門の方々の仕事に感嘆しています。
さて、プベルル酸は北里大学の砂塚敏明先生、大村智先生によって網羅的な合成研究がなされていました。
ガラクトースから8steps(保護・脱保護反応を含む)で合成できるのは驚きです。ビニル化合物が日本では入手しずら