抱きしめ合える時間
嬉しい時 不安な時 疲れた時
子供達が私の腕に飛び込んでくる
私は彼等をぎゅうと抱きしめ
額にかかる髪をどけてやる
なんとも言えない可愛い匂いを
鼻の奥までいっぱいに吸い込むと
身体中が宙に浮かんでいる様な
不思議や安堵感に包まれる
抱きしめているのはこっちなのに
大きな何かに包まれたよう
なんの躊躇いも照れも遠慮もなく
何にも邪魔されることなく抱きしめ合えるのは
一体いつまでだろう
その時間がどれほど短いことか
今日も余す事なく
目の前の幸せを噛み締めなければいけない
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