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【2021年4月27日更新】米国株テンバガー(10倍株)見つけ方 最新データ付き

成長率の高い米国市場へ投資したい、でも方法が分からない、そんな悩みを解決する方法を500銘柄以上の最新データ付きで紹介します。

テンバガー(10倍株)とは?

テンバガーとは株価が10倍になる銘柄のことを指します。日本市場でも、もちろんテンバガーを探すことは可能です。しかし、アメリカ市場の方が成長率が高いため、テンバガーに出会う可能性が高いのではと考えています。

下表は日経平均(下記グラフ赤)とダウ平均株価(下記グラフ青)を比べたものですが、約30年前の水準を日経平均はやっと更新できたということが分かります。一方、ダウ平均株価は約10倍となっていて右肩上がりです。もちろんリーマンショック等で大幅に下落した期間はありますが、長い目で見れば回復して上昇し続けていることが分かります。市場全体として、日本よりも米国市場の方が成長性が高く、投資する価値も大きいと考えられます。

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テンバガー(10倍株)候補の見つけ方

1.上場して3年以内の銘柄を対象とする。
時価総額がすでに大きくなってしまっている成熟した企業の株価は、いかに良い商品やサービスを発表したとしても、そこから得られる利益で株価を10倍へ押し上げることは困難です。急成長が起こりやすいのは上場してから3年と言われています。時価総額が比較的小さいうちに革新的なサービスを生み出せれば、株価へダイレクトに反映される可能性が高いと言えます。

2.EPSが2期連続で25%以上
EPSとは、「Earnings Per Share」の略で、「1株当たりの利益」という意味です。EPSは、当期純利益を発行済株式総数で割って計算します。株を買うということは、会社の一部を買うことになるので、全体の利益よりも1株当たりの利益が重要です。EPSが単期だけでなく、少なくとも2期以上連続して25%以上上昇していれば、急成長を遂げているシグナルの1つと考えることができます。単期のEPS増加だけでは季節的なものかもしれませんし、本業以外の利益が反映されているだけということも考えられます。前年同期比でも25%以上増加していれば、更にその企業の成長力の信ぴょう性が高まります。

3.売上・営業利益の上昇を伴っている
EPSが急上昇していたとしても、それが一時的なものではないことを確認することが重要です。EPSには本業以外の利益も織り込まれてしまうので、本業が順調なのかを判断することは非常に大切だと考えています。一番簡単な確認方法は、売上・営業利益の上昇を伴っているかを調べることです。本業で利益が上がっていれば、売上・営業利益も上昇しているはずです。EPSの上昇と整合性が取れているかを確認しましょう。

2021年テンバガー(10倍株)発掘データ

EPSの増加や売上・営業利益の増加が重要なのは分かるけど、数多くある銘柄の中から、その条件を満たす銘柄を見つけるのは至難の業です。無料のスクリーニングツールもありますが、4半期ごとでは比較できなかったり、自分なりの設定数値でスクリーニングすることはできないことがほとんどです。そこで、米国市場で3年以内に上場した企業のデータをまとめました。銘柄選定の助けになれば幸いです。四半期毎にデータ更新する予定です。

EPSデータと損益計算書データの2つのエクセルファイルに分かれています。

EPSデータ ※下記から数銘柄のサンプルデータ閲覧できます。

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四半期ごとのEPSデータをまとめています。H列にシンボル(Ticker)、I列に前四半期からEPS変化率、K列に前年同期比のEPS変化率を表示しています。2四半期以上連続でEPSが25%以上増加している、かつ、前年同期比と比べても25%以上増加している有望株は、下図のようにオレンジで網掛けしています。

損益計算書データ ※下記から数銘柄のサンプルデータ閲覧できます。

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AH列にシンボル(Ticker)、AH列に前四半期からの売上変化率、AI列に前四半期からの営業利益変化率を表示しています。個人的には、上のEPSデータで見つけた有望について、売上・営業利益の上昇を伴っているかをチェックしています。

主要な項目だけ表示していますが、それ以外の項目は非表示にしています。各企業によって項目の書き方がそれぞれで統一できないため、似た項目名がありますが、英語の項目名はその企業の損益計算書データそのままです。ご了承ください。

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