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【白血病】2022年3月15日の生存報告

 地固め療法④入院25日目、相変わらず無菌室からも出られず季節はそろそろ春に移り変わっていく様子。
 家族で桜を見に行ければと思うけど、今年は厳しいかもなぁ。

▶今日の映像

▶今日の基礎情報

・体 温:36.8℃ (38.5℃~感染症等の疑いがあるため病院に連絡)
・体 重:67.8kg
→前日から病院食をとめてコンビニ食にした結果すぐに体重が増え始めた。
 食べられない問題は解決できるけど、高カロリー問題が出てくるな。
 無菌室から出られないからウォーキングやらもできないし…

▶抗がん剤等服用メニュー

・採血5本
 ①白 血 球 :0.37(正常値 3.3~8.6)
 ②ヘモグロビン:7.3(正常値 13.7~16.8)
 ③血 小 板 :7.00(正常値 158~348)
→相変わらず底値、白血球値は前回から3倍増、それでも基準下限値の約10分の1、免疫機能を司る好中球は約10倍の220(最低1000ないと無菌室からの外出制限解除はでない)。ヘモグロビン、血小板は先日輸血したにも関わらず減少。頑張れ骨髄。春はあけぼの状態にならずに目を覚まして回復してくれ。

▶抗がん剤による副作用等

・体調:白血球、好中球の増加によってか発熱は減った。
・痺れ:指先にるものの、ここ数日で幾分違和感が薄れた気がする。
・食欲:朝食を除き病院食停止、多少太っても栄養をしっかり取る方針
・出血:右奥歯から出血、血小板が少ないので中々収まらず口内が血の味…

▶今日の雑記

 入院時は1番寒い時期だったためかなり暖かい服装で入院したものの、そろそろ半袖が必要になるほどには暖かくなってきた様子。
 まどの外も黄砂かPM2.5か、はたまた杉花粉かわからないけど薄く霞み、遠くの山には山桜?がちらほら。闘病生活ももうすぐ9か月、さすがに毎回同じ病棟からの景色にも飽きてきたな笑

kindle paperwhite

 入院中に読みたい本が増えてきたので、kindle端末を買ってみた。何から読もうかなと考えた結果、気が付けば読みたいリストにはなかった推理小説をダウンロード。
 久しぶりに自己啓発や参考書などではなく、シンプルな文学作品を読んだ。購入したのは 米澤穂信 先生の 『いまさら翼といわれても』という作品。自分が大学のころから忘れたころに新しい作品が出ては買って読んでいる古典部シリーズとうシリーズもの。当時は『氷菓』というアニメにもなっている。
 久しぶりに飯、風呂、以外の時間ずっと読み続けた。やっぱり読書は楽しい。参考書とかで知識を身につけるのも当然社会人として必要なのだけれど、趣味の読書はこういう作品に没頭するのが最高。
 そしてこれを読み終えた後に入院時に持ってきていた積み本を思い出してkindle君はしばらくお休みして紙の本を読みこんでいる今日この頃。
 またライフハック系の分厚い本を読んでるから、次のkindleで読む本も推理小説とかになりそう笑