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【体験談】サヨナラ毛髪、ヨウコソ頭皮

▶サヨナラは突然に

 この約1週間で頭髪の9割前後が私の頭から卒業しました。今の私の頭はほぼ素肌+ヒョロヒョロとした葦が数束、みたいな状態です。

 私はこの風景を見て、ふと感じました
「彼らにもサヨナラを」

 正直もうこの程度の毛が抜ける度にベッドや床をコロコロ君するのに飽きました笑しかしその前に、私の頭皮を約30年以上守り続けてきた頭髪とのサヨナラの理由をしっかり納得してから送り出したいと思います。

▶抗がん剤治療による脱毛の症状、原因

【症状】 抗がん剤(化学療法)の種類や使用量、治療の組み合わせや患者さんの状況によっても脱毛の程度は異なります。抗がん剤(化学療法)の種類によって、脱毛の症状が出やすいもの、出づらいものがあり、必ずしも脱毛が起きるわけではありません。また、全身に影響を及ぼす抗がん剤(化学療法)は、種類や使用量によっては、全身の体毛が抜ける場合があり、まつ毛や眉毛などにも脱毛が見られることがあります。
【原因】抗がん剤(化学療法)は分裂が活発な細胞に強く影響します。そのため、細胞分裂がとても盛んな毛母細胞(毛をつくるもとになる細胞)は、抗がん剤(化学療法)の影響を受けやすく、毛根がダメージを受けることから脱毛が引き起こされると考えられています。とりわけ、毛母細胞の働きがさかんな髪の毛は、抗がん剤(化学療法)の影響が大きく、脱毛を生じやすい部分といえます。
ファイザーHP【がんを学ぶ】ー脱毛の症状と原因より抜粋

 一般的な男性は約10万本の頭髪があるようで、それが日々抜けては生えてを繰り返す。そう考えると髪を作る細胞ががんばり屋さんなのが伺えますね。その分抗がん剤の影響を受けやすく、早めに副作用が確認されやすいということなんでしょうね。納得。

 ちなみに、私の場合の卒業速度は、頭髪>>ひげ>すね毛>>ほか毛 くらいの減り方ですね。これも個人差があるんですかね?

▶地元でのサヨナラ式は諦めます…

 以前の記事に書いた「最後は馴染みの店で華々しくやってやる!」は実現できなくなっちゃいました…密かに僕がツンツルテンになるのを楽しみにしていてた人達、ごめんなさい。

 幸運なことに、私が入院している病院は無菌室まで出張でカットに来てくれるようですので、そちらにお願いしようかなと思っています。

▶ヨウコソ頭皮、さてどうしよう?

 ここからはこれからゆっくり考えていくのですが、『坊主』なのか『スキンヘッド』なのか、非常に悩んでます。

 抗がん剤治療中も少し生えては抜けて、を繰り返すらしいので、坊主レベルの長さだと枕に刺さったりして邪魔そうな気がするんですよね。
 かと言ってスキンヘッドは自分で手入れできるかやや不安ですし…

 ということで馴染みの散髪屋さんに相談したら、「大概の人が自分で剃ってるね」とのことでした。ひげそりの延長線上の感覚みたいです。
 というかそこは商売っ気出して「うちの店でできるよ」とか言っても良かったのでは…笑いつもお世話になっている気のいい散髪屋のお兄さんです。 

 話は少しそれますが、こちらの馴染みの散髪屋さん、社会人になってからずっとお世話になっていますが、結婚式の前撮りからキャンプ場でやった結婚パーティなど、私の人生のライフイベントで必ず髪をやってくれてます。
 頻度は下がるかもですが、これからも遊びに行かせてくださいね。

▶そうこうしている間に…進化完了!

 たった15分でカット終了笑スキンヘッドまではできなかったので、0.8mmの長さでバリカンカットです!そして以外に自分の頭がきれいな形だったことに驚きました笑

 やはりこの話になるとついつい文章が弾んでしまいますね。
 今回は1,500文字を約2時間かからず書き上げました。
我ながらハゲ好きか笑

最後までお読みいただきありがとうございました!