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「マニュアルは行間の読み解きが大切だからね」って言われたけど、マニュアルに行間ってあるもんなのかよ?

お久しぶりです! てん・じ・えんど です!

って知ったこっちゃないわな。

こっちの世界では闇属性の人格でやらせてもらってる者だぜ。
さいきんでいうところの闇落ち? ってやつだぜ。

さて、俺のいる会社で「マニュアルの行間が、行間が」って言う行間厨が多いもんだから「なんだよマニュアルの行間って」って思って筆を執ったしだいだぜ。

奇跡的にこのページを訪問していただいたそこのあなた!
よかったら最後まで読んでいってくれるとうれしかったりするぜ?


まず「行間」って何よ? ってことだけど、これは「行間を読む」からきてるわけだ。

行間を読む
文字ではしっかりと表していない、筆者の思いを読み取ることを表す場合に用いる

こういうことな。

そんで「行間が、行間が」ってうるせーやつはこういう使い方をしてたりするんだよな ↓

「マニュアルは行間の読み解きが重要なんだよね」
「そこはマニュアルにあえて書かずに行間にしてるわけ」
「だからマニュアルは行間を意識して読んでほしいんだよね」
「マニュアルの行間がわかってない人が多いんだよね」

なんだよマニュアルの行間って?

そんで、こういうツイートしてみたんだよな ↓
(ヒヨコなのは気にしないでほしいぜ)

そしたらこんな反響をいただいたぜ ↓

とくに最後のユウジンさんのスマートなシニカルツイートにはシニカル属性の俺としては思わずジェラっちまったぜ。
(これ書いてる間にもいろいろ反響をいただいたから興味がわいたらぜひtwitterのほうも見てみてほしいぜ)

まとめるとこんなかんじかな ↓

・行間がまだわからない人でも、それを読むことで業務が遂行できるもの
・誰が見ても、同じ意味で内容がわかるもの
・行間をなくすのがマニュアル
・マニュアルであれば伝えたいことは書いてあるべき
・マニュアルは行間がまだ読めない人のためにあるもの

つまり、マニュアルに行間があったらおかしいだろってことだな。

やっぱり皆さんもそう思うわけだぜ。

行間って「解釈の余地」ってことだから、人によって解釈が違ってくるわけだ。

人によって解釈が違ったらそれってマニュアルなのか? ってことなんだよな。

もっというと、マニュアルの意味わかってます? ってことだ。

まあ、わかってねえからこんなんなってんだろうけどな。

で、その「行間」ってところが全く伝わってなくて、「行間がわかってない人が多い」とか言ってるもんだからホントめでてえやつらだよ行間厨ってのは。

こういう使い方もあったぜ ↓

マニュアルの行間の読み解きを読み手に委ねているのが課題だ

あたま大丈夫かよって心配しちまったぜ?

行間って作者があえて読み手に解釈を委ねるところだろ?
だから読み手が思い思いに感じとるのがいいわけだろ?
正解がないのが行間で、正解がないからいいんだろ?

なんでそれが課題になるんだよ?

もはや、行間の意味わかってます?ってレベルだ。
正解があるなら、マニュアルに書いとけよって話だぜ?

まあ、でもあれだよ。
こういう行間厨になっちまうのもわからなくもないぜ?

学生のときの国語のテストってそういうとこあったもんな。

問い:このときの作者の気持ちを答えよ

知らねえっつうのな。

いまだったらそう言えるけど、学生のころはこれを答えさせられたわけなんだよな。

答えっつっても、これも問題を作ったやつの解釈だろ?
作者の本当の気持ちなんて誰もわからないんだからよ?

そうやって、自由に解釈すべきところに価値観を強制させられてきたわけだ。
行間厨になっちまうのもまあしょうがないことなのかもしれなえな。
ある種哀れだぜ?

あと、こういう使い方もあったな ↓

マニュアルには表わせられない行間を意識しながら判断していく。

もはや『勘』と何が違うのかおしえてほしいぜ?


そもそもマニュアルの意味や行間の使い方を勘違いしてるってのもあるんだけど、行間厨のやつらが言いたいことって「あえて言語化してない行間に答えがある」ってことなんだよな。

やつらは決まって「あえて言語化してない」って言うんだぜ?

まあ、言語化する能力がないだけなんじゃねえかっつうのはとりあえずおいといて
ようは「言語化するのが大変」「言語化するととてつもなく長くなる」そういう内容だってことだぜ。

これ、言いかえると
それだけ業務フローやオペレーションが複雑ってことだと思うんだよな。

つまり、そんな複雑なものをマニュアル化もせずに、「行間」としてたくさんの人に伝えようとしてるってわけだ。
そんで「行間が伝わらないのが課題」とか言ってるんだよな。

まあ、あんまりあたまおかしいとか言っちゃダメだと思うから言わないけど、控えめに言ってもやっぱりあたまおかしいんじゃねえかって思うぜ?

こんなんだからいつまでたっても生産性があがんねえんだよな。
そりゃあ利益率も低くなるぜ?

まあ、伝えたいならちゃんと言語化しましょうってのもあるんだけど、それよりも、そんな言語化もできない複雑なことをやる必要があるのかってことも考えたいと思ったしだいだぜ。

「行間が伝わらないのが課題」って言うことは、その行間の部分ができてねえってことだろ?
んで、そんなこと言ってる余裕があるくらいだから、別にそれが致命的な問題でもなかったりするわけだ。
てことは、行間厨の言う「行間」ってやつは、実はたいした意味がない無駄なこだわりって可能性も十分あるんだよな。
そもそもこだわりって非効率なもんだし。

ちょっと話が変わっちまったけど、今回の結論をまとめてみるぜ ↓

マニュアルの定義は大切
・誰に向けたもので、何を伝えたいものなのか
・一般的には、やり方がわからない人に向けた、これを見ればやり方がわかるというもの
マニュアルに行間を作るのはおかしい
・解釈の余地を持たせるものではない
・内容が誤解される
・意図が正確に伝わらない
・業務に支障が出る
・つまりはビジネス文章としては失格ということ
複雑な業務フローとオペレーションから見直したほうがいい
・そもそもそんな複雑なものは伝わらないと考えたほうがいい
・複雑なものは習得も難しくミスも多くなるからかえって非効率
・本当にそこまで複雑なものが必要なのか考える

こんなかんじかな。

あえて言語化しないことをカッコいいと思ってるやつ、複雑なことをすることで「オレ、頭いいだろ」ってかんじを出してくるやつ、複雑にしてやること増やすことで仕事してる感を出してくるやつ、いろんなのがいるよな。

そんなめでたいやつらにはこの言葉を捧ぐぜ?

バカな奴は単純なことを複雑に考える。
普通の奴は複雑なことを複雑に考える。
賢い奴は複雑なことを単純に考える。

稲盛和夫さんのお言葉だぜ。

もしあんたの会社に「行間が、行間が」とか言ってるやつがいたら、たぶんそいつアホだから気をつけてほしいぜ。

今回はこんなとこかな。
ここまで読んでいただいてありがとうございますだぜ。
何かしら伝わるものがあったら幸いだぜ?

まあ、賛否はあるかもだけど「否」はいらねえぜ。俺メンタル弱いからよ。



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