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宝探しはクズ男のロマン!①

タイトルは、ジェンダー平等に配慮して、「クズ女」でも、「クズ人間」でも構わないが、宝探しにはまるようなクズは男が多いので、このような表記にしたい。
徳川埋蔵金、剣山のソロモンの秘宝、尾瀬の岩塔ヶ原、キャプテン・キッドの財宝、レンヌ・ル・シャトーの秘密、象の墓場、そして川口浩探検隊においてもまた然り。
秘宝!秘境!罠!巻物!謎の古代文明!太古の生物!原住民!邪教!
これらの言葉によって巻き起こされる血湧き肉躍る感覚とでも言おうか。
ま、現実には財産投げ売って探検隊組めないし、そもそも財産無いし、虫には弱いし、草にかぶれるし、心身衰えてるし。
そんなある日、たまたま地元の歴史資料を見ていて、家から10数分歩いたところにある山に、中世、城があったとの記載を見つけた。
その名も「行幸田城」。
「日本城郭大系」という書物にもその名で載っているようだが、行幸田という地名自体、明治天皇が巡幸したという由来だし、城に関する歴史的な資料が何も残ってないというから、存在自体が怪しいのかもしれない。
でもそのあたりが「城山」と呼ばれていて、結構な傾斜地であることから、そびえ立つ天守閣!敵の侵入を拒む深い堀!みたいな規模ではなく、山の砦みたいなものはあったのかも。
などと書いておきながら、これまで名古屋、犬山、大阪、彦根、松本、小田原、忍城、鶴ヶ城等々、名だたる城を訪れながら、外から大きいなぁと眺めるだけで一回も中に入ったことはなく、城に興味がない。
しかし先述の書物の中に、その城郭跡地内に明治時代の御嶽山信仰の石碑があるとか、そこに登るための鎖がかけられている、近くにその信者たちが修行のために打たれた滝があり不動明王像が祀られているというのが気になり、血沸き肉ダンスした次第。

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#行幸田城
#不動明王

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