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農家の息子が、なぜ稲とアガベで学ぶのか?


ごあいさつ

こんにちは、岩崎達也と申します。
京都に住んでいて、株式会社マガザンというコミュニティ型の企画会社を経営しています。

実家は兵庫県三木市にある農家で、日本酒になる山田錦という酒米をつくっています。

今年の秋に実家を継いで、新しい農家のモデルをつくる挑戦を進めています。

実家の山田錦

農家を継ぐと決めてあれやこれや試行錯誤していると、あっという間に6年ほど経ってしまいました。

何をするのか、何を目指すのか、誰とやるのか、今どんな状況なのか。

ぼく個人にしか伝えられないことがたくさん溜まってきてしまったので、ひとつずつ noteでお伝えしていくことにしました。

稲とアガベ

稲とアガベは「クラフト酒」と呼ばれる新ジャンルの酒をつくる醸造所で、秋田県男鹿市にあります。


ICC SAKE AWARD
という酒の日本一を決めるアワードでは初代優勝!未来を切り拓くヴィジョンと実力のある素晴らしい方々です。

2021年、蔵ができた時に家族や友人たちと伺いました。
稲とアガベ、代表の岡住さんたちから学ばねばならないと強烈な衝動を受けたことを今でも覚えています。

稲とアガベの酒たち
新品のタンク
代表の岡住さん。レストランプレオープンの時

稲とアガベで何を学びたいか?

よい山田錦づくりには、よい酒造りを学ばねばならない。そう思って掘り下げていき、学びたいこと、働く動機は大きく4つあります。

  1. 酒造りにとって、よい米とは?

  2. これから農家、農業はどうあるとよいのか?

  3. 酒、酒米が生みだす文化とは?

  4. 岡住さんチームが生みだす酒ムーヴメント。この最前線にただただ飛び込みたい

実は4番目がいちばん大きな動機かもしれません。まず飛び込むことで、必ずなにか活かせるものに出会えると信じています。

稲とアガベのみなさん、どうぞよろしくお願いいたします!

がんばって、書いていく

これからひとつひとつ、お伝えしたいことを書いていきます。

それは不安と自信の無さの現れでもあります。

ともに新しい農の在り方をつくる。そんな心強い方々と出会っていけたら、これほど嬉しいことはありません。

あとがき


京都から空港へ向かうバスの中この文章をしたためていると、
Spotifyが本日のおすすめで Duke Jordanの 『Flight to Denmark』をかけてくれた。

1曲目は『No problem』だ。
すこし気持ちが軽くなった気がした。

AIも酒も、きっとそういうことなんだろうなと思った。

いただいたサポートは、京都のローカルコミュニティへと還元させていただきます。