あなたの復習は間違っているかも!?

こんにちは。布施川天馬です。

これから色々な模試を受けることになると思いますが、まず大事なことは「受けっぱなしにしない」ことです。
模試を受けたら、分からなかった問題について復習しましょう。

では、復習ってどうやるのでしょう?
どこまで復習すれば良いのでしょう?
いつやれば良いのでしょう?

今日はこれらについて考えます。
復習をする上で大事なポイントを一緒に見て行きましょう。

復習の意義

なぜ復習をするのかについて考えましょう。
これは、弱点を補強するためです。

そもそも模試を受けるのは、ただの力試しのためではありません。
これは、その受験体験を通して、自分の弱点を浮き彫りにするために受けるのです。

ですから、模試を受けた後は何があっても復習することが必要です。
もし完璧な点数を取れたのならば良いですが、まずそんなことはないでしょう。

浮き上がっている弱点をそのまま放置することは、本番の試験会場で出た場合に死に直結するミスを招く可能性があります。
1点が生死を分ける状況ですから、これで落としたら悔やんでも悔やみ切れません。

大げさな、と思った人もいるでしょうが、これは事実です。
なぜならば、1度模試の復習をサボる人はずっと模試の復習をサボり続けるからです。

確かに1度の復習をサボったからと言って、その範囲で爆死することはないかもしれません。
でもそれが2回、3回と積み重なったらどうでしょう?

復習すべき範囲も膨大になり、取りこぼしてしまうであろう範囲は非常に多くなります。
また、以前の復習をしていれば取れたであろう問題を落としてしまうことも予想できます。結局困るのは自分なのです。

受験自体、すべて自分が自分のために自分の意思で行うものですから、やりたくないのであれば無理強いはしませんが、本気でやらないのであれば、どうして10代後半の貴重な青春時代を勉強に捧げるのでしょうか。

詰まる所、受験に関しては本気でやるか、全然やらないかの二択で、中途半端にやるという選択肢は一番損をするということです。
そして、それは模試の復習をするかしないかと言ったところに如実に態度として現れてきます。

復習を通して自分の弱点を補強し、負けない戦い方を身につけましょう。

では、どのようにして復習すれば良いでしょうか。

復習の方法

これは特に勘違いが多いであろう英語と数学について書いていきます。

まず、これは全般的に言えるものですが、模試の復習は問題を解けたから終わり!ではありません。
答えを見ながら回答を写し、それを覚えて少し後に自分で回答を再現するなんてことは誰でもできることで、その程度で復習を終えるなんてことはありません。

そもそもなぜ復習をするかといえば、弱点を補強するためであって、その問題を解けるようにするためではないのです。
そういう意味で、問題を解くだけの復習は間違っています。
視野に入れるべきは、その問題の類題です。

ですから、例えば数学の場合は、パターンを覚えましょう。
具体的にシチュエーション、関数の式とか、数字とか、そう言ったものは捨象して、「なぜそういう操作をするのか」ということに絞って覚えるようにしましょう。

この時、どうしてそのような操作が思いついたのか、どこから閃くべきなのかと言ったポイントについてを学ぶようにしましょう。
それが考え方を学ぶというものです。

そして、英語や国語のような文章題の場合は、特に長文の場合は問題なんてどのようにでも用意できますから、出題された文章を完璧に訳せるようにしましょう。

訳すスピードですが、普通の日本語を読んでいるのと同じくらいの速度で読めるようになったら合格としても良いでしょう。
そこまで訳せるようになれば、きっと訳文の意味も理解できるようになっているはずです。

それができないのであれば、きっとそれは英語の問題ではなくて日本語の問題になっているので、まずは解答の訳文を確認して、それを精読しましょう。
意味を取る力が足りていないので、英語とにらめっこしているだけでは一生勉強が進みません。

このように、問題を解いてときっぱなしと言ったような方法を取る人は、きっと受験に負けてしまいます。
模試で何を拾うべきなのかを全く把握していないからです。

このnoteを参考にして、復習マスターを目指しましょう!

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