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インターネット上の広告について

どうも、こんにちは。
今日はインターネット上の広告 (特にWeb広告やアプリ広告) についての私の意見を書いていきます。
私見ばっかりの記事ですのでご容赦ください…
また、一部、企業名とかを伏せずにはっきりと書いてたりします。
これは、モザイク貫通するから、隠しようがない、注意喚起のために具体的に指すなどの理由によるものです。

【超重要】本記事の内容は、下手すると「名誉棄損罪」という結構重い罪に触れるかもしれないですので、ここははっきり書いておきます。

広告主の社会的評価を落とすことを主としたものではありません。

web広告の手段・マーケティングが不快に感じる時があるよねっていう思いを共有したいのです。
また、詐欺広告の紹介をして注意喚起につなげることもしたいのです。

また、この記事は過去に何度も加筆を行っています。なので長いです。


広告についての私見

広告はいろんなところで見ます。TVのCMや、街中の看板、駅や大都市の大看板、チラシやDM、ショッピングセンターなどのブース、web、アプリ上の広告、youtubeなどのSNSで流れる広告、などなど、結構多種多様な媒体で見てます。
特に私が言いたいのは、「web、アプリ上の広告」についてです。
というのも、私はweb、アプリ上の広告はどっちかというと嫌いです。(共感できます?)
この中で嫌いな順をつけるなら、こうかな?
(1位:一番嫌い、最下位:一番嫌いじゃない)

  1. web、アプリ上の広告

  2. youtubeなどのSNSで流れる広告

  3. チラシやDM

  4. ショッピングセンターなどのブース

  5. TVのCM

  6. 街中の看板、駅や大都市の大看板

多くの方はこんな感じの順位じゃないでしょうか。(そうですよね…多分)

嫌いな理由

大半の人は理解していただけるかとは思いますが、ざっと挙げると「気持ち悪いと感じるから」「性的な内容が出てくるから」「執拗に見せられるから」「胡散臭いから」「邪魔に感じるから」「誤解を生むから」「ステマが多いように感じる」ですかね。一つ一つ説明していきます。

気持ち悪いと感じるから

これは体感Yahoo広告によくみられるのですが、健康・美容系で例を挙げると「いちご鼻をきれいに!」「黄ばんだ歯を真っ白に!」「やせ菌がうんぬん、楽なダイエット法」とか、そういう広告です。知恵袋とか見てるとよく見る気がします。もちろん他でもよく見ますが。

Yahooのトップページにたくさんあったやつ。
個人的には、一番下の広告の画像は 集合体恐怖症にとって辛い画像だと思いますね。
耳に大量の文字が書いてます。足つぼの効能部位の図のような感じ

あと、上の5つ広告すべてについて、キャッチコピーが嫌いです。私は特に「絶対やって」とか「簡単すぎ」とか (個人的には) 気持ち悪いと感じますね。(口語表現だから…?)

健康・美容系についてはそもそも私はそこまで興味がありません。無関心ではないですが、自ら得ようと思うジャンルではないです。加えて、そういう系の広告画像に映っているモデルはなんか変な加工がされて違和感があって気持ち悪いと感じます(これは完全に個人的な意見)。

他にも、シミを消すコスメなら、ビフォーの部分を不自然にシミで目立たせたり、ビフォーとアフターの顔の表情が完全一致しているのもありました(1枚の顔画像をコピーして片側を加工してる?)。
あと、NHKとかのお墨付きを目立たせているのもですね。NHKだからといって信用できないのではなく、NHKを盾にしてる感がして嫌なのです。

他、なぜかアニメ調(イラスト)だったり、マネキン(?)とかサンプルみたいなので腹や小腸大腸や大便を表現してたり、ブツブツを目立たせたり、しかもなぜか違和感があってで嫌いになるような画像を使ってます。私は見てて結構不快です。

他ジャンルでいうと、今から数年前のことではありますが、フェルミ研究所のスタイルを模した広告もよく見ましたね。他にも、早口、編集で声の高さ上げてるやつもありますよね。ああいうの嫌でしたねぇ。
ほんと、フェルミ研究所さんがかわいそうです。

性的な内容が出てくるから

こういう系の広告はGoogle広告以外の広告代理店でしょっちゅう見る気がしますね。(AdChoiceだっけ??) 特に男性向けに、女性を性的にデフォルメをしたイラストやCGをよく見ます。

DMM GAMESの対魔忍RPGというゲームの広告

体感では個人サイトでたまに、ニコニコやYahooでたまに、同人サイト(?)、性的なコンテンツが含まれるサイトではほとんどみられるかな。(ぱっと思いついただけ書きました)
こういう系の広告、残念ながら私の性的趣向に合わないものしかなくて、逆に不快に感じます。(でも、上記の美容・健康系よりはマシな方です)
他に書くとすれば、広告主が「DMMゲームズ」か「コーエーテクモ」とかが多いような気がするかな~ってくらいですかね?(vivid armyとか放置少女とか他にもあるが)

あと、上記で紹介したゲームの2次絵じゃなく、別の意味での性的な広告もあります。

動画用の画像素材を探しにイラストACへアクセスしたら出てきた。
女性の後ろを男性がつかんでる。立ちバックってやつ。
当然ながらモザイクなしで現れる。
効果音ラボで効果音を探してた時に出てきたやつ。
当然ながらモザイクなしで現れる。(なんと膣もモザイクなし!!)
これの大きいバージョンの広告もある。
↑の広告と広告主が違うから、こういう系の広告は他にもやってるのかもね

これは少し直接的な内容ですね。18禁サイトじゃないのにこういう広告が出るのはちょっとマズいんじゃないかなぁ…
私は、ゲームの2次絵よりも不快に感じました。個人的には撲滅してほしい広告の上位に挙がっています。(18禁以外でも出るのが評価ポイント)

お子さんと一緒にウェブサイト見るときや公共施設でこれが表示されたら、非常に気まずいですよね。あと、この広告、下手したらわいせつ物頒布等罪とかなるかもですので、自身のためにも、養宝珠は今すぐこの広告を金輪際出さないようにしたほうがいいですよ(強い憤り)。 (罪状については、法律に詳しくないので詳細はしらんけど)

執拗に見せられるから

これは広告主が悪いというよりは広告代理店が悪いのですが、特にweb広告で同じ広告ばっかり見せられるやつです。
Google広告の報告で何度報告してもゾンビのように生き返って見せてくる。たまらなく嫌ですね。10回くらい報告しないといけないんでしょうかねぇ。

過去の行動履歴を追跡して、「あなたへのおすすめ」を探そうとしてるのも嫌です。ここで出てくる「おすすめ」は、「持っている全ての広告情報のうち一番関連してるかもなぁ的な情報を機械的に絞った結果」というのがまあ的確なのかな。
Rakutenで気になる商品を見つけたらRakuten広告を貼っているサイトで関連商品がバーッと出てくる。ストーカー的な感じがして嫌だと思いませんか?サイトに無理矢理割り込んできて今必要のない情報を表示してくる。嫌です。

最近の話で言うと、Temuというショッピングサイトがこれに該当しますかね。中華系の怪しいサイトだという噂をよく聞きます。
2023年後半くらい?から頻繁に見るようになりました。最初はweb広告のバーナーで。次にアプリ広告、Youtube動画、しまいには格付けチェックやオールスター感謝祭などの特番にまで。あれは個人的に衝撃を受けましたね。ついにテレビにも現れちゃったのかよぉ…って。私は最初見たとき、なんか怪しい広告を出してる企業だな~ と思ったんですがね… (朝日とTBS… 別に悪いことじゃないんだがな…)
ちなみに広告の内容については、商品が謎に安すぎたりしてますね。(初回限定で~~と言って、リュックサックが数百円、ドローンを無料であげちゃうやつとか) バーナー広告の場合は、いくつかの商品の画像が並べられて、Temuのロゴが入ってるやつ。

QuoraというQ&Aサイトにアクセスしたときに出現したの4パターン並べた。
謎の商品があったりするやつ。(気になるように、あえてそうしてるのかな。)
いくつかの商品の画像が並べられて、Temuのロゴが入ってるやつ。
パソコンでたまに下から「ニュッ」と出てくてくるタイプのGoogle広告。
ちょっとでも広告表示する時間を長くしようと加減速をしてるやつ。
姑息な感じがして嫌いなタイプの表示方法。(Google広告の仕様です)

個人的には第一印象も第二印象も「怪しい」「詐欺っぽい」で一致です。
TwitterではKyashで高額使用されたなんていうツイートも見ましたし、何か裏があるんだろうなぁっていう気がしますね。しらんけど。

Temuのついでですが、Rakutenの広告もたまに見ますね。謎の商品を何個も並べてあって、楽天のロゴがあって。しかも商品のチョイスが気持ち悪いものがいくつか感じる。顔のマネキン(?)とかもあった気がします。
(もしかしたら商品用に撮った綺麗な画像を大量に並べると心理的に気持ち悪くなったりする現象があるのか?)
ただ、RakutenはTemuとは違って信頼性があるのでマシなんですがね。(個人的な意見です)

たまたま出てきたRakutenの広告。
この広告の場合はたまたま気持ち悪いと思った画像ではなかったです。(マネキンのこと。)
ただ、右下の画像の商品について一言「ゴーカートも売ってるのかい」

TemuとかRakutenとかのように、大量に並べられる奴も好きではありません。例えば、これ。

GMOインターネットグループ株式会社の、お名前.comの広告

すでに挙がっている広告達よりはずいぶんマシですが、同じ画像が11個も並べられると、やっぱり嫌なものです。

超余談な話ですが、私はonamae.comを運営するGMOインターネットグループ株式会社の客ともいえます。(私のドメイン「temiteria.com」を入手したのも、同系列の「GMOデジロック」が運営するValue Domainっていうサービスからです。社名は違えど、似たようなもんでしょ(多分))

いくらお金を払って便宜を図っているからとはいえ、「これはこれ、それはそれ」です。忖度が発生する原因です。しらんけど。

余談

胡散臭いから

これはYoutubeの広告で比較的見る気がするのですが、「陰謀論的な内容(?)」「簡単にお金を稼げますよ系、投資」「英語ペラペラになる」とかが該当します。
陰謀論的な広告の例は、「日本の歴史的な真実」「トランプ氏が選挙でうんぬん」「UFOがなんとかな地域はここだ!的な」みたいな感じだったと思います。実際の広告例を下に出しておきます

Youtubeの広告で流れてきたやつ。
イラン大統領がヘリ墜落で死亡した事件について、これが国際情勢にどう影響を与えるか的な感じ
(ちゃんと聞いてませんでしたごめんなさい)

私がこれを「陰謀論」と指すことに違和感を感じる人がいるかもしれません。ただ、これは「陰謀論」という言葉のイメージが人によって違うことが原因です。(ある人は「胡散臭い」とか「娯楽」と思えば、別の人は「重要な真実」とか「衝撃的な話」とか…)どこでどんな文脈で「陰謀論」という言葉の使用場面を見たかなどによって、人それぞれ異なる「陰謀論」という語彙が発生します。(言語学的な話?になってるけどスマン)
とりあえずこの記事内では、私が挙げた例のような内容を「陰謀論」とさせていただきます。

断り書き

こういう系の広告は、私は否定も肯定もせず「こんな話が存在するのか」程度に受け止めてます。「ネット上にはこのような話題が存在するのだぞ」と教えてくれている感がするので、嘘でもホントでも多少参考になります。ただし、ファクトチェックが非常に大変でほぼ不可能なので、どのような意見であっても中立を保つようにしてます。(といっても、話題が存在することだけを認識して、その話題について特に何も考えないようにしてるだけ。)

簡単にお金を稼げますよ系、投資の広告は、最近ですと「投資UP」だっけ?武田鉄矢さんが出てるアレです。アレをYoutubeでよく見ました。
個人的には(まだファクトチェックができてないんですけど)広告の文言通り稼げるとは思ってません。ちゃんと稼げるかもとは思うのですが、何か裏があるのかなぁと勘繰っちゃいます。
あとは、「何四十代の方限定!借金すれば得になる??」的なことを謳ってるやつ。正直あほくさいと思っちゃいましたね。
借金はトータルで見ると利息の分損してるはずなのに、なぜか儲かる的なことを言ってますし。(ファクトチェックしてないからまだ嘘だと断定できないけど…)
ただ、最近ていうか前からよく耳にする「B型、C型肝炎給付金」「借金の過払い金の話」は、web広告以外にもテレビCMでもよく流れます。サイムナシニとか、10、10、10、ばっかり言ってるやつとか。あれは比較的信頼できますね。(0120の番号を取ってるのと、テレビで断続的に流れてるのとかが根拠)(個人的な意見です!!)

「英語ペラペラになる」系についての広告は、Youtubeでよく見ます。「しゃべりまくりジュニア」とか「いっぱい聞けていっぱい喋れる」とかそういうのじゃなくて、「82歳のおばあちゃんが英語をしゃべりだした理由」とかそういう系です。
これについては半信半疑ですね。語学は、簡単な日常会話程度ならまあ問題なく話せるでしょう。ただ、日本語と英語では言語の根本から異なっているので、短時間でできるのか?という疑問があります。
日本語は「私は午後3時に新宿に買い物に行った」でも「午後3時に私は、新宿で買い物をした」でも「私は新宿で、午後3時に買い物をした」でも通じますが、英語は「I went shopping in Shinjuku at 3pm」以外の順序は大抵だめです。英語は決まった順番で一方向に述べていきます。
一瞬でこれに慣れるのかなぁ?と思ったりします。

邪魔に感じるから

これはみんな誰しもがわかってくれますよね...?
広告面積が大きいミクシィとかも嫌ですし、Google広告を貼ってる一部個人サイトやブログ、スマホアプリとかでよく見る「インタースティシャル広告」とか「ポップアップ広告」という、ページ離脱時やスクロール中などに画面の一部または全部を覆って現れる広告もめちゃ嫌です。

経費精算システムの広告
私は(経理じゃないので)経費精算システムを使う機会がないのでよくわかりません。

個人的には、全部を広告で覆う手法については、テレビやラジオなどの媒体では許せます。Youtubeの動画広告も内容にもよるが許せます。しかし、web広告やアプリ広告では許せません。理由は単純で、広告の質がそんなに高くないというのと、自分でバツボタンを押して消さないといけない手間が加わるからです。極小のバツボタンとか腹立ちますよね。

あと、最近2~3回しか見てませんが、インタースティシャル広告で「今すぐ登録」的なメッセージと「メールアドレス」を入力する欄と「登録」ボタン的なものがセットで表示されるのにも遭いました。

イラストACで画像素材を探してた時に現れた広告。
広告主は、子供のオンラインで習い事ができるサービス(?)だそうです。

「こういう広告から直で登録した人、マジで0人説」実証するんじゃないですかね。
だって、「サイトを見ようと調べる」かつ「見ているサイトにgoogle広告の全面に出る広告を置いてる」かつ「こういう登録を薦める広告が出る」かつ「広告の内容と自分のニーズが一致する」かつ「広告主が信用できる」かつ「自分が、比較検討せず衝動的な人である」かつ「本当に入力して登録を押しちゃう」という、非常に厳しい条件が揃わないといけないですから。(条件は大雑把に書き出したのであれですが、言いたいことはわかるよね…)

他、個人的な話ですが、プログラミング言語の構文とか標準関数とか検索するとよくでてくる、侍エンジニアとかテックアカデミーでもよくあります。解説ページを見てる途中で「今すぐ入会」とかモーダルウィンドウ(背景を黒っぽくして、前面中央に新たな画面出すやつ)出してきます。
プログラミング初心者だった頃はよく見て勉強してましたが、今はこの広告が邪魔だと感じるようになってしまいましたね…

誤解を生むから

いくつかの例を挙げます。1つ目、ほとんどGoogle広告に限った話ですが、ダウンロードページにて「ダウンロード開始」という文字をでかでかと貼ってる広告です。
この画像を見たらよくがか分ります。

引用元:フォントフリー(https://fontfree.me/3088
「配布サイトでダウンロード」という本物のボタンの下に悪質広告。
ダウンロードボタンの誤クリックを狙って押させようとしてる。
モザイク処理をすると内容が伝わらないため、行っていない。

別のフォントにて、配布元のダウンロードページには、こんなのが。

ダウンロードしろ系広告
モザイク処理をすると内容が伝わらないため、行っていない。

これはもう詐欺広告でしょ。違法なんじゃないか!と思ったりしてます。(個人の感想です)
ダウンロード系の広告主は私が覚えている限りですと、NCH Software、WinZIPですね。広告主も酷いですが、こういう広告を停止しないGoogle側も酷いですね。
広告を貼ってる側(画像の場合はフォントフリー)はこういう広告をピンポイント止めることってできないのでしょうか… 私はGoogle広告を使ったことないのでよく知らないので「どの口が言っているんだ」状態ですが…

あと、緑の「スタート」っていうパターンもあります。3段階で「コンテンツにアクセス」とか「アカウントをアクティベート」とかテキトーなことかいて誘導するやつね。

最近TVでも注意喚起を見たことのある広告。
この広告を見た場所はなんとフリーBGMサイト(dova)のダウンロードページ。
はじめて使う人やコンピューターに疎い人を狙った非常に悪質な広告。(google広告のせい)
広告主、右下にちっこく「hissper.com」と書いてます。
クラウドストレージのサービスを行ってるとこだそうです。

また、詐欺に関連した話題も。私はFacebookとかInstagramを使わないのでよく知らないのですが、最近ニュースで詐欺広告を掲載し続けているというものがありましたね。あれはまじで許せませんね。
気になったので、ずっと放ってたインスタのアカウントにログインして広告を探してみました。メディアで取り上げられた前澤社長の投資広告などは見つかりませんでしたが、代わりにこんな広告を見つけました。10個くらいありますが、紹介します。

インスタを漁ってたら出てきた広告。広告主はよくわかりません。
「65歳の若いおじさんは30分で12万円を稼いで、笑って楽しかった」って何やこの文章。
海外の誰かが機械翻訳したんかな??しらんけど。
インスタの広告。広告主不明。
「姉妹は一週間で400万円以上稼いだ。すごいね」
私は「そうですね だから何ですか」と思いました。
「姉妹は一週間で400万円以上稼いだ。すごいね」の動画の続き。
「リスクはまったくありません」
おそらく、「リスクしかありません」の誤りだと思われる。
笑福亭鶴瓶さんの画像を勝手に使ってると思われる広告発見。
もちろん、広告主不明です。
「全日本人が彼の発言にショックを受けた」ショックを受けたのは広告主とその周囲だけなんじゃないですかねぇ。しらんけど。https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/e22da59cbb232fc67a4bf04f6a94805c2f5f217e
インスタの広告。広告主不明(調べるには広告を踏む必要がありそう)
オリエンタルラジオの田中敦彦さんの画像を勝手に使ったと思われる広告。
この人の動画を拝見したわけではありませんが、サムネイルと動画のスクショをつなぎ合わせただけの画像に見えます。

たった2~3分で、↑のような広告を7件発見。(重複や同じパターンなどで一部省略)
さすがに驚いたので、気になって別日にも広告調査をしました。(なので、コンディションが違います。)

インスタの広告。広告主不明(動画の冒頭で、IT系であることだけがわかった)
左上にある「あくまで個人の感想であり、結果を保証するものではありません」が機能してる。
だって、広告主は責任を負いたくないですもの。
ていうか感想って、「○○はすごい」とか、主観的なことやろ。この広告、事実かのように言ってるぞ?? そもそも感想じゃない件。
インスタの広告。広告主不明。
広告内容が上記で示した鶴瓶さんの画像のものと同一だったので、省略。


インスタの広告。広告主不明。
すべての国民に補助金が出るって話。もしかして、あれじゃね?
コロナのときの10万円給付のやつじゃね?? と思ったけど違いそう。
あと、下の「13兆1992億円の緊急経済対策が政府より発表」って文章。
検索して確かめたけど、現金でもらえる系ではなさそうですね。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231110/k10014253791000.html

あと、ひとつ言わせて。「補助金は返済するもんちゃうから。当たり前やん」
今度はFacebookからの広告。当然、広告主不明。
脈略がよくわからない文章。お金が稼げると謳う広告よりは多少マシだが、嫌な広告。
returnoncapitalonlineドットコムって、何?? ググっても出てこないんですが。

別日調査では30件くらい広告を見たのに、酷そうな広告は4件だけだった。
なぜだ。

初日:インスタの場合、2~3分で広告を8件見つけ、まともなのはエン転職のたった1つのみ。あとは ↑ みたいな感じ。
Facebookも同条件で調べましたが、なんと予想に反して8件中1件のみ。日本ではInstagramの方が利用数が多いとGoogle検索で出たので、悪質広告主はInstagramに集まってるのかな?

いろいろ気になったので、別日(平均148万の広告等を調査したとき) にインスタの方をもっと深堀していくと、なぜかIT系、プログラミングスクールの広告の割合が増えました。それを皮切りに他ジャンルの広告も少しでてきて、悪質広告の割合がかなり減りました。なんで?(悪いことじゃないんだがな)

補足説明

んー。私はそもそもSNSに投稿するものなんてそんなにないので消極的ですが、悪質広告がまあまあな割合であることが分かったということで、なおさらFacebook、Instagramの運用に消極的になった感じですかね。

 

最後の方にはなるんですが、サムネイルの画像のような広告の話をします。
「広告を削除します」と書いてて「スタート」とか「ダウンロード」とか書いてる広告。「まずお前が消えろよな」という他感想が浮かんできません。

imgurのトップページを開いたときに出てきた広告。
広告主はAd removerというらしいが、おそらくhttps://adremover.orgのことかな?

こういう系の広告、広告主は「広告を削除するツール」なのに広告を出稿してるのって、なんか変だなぁって思うんですよね。「ほら、ここにあった私の広告が消えたでしょ?」的な成功体験をつくるためなのか…? 不明です。

こういう系のツールは、たまーに変な付属品がついてくるイメージがあるので、入れない方が吉かなと思います。

ステマが多いような気がする

TVやラジオの広告は、ちゃんと審査されているのでステマとかはほぼないと思いますが、インターネット広告はそういう審査が緩いorないので、やりたい放題。
一応言葉の意味を確認。ステマとは、広告だけど、広告であることを隠して自然に誘導させる手法です。
このステマは、私はソフトのダウンロードの誘導でよく見ます。
他にもあると思いますが、ぱっと思いついたのがこれ。

「Aviutl」というワードを例に挙げます。Aviutlとは、無料の動画編集ソフトで、私が普段から使用しているソフトです。私のチャンネル場合、アップしてる動画の9割以上がAviutlで作られた動画です。
Google検索で「Aviutl」と検索すると、トップには本家のサイトが出ます。ただ、2番目に出るのが「Cyberlink」という企業のブログ。こいつがステマです。というのも、Cyberlinkという企業は、有料の動画編集ソフト「PowerDirector」というソフトを販売している会社です。

ステマとなっている文章をかいつまんで要約したものを下に書きます。

「Aviutl」は、ダウンロードやインストールから使えるようになるまでが大変であり、使い方や編集方法も覚える必要があります。しかしPowerDirectorだと、そのような煩わしい設定や使い方を覚えなくても、直感的に動画編集ができ、導入直後からプロ並みの機能が利用できます。「PowerDirector」には無料で試せる体験版もありますので、ぜひ一度試してみてください。

 CyberLink 【初心者ガイド】AviUtl のダウンロード&インストール方法【導入編】https://jp.cyberlink.com/blog/videoeditor/611/aviutl-install

これ読んだら分かると思いますが、これはこれはわかりやすい自社製品推しですね。「広告」と明示してないので、これはもうステマといってもいいと思います。なので、私は少しこの企業が嫌いです。(PowerDirectorという製品自体が悪いと言ってるわけではありません。PowerDirectorを使わせるためにAviutlから乗り換えさせようと優しく誘導してくる手法が嫌いなのです。無知な人を都合のいいように釣っている感じがするのです。)

同様の理由で、Wondershareという企業も少し嫌いです。この企業もCyberlinkと同様、有料の動画編集ソフトを販売しています。「Filmora」という名前のソフト。

さっきのCyberlinkの例と同じことやってます。
文章の内容もほぼ一緒。

ちなみに、CyberlinkがWondershareのFilmoraを紹介するときも自社推ししますし、WondershareもCyberlinkのPowerDirectorを紹介するときも自社推しします。以下にリンク張ってるので、見たらすぐわかります。

見事に相打ちしてますね。

他ジャンルで有名なもので言うと、Microsoft Edgeで「Google Chrome」と検索すると、「おいおい、他社のじゃなくて自社のを使い続けてくれよ」と言わんばかり、引き止めしてきます。ステマとは若干違いますが、まあ似たようなもんでしょ。
ちなみに、私はGoogle ChromeとBraveのダブル使用をしてます。
(Braveには、標準で広告ブロックが搭載されているのが特徴。広告が全く出てこないので快適にはなるが、サイト運営者に広告収入が入らないので、メインブラウザとしては使っていない。)

Microsoftの検索エンジン「Bing」でChromeを検索しても同じようなのが出ますので、見てみてください。

ちなみに、Braveで同じ事試したら、見事に引き止めの文章もブロックされてました。
ちょっと笑っちゃいました。Brave、いい仕事してるぞ。

おまけ

ポイ活での広告

私、昔「point income」とか「point i2i (現:amefri)」でポイントをためてギフト券をゲットするいわゆる「ポイ活」をしてたんですよ。私は主に無料で稼げる系「記事を読んでget」「アンケートに答えてget」「ログインボーナスでget」とかでコツコツ貯めてました。しかし、何度もやってなぜこれでポイントが稼げるのかわかってきました。特に記事を読むだけでポイントゲットの件。

アンケートに答えるとかは、アンケート依頼主から資金を受けているのだろうなぁと思いますが、記事を読むだけでポイントがもらえるって、なんでだと思います? まあ、深く考えなくてもわかると思いますが、「広告」を設置することによって運営側が収益を得られています。しかし、2つの意味でブログやニュースサイトよりも悪質なのです。

一つ目。記事の内容は「入浴」とか「読書」とか、あるテーマについての記事なんですが、私的には中身の品質はあまりよくありません。例えば、「朝読書を1日に30分するだけで今日一日リラックスします」(←私が想像で書いてますので超雑です。勘違いしないように…)みたいな。あんまり根拠とかを出さずに書いてます。
まあ記事がメインじゃないのでいいんですが、肝なのは「だいたい100~150文字ごとに分割されていること」です。ネットニュースの記事を見る人ならわかりますが、ページごとに分割させてますよね。あれ、おそらく広告貼り付け面積を増やすためなんじゃないかなぁと思います。ということは…
さらに、記事の後には記事の内容についてのアンケートも待ってるんですよね。しかもこれで8~10ページくらいあるので、さらにその分だけ広告を置いてます。

二つ目。細かく分割された記事、「次へ」ボタンを連打させないように(広告を見せるために)、アクセスしてから3秒くらい「次へ」ボタンが押せないようになってます。これ自体はまあ問題ないのですが、次が非常に悪質。
「ユーザーが次へボタンを押すタイミング見計らって、次へボタンの位置に広告が来るように強制スクロールすること」ですね。
次へボタンを押そうとした瞬間、勝手に画面が下に動きます。こうして、強引に広告を押させようとします。これ、もう消費者庁に報告できるレベルなのでは??と思います。

2018年とか19年の話なので、今はどうなのかは知りませんが、こういうのもあって私はやめました。

おわりに

どうですか?共感していただけましたか?
私が愚痴を大量に吐き出した記事になってしまいましたが、一つ大事なことだけを述べておきます。

インターネットであれTVであれどんな媒体でも、広告によっていろんな事業が成り立っています。なので、ここで紹介したような広告をみて、極端な思考になって「広告は滅びるべき」とかはあまり思わないでほしいです。
何事も極端な考えは大抵よくありません。

愚痴を書きまくった私が言うべきでないのはわかってますが、これでおわり。

【再掲】【超重要】本記事の内容は、下手すると「名誉棄損罪」という結構重い罪に触れるかもしれないですので、ここははっきり書いておきます。

広告主の社会的評価を落とすことを主としたものではありません。

web広告の手段・マーケティングが不快に感じる時があるよねっていう思いを共有したいのです。

また、詐欺広告の紹介をして注意喚起につなげることもしたいのです。

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