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【良ツイート紹介】素敵な文章を書くには、すてきっぽい文章を書こうとしないことが大切らしい。

エッセイを書くとき。自分は文才や言葉のきらめきがあるわけじゃないのだから、すてきな文章を書こうとしないこと。どちらかといえば真逆で、人にいいづらい本音を丁寧に観察しながら、恥ずかしがらずに書くこと!と、自分に毎度言い聞かせている。すぐに「すてきっぽい文章」を書きたがるので。

マツオカミキさんのツイートより引用

元ライターで現在じぶんジカンというノートブランドを運営しているマツオカミキさんのツイート。

このマツオカミキさんは個人的にずっと好きなライターさんで、文章が柔らかくて心の芯にスッと染み入るような優しさがありながら、でもそこにハッとする気づきも織り交ぜてくる、本当に素敵な文章を書く方なのです。
(一番下にリンク貼るので、是非noteもブログも読んでほしい)

そんな文才や言葉のきらめきに溢れている方が、まさか自分と同じような「すてきっぽい文章」を書きたがる、ことがあるなんて思いもしませんでした。

すてきな文章が生まれるのは結果であり、書こうとすると生まれないのかも。

すてきな文章を書こうとしないこと。どちらかといえば真逆で、人にいいづらい本音を丁寧に観察しながら、恥ずかしがらずに書くこと!

マツオカミキさんのツイートより引用

良いことを書こう、イイネがたくさんつきそうなことを書こう、お金になりそうなことを書こう。文章を書く時に、僕はそんなスケベ心がつい出てきてしまいます。

でも、そういった思いすらもちゃんと見つめて、その上で人にいいづらい本音を丁寧に観察しながら、恥ずかしがらずに書くこと。

それがマツオカさんの、あの素敵な文章に繋がるのかなと思いました。

今読んでいる徳力さんの本にも書かれている『発信ではなくコミュニケーションと考える』にも通ずる気がします。

マツオカさんの書く記事は、一方的な押し付けや語りではなく、対話をしているような、こちらの話も受け止めてくれるような(実際に話はしてないけど)双方向でやり取りしているような印象を受けます。

面白いことをしようとすると面白くなくなる!?即興演劇の不思議

このマツオカミキさんのツイートを見て、大学時代に学んでいた即興演劇について思い出しました。

台本もなくアドリブで演じて物語を作ってお客さんにお見せする即興演劇。

実はあれ。”面白いこと”をしようとすると、うまくいかないことが多いんです。

講師の方に注意されて「なるほど」と思ったのですが、皆が思う”面白いこと”って似通っていて、どこかで見たような退屈なものになってしまいがち。
だから、見ているお客さんは離れていってしまうんです。

じゃあ、どうすればいいのか?

その答えのひとつとして「自分の当たり前、日常から始める」というのがありました。

自分が当たり前と思っていることも、他人からしたら当たり前じゃないから、興味を持ってみてもらえるのだそうです。



「っぽい」にとらわれると、自身の内側の深いところから出たものではなく、自分の上っ面だったり、あるいは外から持ってきたもので取り繕ってしまうのかもしれないですね。

だから、マツオカミキさんの書いているように、

人にいいづらい本音を丁寧に観察しながら、恥ずかしがらずに書くこと!

が必要なんだろうなぁとそんな事を思いました


まず、すてきっぽいことを書こうとすることをやめてみよう。


\マツオカミキさんのブログ・ツイッターはこちら/

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