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【ネタバレ有り】ふたつの愛の行方は。 「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」 感想文

こんにちは!TEMI です!
今回は、

「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」

のレビューを書いていきたいと思います!

かの有名なハリー・ポッターシリーズと世界観を同じくした、大人気シリーズの3作目です。
ハリポタよりも前の時代のお話なので、ハリポタではおじいさんだったダンブルドア校長の過去が明かされます。

この映画を観たのは少し前なので、うろ覚えの箇所があるかもしれませんがご了承ください。
あと私はパンフレットやインタビュー等も読んでおりませんので、映画のみの感想となります。知識不足と感じられましたらすみません。
また、ファンタビシリーズ、そしてハリーポッターシリーズのネタバレを含みますので、ご注意ください。



※ここからネタバレ有り
(ファンタビ、ハリポタシリーズ含む)


本編のレビューの前に。

前提として、私はハリーポッターシリーズは本も映画も全て観ています。
そしてもちろん、ファンタビ1・2も観ました。
なので、最初に主張させてください。

私はジェイコブとクイニーのカップルが大好きです!!!

オタク用語でいうところの、推しカプというやつです。
この二人が本当に大好きなので、まず前作までのその二人について語らせてください。
長くなるかもしれません。すみません(笑)
あとここでは魔法使いではない人のことを「マグル」で統一したいと思います。
1ではノーマジだったけど、ややこしいし、3ではマグルになってたので。
「3のレビューだけ見たいよ!」って方はスクロールお願いします。なるべくわかりやすいようにしますので。目次でも飛べるようになってるかな?


前作までのジェイコブとクイニーについて

では参ります。
ファンタビ1で二人は出逢います。
クイニーが本当に可愛くて、笑顔はキラキラしているし、金の髪もとても綺麗。(あと吹き替え版で見たのですが遠藤綾さんの声もとても合っていてチャーミングで素敵でした)
ジェイコブと同じく、私も一目惚れでした。
もちろんジェイコブも好きです。陽気で優しくて、あいつはとても良いやつだ……
二人は仲を深めていき、ちょっと可愛い表現になってしまいますが両想いになります。
しかしジェイコブは魔法使いではなくマグルです。
魔法について知ってしまった彼は、1の最後で忘却の魔法「オブリビエイト」をかけられます。
雨の中、オブリビエイトを受ける彼にクイニーは思わず駆け寄り、そっとキスをします。
このシーンがもう切なくて苦しくて寂しくて、大好きなのです。
もちろんニュートとジェイコブの友情も好きなのでそっちも忘れちゃうのは寂しいのですが、
クイニーのことを忘れてしまうのかと、そして忘れて欲しくないクイニーの控えめなキスがいじらしくて、切なくてもう涙が出ます。

その後無事、夢だったパン屋を開くジェイコブですが、そこには何故かオブリビエイトされて忘れたはずの魔法生物を模したパンが並んでいます。
そしてお客さんとして会いに来ちゃうクイニー。
そんな感じで1の二人のシーンは終わります。

そして2。こいつがとんでもなかった。
なんだかんだで復縁した二人ですが、当時は魔法使いとマグルは交わってはならないものだったようです。
なので二人の関係は認められません。何も知らないマグル側はともかく魔法使い側からは絶対NGな様子。
クイニーはそれに反発。既成事実まで作ってしまおうかみたいな勢いをジェイコブに咎められます。
ここの言い争いのシーンがまた切なくて苦しくて。
お互い愛し合っているのに、認められたいクイニーと、僕らにはどうしようもないことなんだよというジェイコブ。
暴走するクイニーを見て、ジェイコブが「狂ってる(英語ではなんだったんだろう)」と思ってしまったことで、クイニーはその場を去ってしまいます。

その後ティナのいるパリに来たクイニーですが、ティナには会えず、異国の地で独り、心細い思いをします。
そんな中、同じくクイニーを追いかけるためパリに来たジェイコブの姿を見つけます。
必死に追いかけるクイニーですが、追いつくことはできず。
雨の中、流れてくるたくさんの心の声。ここは異国の地なので、言葉もわからず。姉にも会えず、恋人に追いつくこともできず。
クイニーは耳を塞ぎ、雨の中座り込んでしまいます。
こんなに心細くて苦しいことある!?
クイニーに共感して、このシーンは本当に観ていてツラい。
そしてそこに目をつけたのが、グリンデルバルドの側近みたいなお姉さん。
その後グリンデルバルドの言葉を受け、クイニーはそこに一縷の望みを見てしまいます。
心の声が聞こえるクイニーだけど、グリンデルバルド級のやべえやつなら「嘘は言ってない」みたいにできるんだろうか……

そしてラスト。
クイニーはグリンデルバルドについていくと決心してしまいます。
青い炎に受け入れられてしまうくらい、強く。
ジェイコブはまた思います。「狂ってる」と。
私はもうこのシーンからエンドロール流れている間も苦しすぎて放心状態でした。
映画が終わっても立ち上がれないくらいショックでした。
クイニー、どうしてそっちに行ってしまうの。
愛ゆえに。わかります。わかるからツラい。
でも絶対そいつクイニーの望む未来作らないよ?
グリンデルバルドの人心掌握術、恐るべしといったところでしょうか……

ちなみに、私はナギニとクリーデンスの二人も好きだったので、このシーンはナギニもツラかった。
リタも好きだからツラかった。
2の終盤は苦しすぎる……
早く3を公開してくれ。救ってくれ。心からそう思いました。

さて、案の定ちょっと長くなりましたが、前作までのジェイコブとクイニー語りはここまでです。
ここからが本番ですね!w


改めまして、ファンタビ3のレビュー開始です。


何故飛ばした。(読んでくださった方ありがとう)

さて、本編のレビューをしていくのですが、結局ジェイコブとクイニー語りになります。
あ、待ってください!理由があります!!

今作において、主人公は誰かというと、おそらくダンブルドア、そしてジェイコブです。
ニュートでは無さそう(笑)
スタッフロール的にもジュード・ロウでしたね。表題でもあるし。

私が思うに、今作のキーは「ふたつの愛」だったのでないかと。
ダンブルドアとグリンデルバルド、そしてジェイコブとクイニー。この2組です。

ダンブルドアとグリンデルバルドに関しては、友情かと思いきや完全に恋愛関係として描かれていましたね。
ダンブルドアも「恋に落ちた」と言っていましたし。英語でも"fell in love"だったんじゃないかな。(吹き替え版で観た人)
私は前作まで、あの血の誓いのペンダントを冗談半分で「ズッ友の証」と呼んでいたのですが、ついに愛とバレてしまいましたね……
一応私はハリポタシリーズを全部見ているので、小説本編だったのかインタビューだったのかは定かではありませんが、ダンブルドアがゲイ(バイ?)であることは知っていました。
なのでズッ友の証も友達ではないのだろうとは思っていました。(が、一緒に観に行った人がハリポタは映画しか見てない人だったのでそんな表現をしていました)

しかし、ダンブルドアはグリンデルバルドと敵対関係となります。
ですが、血の誓いで互いに闘いあうことはできません。
ペンダントを壊せば闘えますが、血の誓いはそんなに簡単に壊せるものではありません。
そしてダンブルドア自身も、まだグリンデルバルドのことを想い続けているような感じ。
なのでニュート達に頼んで、グリンデルバルドを止めてくれるよう指示します。

そこにはジェイコブも招集されました。
ユーラリー先生の勧誘シーン、良かったですね。
困っている人を放っておけないジェイコブの良いところを上手くついた勧誘で、ユーラリー先生のお茶目な感じも見られてとても好きです。
クイニーを想ってウェディングケーキを見てしょんぼりするジェイコブに胸が苦しくなったのですが、その後にこのシーンだったのでジェイコブの良いところがわかる良いシーンで嬉しくなりました。
その後ジェイコブと再会できて喜ぶニュートも嬉しそうで可愛かった。仲良し。

一方、グリンデルバルド陣営は選挙戦に立候補しようとしていました。
ちょっと字面が面白く感じてしまうのは私だけでしょうか(笑)
ヴォルデモートと違って、恐怖や力だけではなく権力でも支配しようとしていたのかな。
人心掌握術に長けているようですし、カリスマ性もあるんだろうな。

クイニーが出るシーンは常に胸が苦しかった。
嘘発見器みたいな扱いされてたし……
それでもクリーデンスのカウンセラーみたいな立場でもあったり、クイニーはやっぱり優しいままなんだなと思って、胸が……

今回のもう一人の主人公はジェイコブ、と言いましたが、今作は特に活躍の場が多くて嬉しかった。
ユーラリー先生と行ったパーティーでは、グリンデルバルドとクイニーの姿を見て、「クイニーを返せ!」と大暴れします。(ジェイコブは魔法が使えないのでユーラリー先生がそう見せてただけですがw)
このシーンの前も、ジェイコブと目を合わせようとしないクイニーに胸が苦しかったのですが、この大暴れが豪快で迫力があって、やっぱり好きなシーンです。
その後ホグワーツで「新聞に載ったぞ!」と喜んでるのもジェイコブらしくて可愛かった。

物語終盤、ジェイコブはクイニーとやっと話すことが叶います。
グリンデルバルドの仲間にバレないよう、危険を承知でクイニーはジェイコブに警告しに来ます。
「もうやめて、あなたのことは好きじゃない」と。
しかしジェイコブは「君は嘘をつくのが下手だ」と優しく微笑みます。
二人の愛は変わっていません。
好き!!!

そして麒麟による最終審判の時。
グリンデルバルドの麒麟は買収済み。(言い方)
当然選ばれたのはグリンデルバルドでした。
そして殺人未遂として晒し上げられたジェイコブは、磔の魔法をかけられてしまいます。
死よりも苦しいとされる魔法です。
「もうやめて!」と泣き叫ぶクイニー。私の表情も凄いことになっていたことでしょう。
隙を見て魔法を解いてくれたサントスさん、ありがとう……

一方、ダンブルドアはクリーデンスが弟のアバーフォースの息子だということに気づきます。お前だったのか……
それを受け、グリンデルバルドを裏切り立ち向かっていくクリーデンス。
グリンデルバルドから放たれた死の呪文を阻止したのは、アバーフォース、そしてダンブルドアでした。
そしてその際、血の誓いのペンダントはついに壊れます。
それは、二人の仲違いを示すものとなりました。
ダンブルドアとグリンデルバルドは戦いますが、互いを倒すことはなく、グリンデルバルドは逃げていきます。
「もう誰も愛してくれないぞ」と言いながら。(すみませんうろ覚えなのでこのセリフ意訳です)

改めて麒麟に選ばれたのは、先ほどジェイコブを助けてくれたサントスさん。
私はこのお辞儀は「僕の友達のジェイコブくんを助けてくれてありがとう」だと思っています(笑)
その前にダンブルドアがお辞儀されてましたが、「その人後にセブルスに対して酷い扱いするよ!?」と個人的には少し納得いきませんでした(笑)
偉大なのはわかるけど、ハリポタ後半のダンブルドア、ちょっと苦手なんですよね……
ジュード・ロウのダンブルドアはダンディーで大人の色気があって好きなんですけれども。(あと吹き替えの声優さんが大好きな森川智之さんなのもあるw)

ラストシーンは、ジェイコブとクイニーの結婚式直前。
トーマスさんが二人を認めてくれたのでしょうか。
その様子を遠くから見つめるダンブルドア。
苦難を乗り越え結ばれた二人と、壊れた愛。
「歴史的瞬間だ」と言ったダンブルドアは、一体何を思うのか……

スピーチの緊張と、彼女に会えるからとそわそわするニュート。
最後に少しだったけどティナが出てきて嬉しかった。

そんなわけで、推しカプ結婚により涙ぐんでいたのですが、その後まさかのサプライズ。
エンドロールでラブソングが流れてきたではありませんか!!
もちろん、受け取り方は人次第。わかってる。わかってるけど言わせてくれ。
あの歌はさすがにジェイコブだろう!!!
突然目の前に現れた天使。雨ってワードも入ってる。
結婚式でジェイコブ歌ってたのかな。
もうここでボロ泣きでした。
推しカプついに結ばれた……本当に良かった……

というわけで、大満足で劇場を後にしました。
いやぁーファンタビ良かったー。
ナギニのこととかグリンデルバルドのその後とかわからないけど良い最終回だったー。
とか思っていましたが、ファンタビって五部作の予定らしいですね(笑)
推しカプ結婚したんで完結したつもりになってた(笑)

残念だった点は、ティナとナギニが出なかったこと。
キャストさんが産休を取られていた?ような情報を見たのでそれならば仕方ないかなとは思うのですが、やっぱりティナの活躍とナギニのその後が見たかったなぁ。
クリーデンスは、やっぱり死んじゃったんだろうか。ナギニに会わせてあげてほしかった……
ユーラリー先生の位置は本来はティナだったのかな。
ユーラリー先生のことはとっても好きになったので良かったのですが。
次回作に期待です。ニュートの活躍も(笑)
あとリタのお兄さんの役割は結局何だったんだろうか……
それから、グリンデルバルド。
ジョニー・デップで観てみたかったな。
今回演じられた方はとても落ち着いた気品のある方でしたので、選挙に出ても何の違和感もなくて(笑)

まとめ

ジェイコブとクイニー推しの私としては、苦しいシーンも多かったけど、最後に結ばれたので大満足でした。
ニュートの活躍は少なかったけど、コミカルなシーンでもあったのでそこも良かった。あの兄弟も好きです。
シリアスばかりでは苦しいので、その辺のバランスがとてもよかったと思います。
戦闘シーンもさすがの迫力でした。
結ばれた二人と分たれた二人。対比になっていた、愛の話であったと思いました。
次回作も楽しみです!

それでは、レビューはここまでにしたいと思います。
読んでいただき、ありがとうございました!
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それでは、また!




ここからは自分向け感想文反省会です。
感想文練習中の身ですので、反省会もあります。
レビューとは関係ないので、読まなくても大丈夫です。

うーん、まとめが弱いかな?
タイトルももう少し良い感じにしたかった……
あと本当にほとんどジェイコブとクイニーのことしか書いていないなw
仕方ないです。特に今作はこの2人のハッピーエンドを見るために観に行ったようなものですから。
それくらい前作がツラかったので……
対比だ!と言ってるわりにはダンブルドアとグリンデルバルドの2人についても語れてないw
他にも好きなキャラや好きなシーンもあるのですが、全て書くととんでもないので、このくらいが良いのかなとは思う。
自分向け感想文のわりには読者がいる想定のような書き方をしていますが、読者=自分みたいな、私が私に語ってるイメージなのでまあいいかな。
意外とその方が書きやすいし。
そして実際読んでくださる方はいらっしゃいますしね。
本当にありがとうございます……

今回はこのくらいかな?精進します。
それでは!


追記:名前を間違えていたところを修正しました。申し訳ない……
あとタイトルのファンタスティックとビーストの間に点を入れるようでしたのでそれに倣ってみました。

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