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SDGsなキクラゲパウダー つくる責任つかう責任 生産工程の食品廃棄ゼロへ

国連がSDGsで掲げる17個の目標のうちの12番目「 つくる責任 つかう責任」フードロスの視点からりんりん木耳の生産についてご紹介します。


りんりん木耳の生産について


りんりん木耳は、ハウス栽培で育てられています。ハウスの中に菌床を並べて、徹底した温度・湿度・空気の管理のもと、人の手と目を使って真心こめて生産されています。

江田島市大柿町大君にあるりんりん木耳ハウス


2023年の栽培の様子
大小さまざまな大きさのキクラゲが重なり合っています

この写真のように、キクラゲは重なり合ってできますので、収穫の際に大きいものと小さいものができてしまいます。

大きく形の良いものは、そのままホールタイプとして乾燥させたり、江田島内の取り扱い店で生キクラゲとして販売されたりします。ホールタイプの他には、スライスタイプがあります。こちらは細切り状態にして乾燥させたもので、カット不要で調理できる商品となります。元々、商品として作っていたのはこの2種類でした。

ホールとスライス、どんな形のキクラゲでも商品にできます……と言っても、やはりもっと小さいものは、スライスでも商品として販売するのは難しかったそうです。

キクラゲパウダーなるものがあるみたい

栄養価の高いキクラゲを、大きさや形で商品化できないなんてもったいない!パウダーにしたら簡単に栄養価をプラスできる、サプリメントのような感覚で食べて頂ける!

ということで生まれたのがりんりん木耳パウダーです。

乾燥させた後に粉末機でパウダー状に
りんりん木耳パウダータイプ

食感のないキクラゲなんて?

キクラゲは食感を楽しむもの。なぜパウダーに?という感想も頂きますが、偏食のあるお子さんに悩むお母さんや、食の細くなってきた年配の方の栄養補給に、そして便秘気味だけど野菜嫌いな方に、大変喜ばれています。

石突は取り除いていますが、それ以外の食べられる部分は無駄にしないよう、余すところなく加工され、つくる責任をきちんと果たしているりんりん木耳パウダーなんですよ。


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