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変態さんの変態さんによる変態さんのための

犬知識をどうぞ(笑)!!

変態さん呼ばわりしてすみません。

DOG LOVERSならば一度は聞いたことがある、本を読んだことがあるのでは?アマゾンの著者ページ↓をどうぞご参照されたし。

犬の研究は日進月歩ですね。研究は、一本の論文で完結するものではなくて、追研究や反証論文、別視点からの援護射撃論文など、多くの研究者たちがそれぞれに積み上げていく小さな研究結果が積もり積もって、やっとひとつの謎への正解が見え始める。そういうものなんですね。

この研究の前までにわかっていることは何か?
この研究で何がわかる予定で、実際何がわかったのか?
まだわかっていないことは何か?

その研究がデザインされる前までにわかっていること、これをレビューして整理するだけでも大変な作業です。

そして、そこから新しい謎=問いを立てる。立てられた問いがこれまでの知見に鑑みて妥当なのか?突飛なモノでないのか?などのふるいにかけることもまた一苦労ありそう…。

などなどやっていると研究デザイン決定までにも膨大な時間がかかったりしますね…

そうやって、世に出された研究結果のひとつぶひとつぶを積み上げた先に見えて来るもの。この英知の結晶を私たち犬のかいぬしたちは、大切な宝物として受け取って、自分ちの犬を理解する寄る辺とする。

これが変態さんの変態さんたる正しいあり方といえましょうv(^_^)v

『そうだ。これからも変態さんで行こう!』

あらためて、そう決意しました。

実は最近、うちの犬の「オスワリ」「フセ」「マッテ」などのコマンドにハンドサインをつけ始めたところでした。

というのも、パブロフ11才シニアになってきましたから、いつか耳が聞こえなくなるかも?と。もちろん、耳でなく目が見えなくなることもあるけど。

普通、こういうコマンド練習をするときって初めはハンドサインと号令の両方でやり始めるみたいですね。そして、だんだんとハンドサインをはずして声だけでも従って行動できるように。

パブロフは今は声の号令があればそれに応じることができますが、いつか耳が聞こえなくなったときのためにハンドサインを復活させようと。

そして、それができたとき褒め言葉としての「good!」「いい子!」のサインは私もボーダーコリーのペギーと同じ親指を立てる「いいね!」の形を使っています。

あ、ペギーとパブロフ同じだ!

ちょっと嬉しくなりました。

もともと「いい子!」=「iiko」という音の並びは犬にとってとくに意味はないので、笑顔で「いい子!」と言ったらおやつをあげるという古典的条件づけで「いい子!」の言葉を良いものに仕立て上げますよね?

この条件づけが成立すれば「いい子!」は犬にとっては褒め言葉になっている。パブロフはここまではすでに条件づけできています。なので、今度は親指を立てるハンドサインのあとに「いい子!」と言って(対提示して)そのハンドサインを褒め言葉に仕立てる・・・とこういう段取りです。

ただし、この古典的条件づけでは対提示してもセットになりにくい刺激があるようです。この「ハンドサイン」+「いい子!」の対提示で条件づけがなかなかされないようなら、「ハンドサイン」と「おやつ」を対提示するとよいかしら…。

たぶん、耳の聞こえないペギーの場合はそうやって教えたのかな?あるいは、もともと「いい子」と言う時に、かいぬしさんが笑顔だったらその笑顔も条件づけされていた可能性が…それなら、ハンドサインとかいぬしさんの笑顔の対提示でも、そのハンドサインを褒め言葉に仕立てられるかも?ちょっとロマンチックな話(o^^o)

な~んて、いろんなこと想像しながら『これからもハンドサインがんばろう。』と勇気りんりんになりました。

※古典的条件づけについての本は、私たち素人が気軽にふむふむと読めるものが少ないのですが、まあまあわかりやすいところではこんな本が↓。

アニマルラーニングのほうは絶版になっているようなので、古本が出回るのを待つか、図書館でどうぞ(^_^)/

今日も変態さんの記事なのに読んでくださってありがとう。

またのお越しをお待ち申し上げます♡



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