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アイオライトの果て(短編小説)


 ぼくはねむっているとき、いつでも宇宙にいけます。いちばんはしっこの銀河のはてにもいけます。鉱物みたいにきらきらしているところで、ぼくはすきです。でも、ママはあぶないからいっちゃだめといいます。鉱物は、宝石になるまえのきれいな石で、石じゃないのもあります。パパとママはいっしょにけんきゅうをしています。パパは全もうなので、ぼくがみえません。でも、ぜったいにぼくがわかり、ぼくはうれしいです。このまえ、アイオライトはこうかいのみちしるべだっておしえてもらいました。友だちはぼくのことを宇宙人といいます。宇宙にいけるからでなく、みんなとかたちがちがうからです。ぼくはとくべつだっていいます。でもぼくはみんなのかたちはおなじだけどとくべつとおもいます。ぼくのいた星では(地球にくるまえ)みんなかたちがちがってわかりやすかったので、みんながとくべつとしっています。おとこどおしもけっこんできて子どもも生まれます。地きゅうみたいにかんじょうはあまりないけれどみんな、しやわせです。

 みつ石ひゅうがくんの隠し棚から大発見。五関くんはその作文をみつけたとき、懐かしさでいっぱいになった。しかも、エロ本に挟まっていたものだから興奮は冷めやらぬ。この作文はみつ石ひゅうがくんが小学一年生のときに書いて発表したものだ。大親友の五関くんは今でも鮮明におぼえている。あの凛とした立ち姿、声、腕のない袖口。そう、みつ石ひゅうがくんには腕がない。先天性のものらしい。だから作文はくちを使って書かれてあって、それでも五関くんには今のおれの字より上手いなと感じる。今でもおれのヒーロー、みつ石ひゅうがくん。五関くんにとってはみつ石ひゅうがくんは何者にもかえがたい存在なのだった。
「ばか。なにみてるんだよ」
「エロ本にこんなん挟んでるお前がわるい」
 五関くんはひらひらと作文をみせびらかした。案の定その顔はにやついている。エロ本に対してなのか、それともエロ本のなかの紙切れに対してなのか。まぁ、両方なのだろうけれど、三石彪駕くんにとってはなんだか弱みを握られた気分だ。
「返せよ」
「やだ」
 腕のない三石彪駕くんだから、めっぽう足癖がわるい。そのキック力はクリスティアーノ・ロナウド級。華麗なフォームで五関くんの背中にヒット。手加減はしない主義らしい。
 いてて、と五関くんはうめきながら、作文を三石彪駕くんのもとへと返す。ちから関係は歴然なのに、よくこうやって五関くんは三石彪駕くんにいたずらしてしまうから、たびたび痛い目にあう。それでもふたりは大親友。
「五関」
 三石彪駕くんが五関くんを五関と呼んでも、ふたりの関係は深いものだ。五関くんは自分の名前を呼ばれたくない。女の子みたいな響きがあまり好きではないからだ。だからクラスのみんなも五関と呼ぶし、最近カノジョになったチカちゃんも「五関くん」と呼ぶのだった。高校生になったばかりのふたりは今でもつかず離れず。付き合ってるの? なんてジョーダンをいわれても気にしない。むしろ「そうでーす」なんていってやってもいいけれど、いるのかわからない当事者に遠慮なんかしちゃったりしてうまく反応もかえせない。五関くんは「まぁ、カノジョもできたことだし」と楽観的にとらえている。三石彪駕くんの複雑な気持ちも知らぬまま。
「まじ黒歴史。こんなん捨てるべきだったわ」
 三石彪駕くんは言葉とは裏腹に大事に大事にその作文を抱えている。腕がないから、お腹の上にある。ベッドのわきにふたり並び、おしゃべり体勢。三石彪駕くんの部屋には作文のとおりアイオライトが天井に埋まっている。
「おれは好きだけどね」五関くんはいまいましげに作文をみつめる三石彪駕くんにいうのだった。
「つーか、みんなも彪駕のまねしてたじゃん。おぼえてる?」
「おぼえてるけどさ……」
 みんなみんな、三石彪駕くんのことが好きだった。その思想が好きだった。ぼくはねむっているとき、いつでも宇宙にいけます。いちばんはしっこの銀河のはてにもいけます。鉱物みたいにきらきらしているところで、ぼくはすきです。当時、小学一年生では書けない漢字を書きたがる姿も五関くんは好きだった。先生にお願いして、この字とこの字とこの字! 教えて! ねぇ、教えて! 必死になって作文を完成させようとする三石彪駕くんを、こどもながらにかわいいと思っていた。
「おまえはカリスマだよ。みーんな、夢のなかで宇宙にいってきたーって。いってたじゃん。おれもいってた。宇宙にいくのは簡単だ。夢のなかで作戦会議してるんだよ。みんな、みーんなわかってた。こどものころは」
 三石彪駕くんは黙り込んだ。じと、と五関くんを睨んで、なにかいいたげにくちを半開きにしたけれど、結局、言葉をくれなかった。そんな些細なことが五関くんの胸をきゅっとしめつけた。おもいで話くらい、したっていいじゃないか。五関くんは拗ねて体育座りになった。今では誰も夢や宇宙の話をしない。あたりまえだけれど、五関くんはそれがさみしい。

 ぼくはねむっているとき、いつでも宇宙にいけます。いちばんはしっこの銀河のはてにもいけます。鉱物みたいにきらきらしているところで、ぼくはすきです。
 きっと、誰もが夢のなか、宇宙へいける。五関くんはかくしんをもっていた。こどものころはそれをみんなが知っていた。みつ石ひゅうがくんはその代表だった。みんなと形が違うからっていうのは差別かもしれないけれど、そのからだのおかげでいちはやく気づけたんじゃないかって五関くんは思っていた。
 夢のなかだ。五関くんは今でもわかる。夢を夢だと気づけるひとってどれくらいいるだろう。目がさめてから夢だって気づくんじゃない。夢のなかで夢だとわかるのだ。五関くんは夢のなかで目をつむる。上も下も宇宙だった。正確には上も下もないのだから、宇宙だった。五関くんは宇宙がこわい。だから夢のなかでも目をつむる。なにもみえなくてもここがどこかわかる。アイオライトの果て。みつ石ひゅうがくんちの、部屋の天井に埋まっている、綺麗な石。あの色はなんと形容すればいいのだろう。みつ石ひゅうがくんは、みる角度によって色が変わるんだって得意げにいっていた。ブルー? ヴァイオレット? これが宇宙の色? だとするならば、やっぱり五関くんには脅威に思えた。のみこまれそうな広大さが、五関くんはこわい。
 ふと、右手に触れる手がある。誰かの手の感触。冷たいような、あったかいような、両方を感じる。
「五関」
 三石彪駕くんだ。ちょっと掠れたこの声の感じ、好きだなぁ。五関くんは思う。そして五関くんはうれしい。三石彪駕くんの手に触れられたことが、このうえなくうれしい。ちゃんと、ある。温度がある。あつさもつめたさも。夢のなかならなんだって叶う。それがうれしい。目をつむっていても、ちゃんとわかる。三石彪駕くんが五関くんを大切に想っているんだってこと。
「叶うよ、五関。ちゃんと。あっちでも叶う」
 三石彪駕くんはいう。五関くんの感情をくみとって。あっちでも。三石彪駕くんのいう「あっち」を、五関くんもくみとる。
「叶う?」
「そう」
「おれの願い、ちゃんと叶う?」
「うん」
 夢のなかは自由だけれど、現実はそうあまくない。高校生になってからのふたりは、夢に翻弄されていた。夏休みに入る前の進路指導。ふたりは揃って白紙で進路調査を出したのだった。ふたりまっしろは好きだけど、先生には叱られた。あれほど潔い白はなかなかないだろう。
 ぎゅっと、五関くんの右手を握る手がある。それだけでよかった。心配な宇宙の景色。繋いだ手。こうしていればおちていったりしない。五関くんはきっと安心がほしかった。
「彪駕の願いも、叶う?」
「叶うよ。だから夢のなかで作戦会議してるんじゃないか」
「そうだっけ」
「そうだよ。みんな、みーんなここでは自由に思い描いてる。それが自然に叶う。あっちは行動の星だから、夢を叶えるまでには時間がかかるけど、叶うようになってるんだよ。だから大丈夫」
「あっちにいったら忘れちゃう」
「忘れるくらいがちょうどいいんだよ」
 右手のぬくもりが離れそうになって、五関くんは思わずその手を握り返した。目はあけられなかった。こわいから。でも、腕のある三石彪駕くんもみてみたいと思う。どうしようか悩んでいると、それもくみとって三石彪駕くんはやさしく声を出す。
「目はつむったままでいて。おれのからだ、変だから。あっちの姿より、ますます変だから。五関がいつも目をつむってくれているから、おれは安心できて、五関も安心するんだろう? だからさ、夢のなかではいつも目をつむるんだろう?」
 五関くんは理解できなかった。三石彪駕くんのいうことが、どんな意味をもっているのか。自分にとっては無意識だった行動が、ひとによっては安心になる。じゃあ、逆にもなり得るんだと五関くんはぼんやり思った。それが三石彪駕くんのいいたいことなのかはわからないけど。五関くんはちょっとだけかなしくなった。
「大丈夫だよ、大丈夫」
 ふたつぶんの大丈夫は、祝福だろうか。それとも。
 五関くんは目をあけてみようかと思った。三石彪駕くんがどんな姿をしていても、いい。だけど、びっくりはしちゃうかもしれない。でも、五関くんは愛せる自信がある。彼を、愛せる自信がある。

 今度はあたまに感触がある。もたれている。ああ、きっと肩だ。そう気づくのに時間はかからなかった。三石彪駕くんの不思議な肩の切断部。生まれつきとはいっても、痛々しいな、と五関くんは思う。それを本人にいったことはないけれど。思うことは自由だけど、言葉はえらぶ。本人にとっては、痛々しくなんかないのかもしれないし。五関くんはなかなか夢から抜け出せない。あの手の感触が、やさしく包む。どんな姿をしていても、おれは彼を愛せるのだろうか?
「現実ってどっち?」
「どっちもだよ」
 こたえを知っている声。掠れた声が鼓膜をふるわす。おまえ、寝てた? 起きてたよ。うそだー。嘘ついてどうすんだよ。そんなざれごと。こういうとき、五関くんは三石彪駕くんを信じない。だって夢のなか、繋いだあの手は、確かに三石彪駕くんのものだった。五関くんは確信している。夢のなか。
「おれさ、今でも宇宙にいけるんだよね」
 そんなあたりまえのこたえあわせ。
 三石彪駕くんは、どうこたえるかな。五関くんはわくわくしながら返事をまった。

 夢のなかではなんにだってなれる。ふたりはもう知っている。いいや、きっと全人類が知っているはずなのにそれをほとんどのひとたちが忘れているのだ。夢のなかは宇宙。アイオライト。四次元から五次元へのプロセス。染みついているのはからだか魂か。嗅覚でもって感じとる、そのひとたちは特別という名の普通。あたりまえのこと。かつて三石彪駕くんのいた星では、地球よりもテクノロジーが進んでいた。スピリチュアルは地球のほうが高いようだけど、彼らは困らなかった。感情がないから。うれしい・たのしいもわからない。喜怒哀楽を表現する顔そのものがない者もいるし、目をつむっていてというように恥ずかしい姿をしている者もいた。だけど恥ずかしいという感情すらその星にはない。三石彪駕くんは地球人として生まれ変わったから、あきらかな羞恥を感じるのだった。
 五関くんはたびたび夢をおぼえている。まだ高校生だからかもしれないと五関くんは考える。おとなにもなれず、こどもでもない中途半端な自分を、半人前とうたって夢の続きを自由に描く。思春期といわれるのを思春期のこどもたちは嫌うだろう。しかし自分たちを形容するならば、そうあてはめるしかないのだと五関くんは半ばあきらめる。おれたちは何者なのか。半人前だからこそみることができる夢に、五関くんは感謝する。
 だけど五関くんはおとなの遊びをおぼえた。夢のなか。誰かがからだに触れてくるのだ。ぴたりと肌をあわせると、気持ちいい。相手が誰なのかはわからない。五関くんは宇宙がこわいから目をあけられない。すりつけるからだは柔らかくて、はっきりと女の子だってわかる。じゃあ、チカ? カノジョ。おれのカノジョ! 目をつむっていてもチカをチカだってわかればいいのに。五関くんは思う。胸の谷間が五関くんの胸にくっついて、ゆらしてやればそっちもゆらゆらからだをゆさぶってくる。情熱的なダンスしているみたい。五関くんはもっとぴたりとくっつきたくなる。でも、これ以上は無理なことをわかっているから「せつない」になる。ああ、これが四次元から五次元へのプロセス。きっと起きたら夢精しているだろう。

 三石彪駕くんはこっそり物語を想像していた。小学一年生の作文の世界観はそのままに、宇宙はおおきく膨れあがっていた。誰にも話してきかせたことはない。だって三石彪駕くんもお年頃、思春期を拗らせていたから。思春期のこどもを思春期だっていうのを嫌っているのは他でもない三石彪駕くんだ。
 きらり。主人公は女の子。だけどよく男の子に間違えられる。女の子にモテモテの女の子。三石彪駕くんと同じ高校生。スカートは履かない。スラックスだから余計男の子と間違われる。制服は自由なのに女の子でスラックスはきらりだけ。男子には入学当初からかわれていたけれど、きらりは気にしない。そのうち馴染んできて、男子の恋愛相談なんかに乗ったりして、男とか女とかどうでもよくなったりして、周りもそのうちどっちかなんて気にしなくなっていって、相変わらず女の子にはモテモテだけれどきらりは別に女の子がすきなわけじゃないみたい。かといって男の子に恋ができるかといったらそうでもない。自分が何者なのか決めかねている。周りのみんなはやっぱり好き勝手いうけれど、きらりにとってはどうでもいい。姿かたちは男の子。こころは女の子? でも生物学上は女の子。ちゃんと生理もくる。どっちだっていい。きらりは思うのに、周りのみんなはそうじゃいけない。ちゃんとどっちか決めてもらわないと、恋愛もはじめられない。はじめたいの? こんな自分と? 地球じゃないところからきちゃった。そういうジョーダンいって笑いとばされたいね。みんなはどこからきたの? きらりは自分のことをわたしといえない。ぼくともいえない。おれとも違う。だから寡黙になる。なんて呼ぼう。きらりは。それじゃあぶりっこみたいで嫌だなぁ、なんて贅沢にも思ってしまう。きらりはきらりともいえないし、恋をしない自分のことを誰もわかってくれない。
 だから夢のなか。ぷかぷかと漂う。きらりの宇宙には果てがない。シトリンみたいにキラキラした石のある星でじっと体育座り。待っている。ひとりきりで。誰か来てくれるのを。できればアメジストみたいな子に出会いたいなぁ。思うだけで、自ら行動を起こそうという気にはなれなかった。おとぎ話できいたアイオライトの果てにいってみたいと思ったこともあったけれど、ママは危ないからいっちゃだめといっていたし、アイオライトの果てはとても遠いところにある。きらりのママはパパだった。きらりにはパパとパパがいる。男同士も結婚できる星で、きらりは生まれた。

 五関くんは目をあけた。だけどまだ夢は続いている。アイオライトだ。そう思うとやっぱり宇宙がこわいから、五関くんはすぐさま目を閉じた。誰かが五関くんの上にのしかかっている。まただ。チカちゃんかもしれない。チカちゃんのからだは五関くんよりもちいさいから、そう思う。だけど五関くんはあっちでチカちゃんとからだを重ねたことがないから、自信がない。チカ。呼んでもこたえはないのだった。
「チカね、恐竜がほしい」
 あるときのチカちゃんの声がした。学校帰りのゲームセンター。初デートだった。チカちゃんは数あるU F Oキャッチャーのなかから恐竜のぬいぐるみをほしがった。エリマキトカゲみたいな抹茶色の恐竜。五関くんはかわいいのならもっといっぱいあるのにと思ったけれど、チカちゃんがそれがいいっていうのなら、張り切るしかない。真正面から恐竜をみつめて、百円玉を入れる。全然かわいくない。そう思いながらも五関くんはみごと恐竜のぬいぐるみをとってみせた。五関くんはU F Oキャッチャーが得意だったのだ。
「チカね、五関くんが思うより女の子じゃないよ」
 マトリョーシカみたいな夢を渡る。チカちゃんの声はとてもかわいらしい。五関くんはその声がすきだった。目はくりっとしていて、鼻は少しちいさくて、くちびるはあひるぐち。思うより女の子じゃないっていうチカちゃんの気持ちは、正直五関くんには理解できなかった。どこからどうみても女の子だ。五関くんは首をかしげる。だっておっぱいだっておおきいし、柔らかいし、気持ちいい。
「チカはね、物語なんだよ」
 あなたもわたしも。ずっと声がきこえている。それはほんとうにチカちゃんの声だったろうか。夢のなかはなんにだってなれる宇宙だから、誰かが化けて五関くんにいたずらしようとしているのかもしれない。
 彪駕、なのかもしれない。五関くんは薄々感じていた。夢のなかで重なるこのからだは。ちゃんとおっぱいもおおきくて柔らかいけれど、もしかしたら女の子じゃないのかもしれないと五関くんの直感はいった。
 夢のなかは自由だ。姿かたちを変えて作戦会議。なんにでもなれる宇宙。五関くんも何者かになりたい。強く思う。ふと、またからだとからだが重なりあう。何者かになれた三石彪駕くんと、何者にもなれない五関くんが重なりあう。やっぱり彪駕なんだな。五関くんは呼びかけるけれど、返事はない。ここはアイオライトの果てだから、きっとなんでも吸収してしまう。だから、こんな夢をみるんだろうか。こわいのに気持ちいい、おとなの夢をみるのだろうか。腰のあたりを撫でられるとどうしようもなくむずむずして、胸同士をくっつけるとふわふわ気持ちよくて、明け渡してみたいという気になってしまう。このからだごと。ひとつになってもいいと。ああ、そうやってこどもが生まれるんだな。男同士も結婚できて、こどもも生まれる。このからだを明け渡して、三石彪駕をとりこむ。五関くんの意志は三石彪駕くんと混じりあう。わかる。彪駕の気持ち、こころ。ずっと悩んでいたんだな。ごめんな、気づいてやれなくて。ごめんな。男の子を、押しつけて。女の子はかわいい生きものなんだって、決めつけて。チカにも謝らないといけない。謝って、それからどうするつもりだろう。五関くんは途方にくれる。なにをどう変えればいい? 気づいただけで自分の無力さを呪った。

 アイオライトはこうかいのみちしるべ。
 五関くんは誰かの物語をたどりながら、今日も夢のなかで目をつむる。


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